今月初めに、通訳案内士の二次試験がありました。
通訳案内士は、語学関係で唯一の国家資格で
これがないと観光ガイドとしてお金を頂くことができないのですが
試験は年1回、合格率20%以下という、結構ハードルの高い資格です。
(2016年に法改正が決まり、
2018年以降のどこかで資格なしでもガイドができるようになります)
一次試験が8月で受験言語と日本の歴史・地理・一般常識の筆記試験、
それに合格すれば、12月に二次の口述試験という運びになります。
観光の通訳案内士の試験ですので
やはり口述試験の内容も観光や日本文化に関連する内容になっています。
試験内容は2つあって
1つめは試験官が読む日本語をメモして英語に直す(逐次通訳)、
もう1つは3枚のカードに書いてあるものから1つ選んで2分で説明、
そのあとそれについての質疑応答です。
今年の内容は、例年より若干易しかったかもと言われていますが、たとえば
①逐次通訳例:
カツ丼は、ご飯の上に、タレと卵でとじた豚カツを乗せた丼料理です。
庶民的家庭料理ですが、外食としても人気があります。
一般的なカツ丼は、一旦豚カツを作ってから玉ねぎとタレで軽く煮こんで
とき卵を入れ温かいご飯の上に乗せて食べます。
②説明のテーマ選択肢
<神道、回転寿司、潮干狩り> →この中から1つ選んで2分以内で説明
さて、どう答えましょうか。
豚カツ。英語でどう言いましょう?どんぶり料理は?
神道は結構奥深いですねー。回転寿司、どう説明しましょうか。
通訳案内士の試験を目指す、目指さないは別として
単純にこういうのを英語でどういうか、考えるのって面白いですよね。
おもてなし英会話のクラスでは、まさにこういう内容を扱っています。
そして、ちょっと自慢できるのは
トンカツ、丼、家庭料理、神道、回転寿司
英語でどう説明するか、すべてクラスで取り扱っています。
(潮干狩りはまだだった、やらなくちゃと思ってますが)
S&Sのおもてなし英会話クラスなら、通訳案内士試験合格も夢じゃない!?
大きなこと言うのは得意じゃないですが、でもほんとにそうかも。
試験問題を見ていて、ちょっとまじめにそう思いました(^^)