ようやく秋らしい天候になってきました。今日は特に爽やかで気持ちがいい!
お天気は毎日接するものですから、つい英語でどう表現するか考えてみたくなるのですが
秋晴れを英語で何といいましょうか。
夏よりも澄んだ感じの空気と空を表わしていると思うので
"It's a clear autumn day. "とかがよさそうです。
澄んだ感じをclear で表せますね。
冬晴れもやはり clear な感じ。夏晴れはさすがに sunny summer day にした方がよさそう。
そういえば「春晴れ」っていう言葉はありませんよね。なぜなんだろう。
英語を考えていると、時にこういった日本語の不思議にも出会えて面白いです。
…少し脱線しましたが
あともう1つ使えるのが crisp という言葉。
食べ物で、ポテトチップスのようにぱりぱりした食感を crispy と表現しますが
気候がしゃっきりした感じは crisp、「y」を取った形です。
(crispy でも通じるとは思いますが)
"It's a crisp day!" といえば、「さわやかな日だねぇ」という感じ。
crisp はイメージとしてしゃっきりしたものを表わすので
crisp shirt = 洗いたてでアイロンがピシッとかかっている感じのシャツ
crisp reply = 簡潔明瞭な返答
など、気候以外にも、いろいろなものの表現に使われます。
食べ物だと、crisp wine といえば、後味さっぱりのキレのあるワインな感じですね。
ちなみに、日本でさっぱりした感じの飲み物を
「クリアなテイスト」と表現していることがありますが
clear だと、なんだか無色透明、英語で考えると味がない感じに聞こえる気がします。
これこそ crisp taste の方がいいんじゃないかと思いますが
「クリスプなテイスト」だと、語感がもたもたするからイヤなんだろうなぁ。
秋晴れから crisp に行って、また脱線してしまいましたが
秋晴れの日には、朝窓を開けて It's a crisp day! と言ってみてください。
いつもしつこいですが、英語は口から出した分だけ身につきます。
ちなみに、「秋めいてきた」は" Autumn is in the air." 空気の中にある感じ。
季節の変わり目、いろいろな表現を考えてみるのも面白いですよ。