強い骨づくりには,カルシムとコラーゲン!

いつまでも元気に日常生活を送ることができるように・・・

多くの方が望んでいることだと思います。

その健康な体の土台となるのが、筋肉と骨です。

 

 

筋肉は体を動かしてくれるだけでなく、私たちの体内で熱を発生させて体温を維持してくれます。

冷え性対策のためにも、筋肉をつけ、強化していくことが大切です。

一方、骨にも、ただ体を支えてくれるだけではない、大切な役割があります。

 

私たちの体には、約206個の骨があるといわれています。

大きなものから小さなものまで、単に体を支えるだけではなく、臓器を保護したり、

血球を作ったり、カルシウムを蓄えたり、骨は私たちの体を維持するために様々な働きを担っているのです。

 

そして、骨自身も新陳代謝を繰り返しています。

およそ10年くらいかけて,体全体の骨は新しく入れ替わるのだとか。

古くなった骨は、血液中の「破骨細胞」によってカルシウムが吸収されて,破壊されます。

すると、「骨芽細胞」が新しい骨の形成に向けて活動を始め、コラーゲンなどのタンパク質を作り出して,

それを土台にカルシウムやリンを付着させて骨を作っていくのだそうです。

 

なんとなく「骨にはカルシウム」というイメージは、みなさんお持ちだと思いますが,

私たちの骨のおよそ20%がコラーゲンなのだそうです。

骨はカルシウムによって硬いものになっていきますが,硬いばかりではすぐに折れてしまいます。

 

コラーゲンは,骨を硬いだけでなく弾力性のあるものにするためにとても重要な存在なのです。

 

コラーゲンというと、「肌に良い」とすぐに思い浮かぶ女性も多いかと思いますが、

強い骨作りのためにも、重要な働きをしてくれるものだったのですね。

 

骨密度は、加齢とともに低下していくことは、以前にもこのブログでもご紹介しました。

そして,筋肉と同様に、骨も運動で強化することができます。

とはいえ,最初からの負荷の大きな運動をする必要あありません。

自分の骨と筋肉の状態を考慮して、できる範囲のことから、運動をしていきましょう。

そして、カルシウムやコラーゲンも積極的に摂取して、年齢に負けない、強い骨を作っていきましょう♪