最近,健康をテーマにしたTV番組や雑誌で,「ロコモ」という言葉を目にすることが多く
なりました。
ロコモとは,「ロコモティブシンドローム」という言葉を略したものです。
日本語では「運動器症候群」と訳され,加齢とともに運動器(骨・関節・筋肉など)の
機能が低下し,将来的に要介護になる危険性が高い状態のこといいます。
私たちの体は,男女ともに20~30歳代に骨や筋肉量のピークを迎えます。
以降は,自分の肉体の衰えを防ごうと「意識」していかない限り,どんどん筋力は低下し,
骨ももろくなっていきます。
足腰の筋肉が衰え始めるが,だいたい40歳頃から。
50歳頃からは,性ホルモンと密接に関連している骨量が減少し始めます。
ですので,この頃から,ロコモ予防に取り組めれば理想的とされています。
骨や筋肉の衰えによる様々な症状が,目に見えるかたちで出てくるのは,60歳頃だそうです。
この時が,「ロコモの分岐点」であり,自分の肉体の衰えに対して,「もう遅いから・・・」
と諦めてしまう人と,「今からでも遅くない!」と,意識して体を動かす努力を始める人と
では,その先の生活が大きく変わるとされています。
筋肉は,年齢に関係なく,鍛えればちゃんと強くなります。
関節なども,日々意識して動かしていけば,少しずつ可動域は広がっていきます。
年齢や性別に関係なく,今できることを,少しずつ積み重ねて,元気な体と心を手に入れる。
これがS&S健康ヨガ教室の,目標です☆