会話は文化を反映しているという点について、もう少し。
教材はすべて毎回オリジナルで作成しているのですが
会話文を作る際、盛り込むよう心掛けているのが
日本とは違う文化があるのをご紹介できる例文にすることです。
例えば、アメリカや南米でスターバックスに行くと、名前を聞かれることがよくあります。
自分の注文が用意された時、日本では「ソイラテぬるめのお客さまー」とか言われますが
あちらはでは、例えば名前をMickeyと名乗ったとしたら、カップに大きく名前を書き
出来上がったら大声で「Mickey!Here you are!!」と呼ばれるしくみ。
でも、名前を呼ばれることを予め知っていないと
「Your name?」という、こんなに簡単な質問が聞こえてこない、そんなもの。
聞こえるためは、聞かれることの予測をしておくのが大きなコツなのですが
日本では考えられない習慣は、予備知識で補っておくと役にたちます。
また、別の角度からのお話しになりますが
ヨーロッパなどのスーパーで果物を買おうとすると、
自分ではかりに乗せて機械を操作し、値段のシールを出してレジに持っていくとか
レストランでは、日本よりよっぽど柔軟に料理の変更してくれるので
付け合わせのフライドポテトにうんざりしてきたら、サラダへの変更をお願いできる とか。
そういう文化の違いを前提にすれば
「このはかりの使い方を教えてもらえませんか?」とか
「付け合わせのポテトをサラダに変えてもらえますか?」など
日本ではあまり言わなさそうな会話文が、海外旅行では使えたりします。
S&Sでは本当に使える会話をご紹介します と申し上げているのは、こういう意味でもあります。
あと、そうやってクラスでご紹介すると、好奇心旺盛な生徒さんが
「次に行った時には、スーパーではかりを使ってみるわ!」と興味を示してくださるのも楽しい。(^^)
そうやって面白がってもらったり、実際に使ってもらえたりして
楽しくやっていくことが、続ける&上達するコツの1つじゃないかと思っています。
コメントをお書きください
Denyse Olsen (木曜日, 02 2月 2017 20:18)
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Miki (火曜日, 07 2月 2017 01:42)
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