話す「勇気」も練習します

私自身、自分のクラスをやりつつ

他のクラスの様子もうかがいにちょこちょこお邪魔しに行きますが

先日、ちょっと久しぶりにお伺いしたクラスで

10か月ほど前にご入会頂いた方をお見かけしました。

「ぜんぜんだめなんです、ほんとにだめなんです」と繰り返してらっしゃって

当初は本当に小さな声で、つっかえつっかえ「読んで」いた方が

前をしっかり向いて、「話して」いらっしゃって、嬉しいびっくり♪

何より、リスニングのコーナーで「こう聞こえる」というのを躊躇なく口に出してくださっていて

以前は答えがあっているかを気にして、いくら促しても発言されなかったのに

本当ににこにこ ^-^ されて、楽しそうで、ちょっと感動しました。

 

他のクラスでも、京都に旅行に行った際、外国人に道を聞かれた生徒さんから、

「前だったら逃げてたけど、ほんとにめちゃくちゃな英語でも

 とにかく伝えようっていう気持ちが先で、いろいろ口から出してわかってもらえたわ!」

と、これも嬉しそうに報告頂いたり。

 

どの英会話教室でも、

「文法なんか気にしないで、とにかく口に出すことが大事」と言われるはずです。

でも日本人ってまじめで、なかなかその勇気がなくて

口に出して練習しようとしないので、結果上達しない という悪循環。

S&Sでは、ゆっくり繰り返し練習ということもありますが

例文の会話を「言いたくなるもの」に工夫したりしてますし

(一生使わなさそうな言い回しや単語を出されても、言いたくならないですよね…)

リズムよく発話すると英語っぽい発音になって、言ってみると楽しく感じて下さるようで

はじめはおそるおそるという感じで練習していた方も

そんなに時間がかからず、たとえ間違ってても発音してみてくださるようになります。

英語で話すことの抵抗感をなくすのが、上達の一番の近道の1つです。

その点では、S&Sの生徒さんたちはとってもいい感じの上達の仕方なのではないかと思います。

 

でも、これにはもう1つ理由があると思ってまして。

S&Sのクラスでは、中高年同士という気軽さも手伝ってか

どのクラスも、楽しくて、間違っても別にいいよねーという雰囲気があるので

少々違っていようが、変なこと言ってるとか思われないという安心感のようなものを感じます。

その点では、そんな雰囲気を作ってくださる生徒さんたちに、いつも感謝感謝なのです。