生徒さんたちのお話でよく耳にするのが、
「自分から尋ねたりするのはどうにかできても
聞かれた時にはわからないと話が続かないから、英語わかりませんって言っちゃう」
…あらあら、もったいない。
生徒の皆さんはもちろんですが、
一般的な日本人の方々は、決して英語が「話せない」わけじゃないです。
クラスに初めて来てくださる方は、教材の基本的な意味が分かる方が大半です。
話せないのではなく、「話慣れてない」だけなんです。
とっさに対応するには、やはり慣れが必要で
ふだん日本語で話している際にも、無意識に会話をつなげていますよね。
英語でもその感覚になることが「話せる」ということなのではないかと思います。
もちろん、その状態になるには時間がかかるのですが
「話せないから」と思っていると、話すことに自信がなくなってますます話すことから遠ざかります。
英語を教える人は皆、間違っていいからどんどん口から出すのが大事と言います。
それは本当に本当。
できないと思う気持ちができる可能性を邪魔するのは、心理学的にも証明されているのですから
まずは「できる!」と思って口から出して、とにかく慣れるのが大事。
外国人に「Excuse me?」と話しかけられたら
海老のようにぴゅん!と後ずさったり、ぶんぶん手を振って遠ざかるのではなく(典型的な光景ですね…)
一言「Yes?=はい?」と無意識に答えられることから始めましょう。
この一言が言える/言えないのが、結構大きな一歩です。
まずはここから。ひとことだけですもん、必ずできます!
You can do it!