クラスがない1週間を利用して、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスにきています。
フライトと乗換の時間を合わせて片道31時間。
日本から地球のほぼ裏側にあるここは、現在真冬です。
今回の目的の1つは、JICAの派遣で来ている友人に会うこと。
どういうわけか4年前にスペイン語をやりたいと言い出して、半年間ほど私がレッスンし
その後スペインに1年半ほど留学。
日本に帰ってきてから1年でまたJICAのプログラムに応募し、現在ブエノスアイレス在住です。
(アルゼンチンはスペイン語です)
彼女のアパートでお世話になりつつ、一緒にこちらの友人たちと会ったりしているのですが
まず思ったことは、スペイン語うまくなったなぁ、と。
3年ほど前、スペインにいた際も遊びに行ったのですが
その際はまだ、言いたいフレーズを探しながら口にしているという感じでした。
でも今回、アルゼンチン人の友人と夕飯を一緒にしたり、買い物に行ったりしている間に聞いた会話は
その感じがかなりなくなっていて、とても自然。
彼女にその話をすると
やはりひんぱんに口にするフレーズは、言いたいと思った内容が出てくるようになったそうで
あ、やっぱりそういうことなんだなと思いました。
文法や単語の暗記ではなく、状況にあったフレーズが、その場で丸ごと口から出てくる。
使える語学の習得は、やはりそういう練習の仕方をするのが近道だし楽しい。
でも、口からでてくるようになるためには
それが必要な状況で出す練習を、何回もすることが大事です。
別に留学しなくても、そういう状況を想像して、その気持ちで言ってみるので十分。
音をなぞるだけではなく、この「状況を想像する」ことがポイントだと思っています。
戻ったら改めてその点を自分に言い聞かせて、クラスに活かさねば。