アルゼンチンからは先週の土曜日に戻ったのですが、その話をもう少し。
今回の旅の目的の1つが、赴任した友人に会うことでしたが
もう1つは、89歳になられる私の以前のスペイン語の先生に会うことでした。
ブエノスアイレスに戻られてもう7年ほど、
失礼ですが、お年がお年だけにいつお会いできなくなるやもしれず
時間があれば伺うようにしていて、とはいえ4年ぶりの訪問です。
(なんせ片道30時間以上ですので、思い立ってすぐ行けるものでもなく💦)
事前にメールでやりとりしているので、元気そうかなとは思っていたのですが
実際お宅にお邪魔してみたら、まぁ本当に元気で一安心。
4年前にご主人が亡くなってからは一人暮らしで
しかも足があまりよくないので、いろいろ不自由はあるようですが
手作りの料理でもてなして頂き、私よりたくさん食べるし
いろいろ話をしていても、昔とまったく変わらない感じでした。
昔からいろいろな方面に興味のある方で
日本にいる際にも、75歳の時に世界一周クルーズにボランティアで乗り込んだりとか
着物のリフォームやらお寿司教室やら、いろいろな習い事をやられてましたが
今回たまたまワールドカップの時期だったこともあって
ごはんを頂きながらサッカー観戦し、アルゼンチンはどうだ日本はどうだと意見交換。
サッカー談義ができる89歳のおばあちゃん、すごすぎます。
変化がない毎日で退屈なの、と言ってはいましたが
新聞を読み、本を読み、ネットでいろいろなことを調べて自分なりの考えを持つ
そういう姿勢は昔からまったく変わっていません。
年を経ても元気でいるための1つは、好奇心を持つということではないかと
この方と接していると本当にそう思います。
こういう風に年を重ねられるといいなぁ。
「また来年来なさいよ」と見送られ、帰国の途につきました。
そうね、また来年。行けるようにがんばります!