大げさなくらいがちょうどいい

今日は知り合いのアルゼンチン人のお引越しのお手伝いに行ってきました。

先日もちょっと触れたのですが、まだ来日したばかりで日本語はほとんどダメ。

よって賃貸契約の通訳やら、電気水道ガスの開設の手配やら

エアコンの購入から取付の依頼など、様々な手続きを代行し

今日はガス台の購入(プロパンの多い地域で、都市ガス用を選ぶのが至難の業)や

ゴミ出しの説明、ホームセンターへの買い出し、100均での便利グッズ探しなどなど

…言葉って生活に本当に必要だなぁ としみじみ。

 

それはそれとして、別れ際に

「本当にありがとう!近々玄関にMiki(私)の銅像を立てるよ!」

と言って帰っていきました。

大げさすぎて笑っちゃいましたけど(^^;

これはスペイン語での会話でしたが

英語をはじめヨーロッパ系の言語では、こうした表現って結構当たり前だったりします。

英語でも、例えば「私本当に幸せ!」なんて言う時、ただ最上級じゃなくて

I'm the happiest person on the planet!!

宇宙で と付けた方がより自然に聞こえます。

「本当に助かりました!」と言いたい時も

You saved my life! =命を救ってくれた というのも普通に使いますね。

 

クラスでも時々こういう表現を紹介しています。

日本語にも大げさな表現はありますが、英語の方がはるかに多いと思います。

こういうフレーズを持っておくと、会話が生き生きしてきますよ。

日本人は控えめが基本ですが、英語で話す時はスイッチを切り換えて

大げさなくらいがちょうどいいと思って、是非使ってみてください。

 

ちなみに「大げさな!」というのは “You’re exaggerating!” 

カタカナで表現すれば「ユォ イグザヂャレイリン!」とうい感じでしょうか。

「ユォ イグ」は低く早く始めて「ザ」にアクセント。

よく出てくるフレーズです。

そういう場面に出会ったら、これも是非言ってみてください。