慣れれば聞こえる

S&Sでは、教室にもよりますが、現在

旅行英会話、日常英会話、おもてなし英会話、Let's Talk!という4種類のクラスをやっています。

(もう一度英会話という入門クラスもあるのですが、現在お休み中:また募集計画してます)

 

先日、別の講師が担当しているおもてなし英会話のクラスにお邪魔した際

リスニングの教材に、カフェで注文するというのを使っていました。

もともと旅行英会話で使うことが多い内容ですが

もちろん、おもてなしのクラスでも使えるフレーズです。

 

S&Sではクラスのレベル分けはしていませんが

おもてなし英会話は、道案内や、日本文化を英語で説明する内容なので

結果的に旅行英会話よりもちょっと話せる・聴ける生徒さんが集まっています。

で、リスニングの題材の音を講師がかけたのですが

生徒さん、どなたも内容がつかめず「うーん?」という雰囲気。

後ろで見ていた私は「おーそうかぁ…」

 

聞こえたフレーズは「For here or to go?」

カフェで「こちらで召し上がりますか?お持ち帰りですか?」という意味です。

教材は自然なスピードなので、「フォヒォルゴゥ?」な感じで聞こえること、

あと何よりも「持ち帰り」は日本で「テイクアウト」と言われているので

英語では「take out」だと思っている方が多いことから、慣れていないと聞こえないのでしょう。

 

ただこれ、旅行英会話のクラスの方は、100%聞こえて理解できます。

なぜなら何度もクラスの教材で出していて、リスニングもやっているから。

「持ち帰りはテイクアウトじゃないですよ」という意味の部分も

「フォーヒアーオアトゥゴゥ じゃないですよー」という音の部分も、繰り返しやっているので。

今でも時々リスニングで出しますが

「なんでこんな簡単なの出すの?」という感じで、すぐ返答が聞こえます。

おもてなしのクラスの方より英語の知識がない方が多くても、です。

 

言えるのも聞こえるのも、一番大事なのは慣れ。

慣れるまで練習すれば、絶対大丈夫。

だから、1日にたくさん練習すればそりゃうまくなりますが、

そんながんばらないで、のんびりやっても少しずつ身についていって

いつのまにか「For here or to go?」がすっと聞こえるようになります。

ゆっくり慣れていきましょう。それがS&Sの基本です。

 

で、きっとそのおもてなしクラスの生徒さんも

次回は「For here or to go?」が聞こえるようになっているんじゃないかな。

here or to のところの発音をくっつけて、何度も練習してくださっていましたから。