先週末は、また友達の友達が来日。
成田空港てお出迎えして、ホテルてのチェックインに同行した時のこと。
ホテルは新宿歌舞伎町のど真ん中、
昔はビジネス客を相手にしていたようですが、今は入ってくる人がほとんど外国人のようでした。
フロントというより、受付に座っていたのは40代くらいの男性で
決してキレイな発音ではありませんが
チェックインに必要な内容は、淀みなく英語で説明していらっしゃいました。
毎日言っている間にもう口が覚えているんですね。
チェックインには早かったので、荷物を預けて出かける準備をしていたのですが
その間に他の観光客がなにやら場所を聞いていて
するとその男性、地図を見せながら
「You, here. And it here.
Turn right, seven eleven, and left, here, 10 minutes, OK?」
…お見事!
文法的には間違いだらけかもしれませんが、通じています。
そのあと何か聞かれた際には、わからなかったようですが
逆に観光客の方が、かなり名詞だけの文章に言い換えて、無事意思疎通されていました。
こういうコミュニケーションが、多分日本のあらゆる場所でなされているんでしょうね。
もちろん、毎日必要だからこそ自然と身についたのでしょうが
ほんとにこれで十分だと思います。
大事なのは伝わること。それには正しくなくていいから、たくさん口に出すこと。
いつもクラスでお伝えしようとしていることを目の当たりにした感じでした。
正しい英語で話すことより、こうやって通じて喜んでもらえた方が、ずっと価値があると思います。
日本のいろいろな場所で、こういう英語でのコミュニケーションが増えていることを身近に感じられたら
自分なりの英語で話すことにもっと抵抗がなくなるのかもしれませんね。