生前整理は英語で?

今月末に引っ越しを予定しておりまして、

これを機会にすっきり暮らすことを決心し

衣類をはじめ様々なものを片づけて、処分すべくせっせと箱詰めしています。

ただ捨てるのはやはり心が痛むので、寄付をすることにしました。

様々なものを受け付けてくれるという団体なので、かたっぱしから詰めていった結果

送付する箱は14個!プラス旅行かばんが4個!!(なんでそんなに持っているのか…)

自分の購買計画性のなさに深く深く反省しつつ、二度と物は増やすまいと誓っております。

 

という話を生徒さんたちにしたところ

皆さん寄付に非常に興味を持って下さり、寄付先の情報を教えてという声が次々に。

「そろそろ終活だから、不用品どうしようかと思っていたのよー」

「断捨離してすっきりしたいけど、やっぱり捨てるのはねぇ」

思うところは同じですね。

「終活」や「断捨離」、どちらも流行りの言葉ですが、さて英語では?

 

「終活」は、「人生の終了活動」の略語(abbreviation)だと思いますが

そのまま英語に訳せば "the activity for the end of your life" というところでしょうかね。

「生前整理」と言い換えてもいいかもしれません。

アメリカでは Swedish Death Cleaning(スウェーデン式生前整理)と認識されているようで

スウェーデン人の方が書いた本が売れて、そう言われているようです。

ちょっと直接的すぎる表現ではありますが…

 

「断捨離」は、ヨガの「断行・捨行・離行」という考え方から作った言葉らしいので

ちゃんと言おうとすれば、仏教の背景的な部分からの説明が必要なのでしょうが

そこまではさすがに大変なので、

英語圏でも流行っている minimalism でもいいんじゃないかなとは思います。

一般的な言葉なら、declutter (ごちゃごちゃした物を無くす)とかでもいいかな。

このつながりで、mess(ぐちゃぐちゃ)とか、tidy up(整頓する)とか

そういう話をすると、また皆さん身につまされて(^^; 覚えやすいようです。

 

ちなみに私が寄付したところはワールドギフトという団体で

衣類だけでなく、食器や文具、おもちゃ、使いかけの化粧品やサニタリー用品、

ペット用品など本当に多くのものを受け付けていらっしゃいます。

捨てかねていた、私の亡き愛猫のトイレまで引き取って頂きました(洗浄&消毒済)。

先方での分別などの手数料込みで送料はかかるのですが

捨てることに比べれば、どこかで誰かのお役に立てると思うだけで心が少し楽かも。

生徒さんのうちのどなたかもご利用されるようです。よろしければサイトを覗いてみてください。

※私が個人的に利用したもので、S&Sとは関係ありません。

https://world--gift.com/