今日は海の日でしたが
残念ながら、少なくとも東京近辺では、およそそんな感じの天気ではありませんでしたね。
梅雨明けは来週末くらいとか。お野菜育つのかなぁ。
海の日は、英語にするならそのまま Marine Day とかで大丈夫だと思いますが
そもそも日本の祝日は、その数の多さと
自然や文化的習慣を背景にしたものが多いのが特徴的だと思います。
海の日は比較的新しいものの
春分&秋分の日、緑の日に山の日、成人や敬老の日など
外国人にはなぜ祝日なのかがわからないものも多いので、説明が結構大変です。
海の日はもともと7/20で、祝日になる前から海の記念日 (anniversary of the ocean)でしたが
1876年、明治天皇が東北地方を初めて汽船で訪れたのち
無事に横浜港に戻った日だったそうですね。
祝日(national holiday)になったのは1996年、
それが2003年の法改正でハッピーマンデー制度ができ
7月の第3月曜日(every third Monday of July)になりました。
「ハッピーマンデー」も、考えてみれば説明が難しいですね。
月曜日を祝日にして土日とあわせた三連休(3-day weekend)を作り
余暇を楽しんだり(enjoy one's life)経済の活性化を図る(vitalize the economy)のが目的だそうで
現在は海の日の他、成人の日、敬老の日、体育の日がそれにあたると思いますが
これも世界的にはなかなか見当たらない制度です。
そういう法律を作らないと余暇を楽しめないっていうのも結構日本的…
全体をきちんとした英文にするのはなかなか大変ですが
付記したように、ポイントとなる部分の英語での言い方だけでも押さえておくと
他にも応用できて便利かと思います。
何より、そもそも海の日がどういう背景でできたのか
日本の祝日って、世界的に見て何が特徴なのか
そういう点を改めて考えて、英語での説明にチャレンジしてみる。
おもてなし英会話のクラスでは、そういった、普段は当たり前の日本の生活を英語で扱っています。
英語を通じて日本を知るのって、楽しいですよ。