先日クラスで生徒さんに聞かれたのが
「先生、正露丸のマークのラッパって英語ですか?」
むむ?形を思い浮かべると、trunpet という単語が浮かびます。
念のため調べてみると、やはりtrunpet。
でも「ラッパ」って日本語っぽくないし、一体どこから来たんでしょう?
諸説あるようですが、オランダ語のroeperという、メガホンを表す言葉がモトというのもあるそうで
生徒さんのおかげで、また1つ知識が増えました。
日本の歴史を振り返ると、
江戸時代に日本でキリスト教の布教をしていたポルトガルやスペイン人が残していった言葉や
鎖国時代に貿易国だったオランダの言葉が結構残っているんですね。
オランダ語ですと、ランドセル(他の国にない)やオルゴール(music box)、
スコップ(hand spade)、ナップサック(backpack)なんていうのもそうです。
カタカナで表記する外来語は、このように、英語が語源と思い込んでいるものの、
実は違うというものがたくさんあります。
クラスでは時々、こういった外来語もご紹介していますが
皆さん結構面白がってくださるし、印象が大きいのか、結構覚えて下さったりします。
旅行英会話でも、おもてなし英会話でも、用意したテキストをすすめるだけじゃなく
英語というもの、ひいては日本語も含めた言語というものに
興味を深めてもらえるような内容もご紹介していけたら
それもまた、中高年向けの英会話クラスというコンセプトに合っているのではないかな、と思っています。
のんびり、寄り道しながら、でも学ぶことが楽しく思える。
今年もそんなクラスを目指していきたいです。