なんだか4月にしては肌寒い日が多いですね。
家にこもりがちなものの、散歩はなるべくするようにしていまして
そういった外の空気を感じるだけでも気分転換になります。
皆様の気分転換のひとつになればと、週2回ほど動画配信を続けています。
英会話クラス以外の方にも楽しんで頂けることを前提に、簡単な内容を心掛けていますが
今回は動物の鳴き声を英語で?というお題にしてみました。
https://www.youtube.com/channel/UCjEJHKLLLYp8cGjclLik9oA
基本的に、英語では日本語と鳴き声自体の表現が違うものがほとんどです。
文化によって、聞こえ方と表現の仕方がこんなに違うんだ と感心したりしますが
もう1つ、「鳴く」という動詞についても
日本語は擬音語が豊かなためか、「わんわんと鳴く」のように、基本的に「鳴く」で済むのですが
英語はそれぞれの音声によって動詞自体が違い、
大人だと、擬音語ではなくその動詞で表現することが多いと思います。
個別の音は動画で確認頂くとして、扱わなかったものをいくつか挙げてみますと
犬「わんわん」はbowwow 、吠えるという動詞は「bark」は動画で挙げましたが
「キャンキャン」は yelp ィエゥ(p) このまま動詞で使います。
カエルは「ケロケロ」→ ribbit ゥリビッ(t) 動詞はcroak クロォ(k) です。
(t) (k) は、「ト」「ク」ではなく息だけ、なんなら言わないくらいでもOK。
ねずみ「チューチュー」→ squeak スクイィ(k) これは「金切リ声」という意味でもあります。
鳩は「ポッポー」→ coo クゥ これは英語の方が近いかな。動詞でもこのままです。
あと、意外なのがウグイス。
日本ではちょうど今の時期、ずいぶん上手になってきて
うちの近所のちょっとした籔でも、ホーホケキョ!という声が聞こえたりしますが
ウグイスって東アジアにしかおらず、しかもほぼ日本の鳥なんですね。
ウグイス=nightingale ナイチンゲール だと思っていましたが
ナイチンゲールにあたる鳥は、日本語だとサヨナキドリ(小夜啼鳥)というんだそうで
ウグイスを英語で言う時は Japanese nightingale と表現されています。
そうすると「ホーホケキョ」にあたる英語が、ないんです。
じゃあどう言うかというと、鳥が歌うような感じで鳴くのは warble ワァブゥ なので
The japanese nightingale is warbling. で
「うぐいすがホーホケキョと鳴いている」になります。
お散歩された時、ウグイスの声が聞こえてきたら、是非言ってみてください。
動物の鳴き声は、まだまだ他にも違うものがたくさんありますので
ご自分で調べてみてもおもしろいと思いますよ。