週末、山梨県の道志村というところに行ってきました。
以前も少しこのBlogで触れたのですが、
友人が、昆虫で知られる養老孟司先生と協力して
古民家に泊まって森を体験するプログラムを行っています。
私は何度か訪れたことがあるのですが、共通の友人が参加したいというので行った次第。
プログラムでは、昼に集合して森の中を歩き
位置関係を把握したら、思い思いの場所で寝転ぶなりして1時間ほど過ごします。
古民家に戻って夕飯を作って頂いたら、今度は夜の森へ。
真っ暗な中、ガイドに従って、声だけを頼りに昼と同じコースを歩き
またそれぞれ好きな場所でぼーっと過ごします。
天気が良ければ満天の星が見られますが、今回はあいにく曇天、しかもほどなく雨で
時間を短縮して古民家へ戻り、囲炉裏を囲んでおしゃべりしたあと消灯。
翌朝はまた朝の森へ。
昼・夜・朝と、同じ場所でも全く違う雰囲気の森を楽しみ
自分の五感を頼りにいろいろなことを感じることが目的のプログラムです。
主催する友人とは、これを訪日外国人向けのプランに仕立てる計画をしているのですが
この状況で、それが実現するのはしばらく先になりそうです。
ただ、森に入るたび、日本の森は豊かだなぁというのを実感します。
もちろん、山の持ち主の方がきちんと手入れをしてこその豊かさなのですが
木の種類の多さも、遠くに見える山々も、渓流の美しさも
他の国では見られない、本当に希少な風景です。
これを外国人の友人たちに見せたら喜ぶだろうなぁと、いつも思います。
日本人の目線からでは気付かない、当たり前すぎる光景なのですが
こういったものを観光客に見てもらう、そんなプランがもっと増えたらいいですね。
道志村は、中央道・圏央道の相模湖ICから車で30分ほど、神奈川県と山梨県の県境にあります。
温泉もあって、ヤマメや鮎の渓流釣りも楽しめる良いところです。
もしご興味ありましたら、詳細ご案内しますのでお声がけください。
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