先日、月に1回のヴォイストレーニングで川口に向かい
その後横浜方面に用事があって移動したのですが
時間もあるし、京浜東北線でのんびり1時間乗って行こうと思って乗車したところ
上野の手前で人身事故でストップする予定との車内放送が。
それは避けたいということで
幸い都内に勤務していた経験から路線を考え、上野で東海道線に乗り換えました。
ところがその東海道線自体が人身事故の現場だったらしく
蒲田の手前での事故なので、電車は東京駅止まりだとのアナウンスが…
通勤時の記憶をたぐりよせ、横須賀線なら線路が違うはずということに気づき
東京駅で再度に乗り換えてなんとか横浜までたどり着くことができました。
関東に住んでいても、東京圏の電車は本当に複雑で、乗り換えもなかなか大変です。
ましてや外国人観光客には迷路以外の何物でもありません。
電車の駅で悩んでいるような外国人を見かけたら、
勇気を出して "Do you need some help?"と声をかけてあげてほしいと思っています。
※ "May I help you?" の方が良く知られていて、それでももちろんよいのですが
お店の人が話しかけるような雰囲気になるため(外国を旅行の際よく言われますよね)
「お手伝い必要ですか?(必要でなければいいのですが)」
という感じの "Do you need some help?" を、クラスではお勧めしています。
電車のご案内の英会話はパターンが大体決まっています。
「●●線に乗ってください」なら "Take ●● line." 、降りるなら get off
「▲番線ですよ」なら "It's on the track number ▲."
「■■駅で〇〇線に乗り換えて下さい」なら "Change lines at ■■ station to 〇〇 line."
あとは、改札口=ticket gate. 切符売り場=ticket office など
駅や電車に関する用語をいくつか押さえておけば大丈夫です。
とても簡単な英語でご案内できるのですが
言いなれていないと、いざという時に口からでてこなくて落ち込みます。
一人芝居で練習しておけば、頭が真っ白にならずに済みますよ。
そんなこと?と思われるかもしれませんが、案外そういうもんなんです。要は慣れ。
ちなみに、先日のその事故の際にも
一応英語と中国語、韓国語で事故があったので止まっている旨のアナウンスがあったのですが
どれも録音されたもので(当たり前なのでしょうが)
「事故のため止まっています」という内容しか流れていませんでした。
今はほとんど外国人の方もいらっしゃいませんし、まぁいいのですが
日本語話者なら得られる、再開予定時間や振替輸送の案内などがないのは
とても不安なことだと思います。
日本の鉄道は正確ではあるけれども、都心部では事故による遅延も多いことだし
そういう際に外国人観光客に出会ったら、
身振り手振りでもいいので内容を伝えてあげたいものです。
もっとも、そんなシーンに出くわすのも、まだしばらくありそうにないですが💦