勤労感謝の日を英語で

三連休、皆様はどうお過ごしだったでしょうか。

私はちょこちょこした用事やお出かけがあり

結局家の近くでうろうろして終わってしまいましたが

友人と久し振りにビリヤードやダーツで遊んだりして、それなりに楽しみました。

 

さて、本日勤労感謝の日ですから

せっかくなので英語で何と言うのか考えてみましょうか。

日本語の意味としては、その名のとおり

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日なんだそうですが

もともとその年の収穫を神に感謝する、いわゆる新嘗祭の意味があったんだそうです。

つまり労働への感謝と、収穫祭の2つの意味があります。

幸いというか、アメリカでも

9月の第1月曜は労働者たちをねぎらうための「Labor Day」があり

11月の第4木曜日には、収穫祭にあたる「Thanksgiving Day」があります。

なので、アメリカの方には、勤労感謝の日を説明するなら

「Labor Thanksgiving Day」と言えばそれでわかってもらえるはず。

 

ただ、ヨーロッパには Lavor Day の習慣はありません。

あえて言えば、5月1日のメーデーがそれにあたるでしょうか。

(ヨーロッパでは5/1が祝日の国が多いです)

私がなじみ深いカトリックの国々では

労働というものは、休日に人生を楽しむための苦役と考える人が多いので

労働に感謝するという考え方は合わないのかもしれません。

「過労死」という言葉は、いまや結構世界で有名になっていますが

なぜそんなことになるのか、理解できない外国人の友人も多いです。

勤労感謝の日ひとつとってみても

このような文化の違いに気づかされることがありますね。

 

天皇誕生日が変わってしまいましたので

今年の祝日は今日が最後ということになるということに、今気づきました。

だからどうだというものでもありませんが

最後の祝日なら、もうちょっとのんびりすればよかったかしら…

なんとなくもったいなかった気がする、貧乏性の私です。