先週、このBlogで、1日1つでもいいので何度も口にするのが英語上達の手段の1つ、
できれば映画などで、シーンを思いうかべるといいと書きました。
正直、私、本ばかりでなかなか映画に目が向かないタチなのですが
有言実行!というわけで、早速この週末、家で1つビデオを見ました。
とはいえ、私は血を見るのが極端にダメで
いいと言われる映画も、血がでたり、はらはらするシーンがあるだけでもう尻込みしてしまうので
平和な映画しか見られないのが残念なのですが。
見た映画は「マイ・インターン(現題:The Intern)」
2015年に公開された、ロバート・デ・ニーロと、アン・ハサウェイが主人公の作品です。
IT企業に、引退した70歳の設定のロバート・デ・ニーロが就業体験で採用されるのですが
彼がいろいろとオフィスにいいものをもたらしていく物語。
ストーリーも良かったですし
若い人が多いオフィスの設定なので、カジュアルで最近の英語がいくつも出てきます。
クラスでやっている、amazing, awesome などの「すごい!」の表現はもちろん
挨拶ではやはり、How are you? はまったく出てこず
What's up? や How's it going? ばかりでした。
「もちろん」は、ロバート・デ・ニーロが "You bet." とかっこよく言ってましたし
日常英会話のクラスでやったことのある
"Hang in there!"(苦しい状況の中での、はげましの「がんばって!」)は
ロバート・デ・ニーロが、社長役のアン・ハサウェイの直属に配属された際に
周りのメンバーが「あーあ大変…」という感じで声をかけていたセリフです。
また、最近の会話らしいと思ったのは
Instagram, e-mail, FedEx(アメリカの宅配会社の名前)などを動詞として使っているところ。
They're FedExed you. (それらはFedExで宅配されてますよ)という表現がありましたし
あとは、専業主夫のことを "stay-at-home dads" と言うそうですね。
これは、ロバート・デ・ニーロも知らない設定で、若者に教えてもらってました。
比較的わかりやすい単語が多いですし
前述した、挨拶やあいづちだけでも聞き取れると、結構嬉しいんじゃないかと思います。
それを、映画を真似て言ってみれば完璧!
Amazon の配信で見たので、英語字幕は出ず日本語字幕のみでしたが
インターネットで、いろいろな映画の英語字幕を検索できるサイトもあります。
この映画のものも調べてダウンロードし、気になるセリフをチェックしてみました。
私が使ったのはこちら↓ 他にも「movie script」などで検索するといろいろ出てきます。
https://www.scripts.com/
見たあと心が暖かくなる映画でした。お勧めです。
もう1つ、ロバート・デ・ニーロが四苦八苦してFacebookに登録しようとしていた際
アン・ハサウェイが言った言葉をご紹介。
"Better late than never." 「遅かろうが、やらないよりいい」という感じでしょうか。
S&Sに来てくださっている生徒さんたちは、皆さんそのような意識がある気がします。
プリントして、教室に貼ってみようかな。受験生みたいでイヤかしら💦