昨日、またアルゼンチン人の友人宅でホームパーティにお邪魔しました。
仲間の1人がイタリアの大学に研究生としていくことになり
(日本では東大の研究生で、2年半滞在していました)
昨年10月からだった予定が、この状態でリモートになっていましたが
やっと4月に渡航できるメドがたったとのことで、お別れパーティです。
こういう機会ではいつもなのですが
会ったことのない人たちがいて、自己紹介から始まります。
(私の友人たちがそうなのか、これが国際的に普通なのかは不明…)
今回も初めましてのご夫婦がいたのですが
男性は日系2世で見た目は日本人、女性はドイツ系で金髪碧眼。
今度イタリアに行く夫婦は二人ともイタリア系の家族の出身で、いかにもイタリア人の顔。
そして家を提供してくれたのは、男性がスペイン系で女性は日本人の夫婦。
私が昨年3月に、3泊7日の弾丸旅行で結婚式に出席したペアです。
アルゼンチンは移民の国なので、ルーツはいろいろ。
でも皆アルゼンチン人なので、言語はアルゼンチン訛りのスペイン語です。
日本は本当に大和民族がほとんどの国なので
見た目やルーツが「日本人」っぽくない人を普通に扱う免疫がないですよね。
最近は、大阪なおみ選手やダルビッシュ選手など
スポーツ界をはじめとした有名人の中で、そうではない人も増えてきて
以前よりは認識されてきたようにも思いますが
アルゼンチンや、それこそアメリカのように
そもそもが移民国家で、見た目が全く違っても同じ国の人と認識している場所とは
おそらく永遠に感覚が違うのだと思います。
私も、標準的な方よりも幾分外国への免疫があるとはいえ
やはり純粋日本人ですから、「日本人っぽい見た目」という感覚はぬぐい切れません。
でも、いろいろな見た目の同じ国籍の人たちと話をするのは全く違和感がなくて
要は慣れなのねという実感もあります。
日本は「国際化」しなくてはという意見、かなり前からよく聞かれます。
英語を話せるようになるとか、意見を主張できるようになるとか
そういう手段が論じられることが多い気がしますが
こういった日常的な感覚を得ていくこともとても大切なことだと感じます。
その点では、私は恵まれているのかもしれません。
来月に旅立つ夫婦の次のすみかはミラノ。これでミラノにも拠点ができました♪
早く彼らに会いに行く計画を立てたいものです。