オリンピックの開会式で話題になったピクトグラムですが
それにヒントを得てか、英語の前置詞をピクトグラムにしたものが話題になっていました。
英語についての情報発信をしている方が作成したようなのですが
本当によくできていて、学校の教材に使ったらいいのにという反応が多数。
やはり前置詞には、いろいろ苦労されている方が多いんですね。
ご興味あれば、以下外部リンクご参照ください。
https://twitmag.com/article/1419216399239507970
前置詞と呼ばれる、at, in, on などを使うには、やはりイメージで把握するのが一番です。
学校では「on=上に」とか習ってましたが
on はあくまでくっついているイメージなので、机の裏側に、下向きにくっついててもon。
「試着していいですか?」を「 Can I try this on? 」とするのは
自分にくっつけていい?という感じが入っています。
「それ似合ってるね」の「It's good on you.」も同じで、
あなたにくっついていることでいい感じ!という意味ですね。
あと、onには他にも「進行中」の意味もあって
スイッチオン!のon も、回路がつながって電気が進行している感じで使っています。
「火がついてる!」と言う感じの 「on fire!」も同じです。
クラスで時々「in なのか on なのか at なのか、そういうのがわからない」という声を聞きます。
前述のように、それぞれの前置詞の基本イメージを把握しておくと
理解にちょっと役立ったりします。
でも実際使うには、前置詞と一緒にかたまりで覚えてしまう方が早いです。
「似合うはくっついてるからだから on を使う」と考えるより
「似合う= good on you」と、口で覚えてしまうのが一番。
でも、それより私がいつも言っているのは
前置詞なんてどうせ聞こえないところなんだから
なんかごまかして「ん」って言っておけばいいんです。
good on you でも good in you でも、なんなら good ん you でも
ちゃんと前置詞を弱く発音して、英語のリズムを作れば、聞こえ方はほとんど変わりません。
何を使うか考えて迷って、口から出ないくらいだったら
わからない部分は「ん」って言って、にっこりすれば相手が勝手に想像してくれます。
これ、ほんとです。実際私もしょっちゅうこれでしのいでます。
(堂々と言うことじゃないか)
前置詞のイメージをつかむのは大事ですが
あまり文法にとらわれず、伝えたい気持ちを優先してほしいと、いつも思っています。