普段テレビを見ないため、ニュースには結構疎いのですが
それでもアフガニスタンの状況や、ミャンマーの方々の様子などは
ネットや新聞を通じて伝わってきます。
何かできることがないのかしらと思っていたところ
不要になった本を、買い取りではなく寄付できることを知りました。
私はとにかく本が大好きで、ヒマがあれば文字を追っているため
図書館はもとより、古本屋で買っては売るが日常なのですが
(町田教室近くのブックオフは本当に重宝しております)
今まで古本屋さんに売っていた本を、宅配で引き取って査定し
その代金をいろいろな団体などに寄付できる仕組みがあるんだそうです。
現金を送るのも、今はネットとクレジットカードで手軽にできますが
不要になったものがお役にたつのであれば
少しだけではありますが、ニュースで心を痛めるのも軽くなる気がします。
様々な団体が取り組んでいて
横浜では市がブックオフと提携して、福祉協議会などに回収ボックスを設置し
横浜市の障害者支援などの活動に使われているそうですね。知らなかった。
その他にも、ネットをお使いになられるなら
例えば以下のような会社が、本やCD、ゲームなどの寄付を宅配で受け付けてくれます。
ブックオフ
https://www.bookoffonline.co.jp/files/sellfund/
チャリボン
チャリボンは、バリューブックスというネット専門の古本屋さんが運営していて
他にも被災地への移動本屋など、ユニークな取り組みを行っている会社のサイトです。
どちらもいいところは、寄付する団体を自分で決められること。
日本での難民や貧困家庭への支援、殺処分される動物の保護などの団体の他
動物保護のWWFや、国境なき医師団など、世界的な組織も登録されています。
COVID-19の世界的な影響で
WFP(United Nations World Food Programme:国際連合世界食糧計画)の発表では
2020年末に約2億7000万人が深刻な食料不足に陥ったと推定しています。
この数値は、記録的な飢餓の年だった2019年に食料不足とされた1億3500万人の2倍です。
自分や周りの人の健康を守ることはもちろん大切ですが
それにより経済や支援の流れが止まってしまい、困難な状況になっている人が
世界にはこれだけたくさんいることも、頭に入れておかなくてはと思います。
自分にできることは本当に限られていますが
今回たまってきた本は、チャリボンでWFPに寄付する予定です。
本好きであることはもともと幸せなことですが
その価値がまたひとつ、少し上がった感じで嬉しいです。