フィラーワード Filler word という言葉をご存知でしょうか。
会話の際、つなぎに使う言葉のことで
日本語でいえば「えーっと」「あの」「ほら」とかいう感じのものです。
会話のすきまを満たす(fill)ものなので filler 。
こういう言葉は、無意識のうちに出てくるので
クラスで「週末は何をしてましたか?」などとお聞きした際に
「I go … じゃなくてwent to … えと department store … あの、with my daughter…」
と、英語の中に日本語のフィラーが混ざる方が多いです。
英語と日本語のリズムは全く違うので
フィラーといえど、日本語が混ざってしまうと英語に聞こえなくなってしまい、もったいない。
あと、フィラーには
発話する意思があり、話が続いていることを示すという役割もあります。
話しかけられた際、無言だったりすると相手も困りますよね。
何か話したいのだけど、英語が出てこない という際にフィラーでつないだりします。
フィラーワードは短いものが多いので
英語で話していて考える時、とっさにそれが出るようにすると
英語そのものが通じやすくなりますし
「英語で話してる感じ」が出て、しゃべれる風に聞こえるのでおトクです。
先ほどの例でいけば、日本語のフィラーの代わりに
「I go … no, went to … uh, department store … well, with my daughter…」
こうすれば、たどたどしくてもちゃんと英語に聞こえます。
修正する際は「no」、考えている際は「uh(あ を、口をあまり開けずあいまいに発音)」
つなぐ際には「well」や「you know」を入れるといいです。
「you know」は「知ってるでしょ」という文字どおりの意味ではなく
日本語の「ほら」にあたる感じで、私も結構使います。
こういうのは慣れなので、とにかく口から出す回数を多くするのが大事。
今度クラスでつまったら、1つでいいので使ってみてください。
誰かが言ってくれたら、ちょっと感動しちゃうかも。