桜が咲きましたね!
家の近くに桜が見事な用水路があるので
ここ数日は毎日のように歩きながら、桜の状態を確認しています。
どんな状況でも、桜を見ると心から嬉しくなる時、日本人だなぁと思います。
桜を見ながら歩く様子を walk で言ってもよいのですが
英語には「ぶらぶら」「とぼとぼ」「よちよち」などの擬態語がないため
歩く様子ごとに動詞が変わります。
目的もなくぶらぶらと、桜を見ながら歩いている感じだと stroll(スチュロゥ)がぴったり来ますね。
これは walk の代わりに名詞で使って
take a walk ではなく take a stroll という言い方にも使われます。
I was taking a stroll enjoying cherry blossom viewing.
「桜を楽しみながらぶらぶら歩いた」 まさしく私の散歩の感じです。
逆に楽しくなさそうな「とぼとぼ」これは plod (プラッd)でしょうか。
何か力なく、疲れた様子で歩いている感じがします。
An old dog plodded along the road. (年老いた犬がとぼとぼと道を歩いていた)
また「よちよち」は waddle(ワドゥ)、赤ちゃんやあひるの歩き方です。
The baby waddled toward her mom. (赤ちゃんは母親の方によちよちと歩いていった)
walk 以外の「歩く」はまだまだ他にもたくさんあります。
覚えるのが大変、と思いたくなりますが
ぴったりくる言葉がみつかってよかった!と思った方がお得感があるので
歩く人を見ながら、どんな「歩く」をあてはめたらいいか考えるのもいいですね。
ちなみに「千鳥足で歩く」は stagger (スタガァ)
よろよろ歩いている感じの動詞です。
You were staggering drunk. (千鳥足で歩くくらい酔っぱらってたよね)
でもお花見で千鳥足になっている人は、今年もどうやら見かけなさそうですね。
うちの近所は明日くらいが満開でしょうか。
せめて歩きながらの缶ビールくらいでも楽しみたいものです。