昨日は少し時間があったので、久し振りに家で映画を見ました。
「ホリデイ(原題:The Holiday)」という、
キャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットが主演のラブコメディです。
あまり重たい映画を見る気分ではなかったので、気楽に楽しめました。
※余談ですが、「ラブコメディ」は和製英語、正しくは romantic comedy ですね。
こういった、日常生活的な映画を見ると
短いフレーズが本当によく使われていることがわかります。
「がんばって!」という時、「Good Luck!」は結構耳にしたことがあると思いますが
映画では「Keep going.」も出てきました。
そのまま続けていって!という感じで「がんばって」になります。
あと、キャメロン・ディアスが休暇を取りたいとスタッフに言った時
「I mean it.」=本気よ というのもありましたし
家に人を入れてあげる時は「Come on in.」ですね。
クラスでも、会話教材の中にいろいろな短いフレーズを出しています。
ちょっと長い文章を覚えて、目的語などを入れ替えて使うのも大事ですが
こういった、ちょっとしたフレーズを覚えていくと
映画を見る際にすっと耳に入ってきたりして嬉しいものです。
で、自分で使えるともっと嬉しい。
気持ちと一緒じゃないとなかなか覚えられないので
「本気よ!」と言いたいシーンで口に出してみるのが効果的です。
あとは、元の音に近く発音することを意識して。
「I mean it.」なら「アイ」は本当に弱く
「mean it」はくっつけて t はなくし「ミィニッ」のミだけを強くします。
この映画、セリフが結構おしゃれで、気の利いたものが多かったです。
失恋して落ち込んでいるケイト・ウィンスレットに、お友達になったおじいちゃんが
「人生の主役は自分なんだから」 You're the leading lady of your own life.
と言ったのがとてもいいシーンでした。
2006年の作品と結構前のものですが、主演の女優さん2人もかわいらしくてお勧めです。