今日はそろばんの日、なんだそうですね

本日8月8日はそろばんの日。

なんでも、そろばんの玉をはじく「ぱちぱち」という音からだとか。

そろばんは英語で「abacus (アバカス:アが強いです、appleと同じア)」ですが

そろばん自体を知らない人が多いので

おみやげやさんなどで小さいそろばんを見つけたりすると

「Japanese tradicional calculator (日本の伝統的な計算機)」と紹介して

ひととおり盛り上がったりします。

 

そろばんの起源はメソポタミア文明時代からあったとも言われていますが

日本には15世紀頃に中国のものが入ってきたのが始まりのようです。

江戸時代に寺子屋で教えられて以来、日本では教育の基礎の1つとされていて

今でも小学校では、ほんの紹介くらいの時間ではあるものの

授業でそろばんがあるそうですね。

 

さらに現在では、そろばんが十進法の理解に役立つことや

脳の情報処理能力の向上につながることから

世界中で子供の教育に使用する国が増えてきているとか。

確かに、外国に行くと、いかに日本人が暗算に長けているか実感します。

私もそろばん世代なので、ちょっとした代金の計算くらいは暗算でやりますが

無意識に指がそろばんの玉を空中ではじいたりしていて、不思議に見えるようです。

今では100円均一のお店などで小さいサイズのが売られていますので

外国人と何か交流がある際など、実演してあげると盛り上がったりしますよ。

 

ところで、「ぱちぱち」で8月8日とか

こういう数字と音の語呂合わせって、本当に英語に訳しにくいです。

「語呂合わせ」は英語で「pun(パン)」や「play on words」と言われますが

英語自体に日本語のような語呂合わせの文化がないことに加え

日本語は擬音語・擬態語がものすごく多いため

この話題になると本当に説明に四苦八苦します。

なので、なるべくそういう話題に持って行かないように心がけます。

これも立派なガイド中の技術の1つです。(開き直り)