週末、家でひさしぶりにゆっくり映画を見ました。
たまたまみつけたのですが「恋するトルティージャスープ(原題:Tortilla soup)」
2001年の作品で、アメリカに住むメキシコ移民のシェフが主人公で
彼と彼の3人の成人した娘、それに周囲の人々を加えて
それぞれの生き方の岐路を描いたものです。
基本的には英語なのですが
ちょいちょいとスペイン語のセリフが挟まれていたり
娘たちが英語とスペイン語のミックスで話をすると
父親が「スパングリッシュ!どちらかにしろ!」と注意したり
個人的にはそういう点も楽しめた作品です。
ストーリーも結構よくて、若干説明不足なシーンはありましたが
十分に楽しめた作品でした。
何より、主人公はメキシコ料理店を経営しているシェフで
毎週日曜には、家で娘たちと夕食を囲むのに、様々なメキシコ料理を作る設定で
映画には本当にたくさんの種類のメキシコ料理が出てきます。
メキシコ料理というと、日本ではタコスくらいのイメージですが
ユネスコ世界無形文化遺産にも登録されていて
地方ごとの郷土料理も多く、種類がとても豊富です。
タイトルにある「トルティージャスープ」とは
野菜や肉、豆を使ったトマト味のスパイシーなスープに
タコスの皮のトルティージャを切って乗せた、メキシコの家庭料理。
これもとても美味しそうで、こんど作ってみたくなりました。
メキシコ料理店は東京近辺にもたくさんありますので
スパイシーな味がお好きな方は、ぜひ一度お試しいただきたいです。
ただ、パクチー(英語ではcoriander)が結構使われますので
苦手な方(私を含め)はご注意を。
おまけですが、映画の中で、主人公の小さな友達にお弁当を作ってあげる展開があり
ある日スクールバスの乗り場で待っていると、お母さんがやってきて
「She is a bit under the weather today.」と言うシーンがあります。
under the weather = 調子が良くない ですね。
I feel sick. というと、例えば車に酔って気分が悪いとか、急になる感じなので
今日は調子がよくないなぁという時は、 under the weather がぴったり。
二日酔いの朝や、ちょっとだるい時など、つぶやいてみてください。
いつもお伝えしていますが
英語を話せるようになるには、口に出す回数が決め手です!