先月末に、メキシコ人25人の6日間のツアーを担当した旨をご報告しましたが
明日からまた同じツアーを担当することになりました…
旅行会社から打診が来た際には
まだ「へとへと」の記憶が残りすぎていて、お断りしようかと思ったのですが
初めての業務でわからない点も多く
「ここをこうすればよかった」などと悔やむ部分もあったため
もう一度ちゃんとやりたい!という気持ちが勝ち、引き受けた次第です。
通訳ガイドとひとくちにいっても、ゲストによって対応はいろいろと変わります。
今までの私のゲストは、個人のお客様がほとんどで
割合に日本に対する興味も深く
文化背景を説明することが結構重要だったりしたのですが
メキシコ人だからなのか、団体ツアー参加者だからなのか
このツアーのゲストはどうやら
写真を撮り、美味しいものを食べ、何よりお買い物を楽しむのがメイン。
浅草寺の歴史をじっくり説明するより
最低限の話で済ませて、あとは仲見世でお買い物の方が楽しいんです。
どちらがいいということではなく、ゲストの興味に合わせるのはとても大切。
あとは、団体をうまく動かすコツのようなものも
前回の反省でかなり学んだような気がします。
日本人のように、列を作って並ぶことができない人たちなので
動き出す前に「集合は何時にどこ!」という最低限の情報を伝えておくとか
ほんの少しのことで、コントロールも随分楽になるだろうし
今回はいろいろ試してみたいと思っています。
私にとっては再度のガイド業務でも
ゲストにとっては一生に一度かもしれない日本の旅行ですから
楽しい思い出をひとつでも多くもって帰ってもらいたい。
全員が「また来たい!」と思ってくれるような旅行になるよう、また6日間がんばります!
…しかし今回は相手が40人。
アシスタントはつくのですが、まずは見失わないようにしなくては。