先週土曜から、スペイン人25人のグループのガイドをしています。
グループとしては14日間の旅行で
大阪に到着して広島、京都、奈良、高山を10日間で関西担当のガイドと観光し
11日めが先週土曜で箱根、そこから私が担当しています。
箱根を観光して東京に入り、日曜は浅草などを見て
今日はあいにくの雨でしたが、日光に行ってきました。
明日再度渋谷や新宿、築地などを観光し、明後日は自由時間で夜の便で帰国。
写真は宿泊しているお台場で、全員集合写真を撮っている様子です。
今回、ゲストは60から70代の人ばかりで
言葉は違うものの、自分としてはまるでクラスの生徒さんと一緒にいるような感覚です。
場面が教室か観光地かの違いだけ。
という視点で見ると
生徒さんたちが海外旅行のツアーに参加する際
どのようなことを希望しているのかが感じられて、とても有意義です。
移動する際も、他のツアーに比べれば歩く速度はとてもゆっくりですので
いつものツアーのような調子では動けません。
興味があることも、今の東京の流行ではなく
日本が今こうある背景となる歴史や、文化財の価値のポイントなど
やはりちょっと視点が違います。
ま、今回も「Miki-!!」と合計1000回くらい呼ばれるのは変わらないんですが。
ツアーとしての日程が決まっているため
たとえば「ここでもっとお買い物したい」と大勢が言っても
次の予定に間に合うように動かなくてはいけないのが、ガイドとしてはつらいところ。
でもそれを、なるべく大勢の方の希望がかなうように動くのも
それもまたガイドの腕のみせどころです。
あと明日1日ありますが
願わくばなるべく多くの願いをかなえられるよう自分が動けますように。
そしてたくさんのいい思い出をもって、また日本に来たいと思ってくれますように。
自分が願うことは、どんなゲストでも結局いつも一緒なのですが。