7月に骨折で入院し、40日ほどの病院での生活を経て8月下旬に退院、
再び一人暮らしに戻った母ですが
とはいえ85歳、近所に住む妹にすべて押し付けるわけにもいかず
時間があいたので1泊で様子を見に行ってきました。
まず気になっていたのが冷蔵庫。
この年代の皆さんの多くと同じく、とにかく捨てられない人ですので
冷蔵庫だけでなく、家中とにかくものが多いのですが
実家の冷蔵庫はいつも満杯、でも食べ物関係は下手をすると健康に悪いので
入院中に3度ほど実家に行き、妹と一緒に台所まわりを整理して=大量に捨てて(^^;
冷蔵庫をほぼ空っぽの状態にしてきました。
賞味期限の切れた調味料、いつ放り込んだかわからない冷凍の食品、
大量の保冷剤など、もうすべてえいやっ!と引っ張り出してぽい。
ついでに満杯の食器棚もすべて中身を出して、訳の分からないものはぽいぽい!
さて、そのすっきりした冷蔵庫が、3ヵ月経ってどうなっているかと
少し心配しながら、母が入浴中にそーっと開けてみました。
冷蔵室には若干の古い食材があるものの、まぁそこそこ空間を保っている様子。
しかしながら野菜室の再びの満員御礼ぶりといったら…
なにしろ、近所からいろいろと野菜のおすそ分けがくる田舎なので
それらがどんどん野菜室を占領していっているようです。
そして食べきれないものはそのまま or 下処理して冷凍庫へ。
これはもう、ここに住んでいる限り終わらないのね と諦めました。
せめて、チルド室にあった賞味期限切れのハムは炒めてサラダに乗せ
同じく期限切れこんにゃくと端っこが腐りかけ(…)のれんこんは筑前煮にして頂き
野菜たちは「貰っていきます!」と宣言して持てるだけ持って帰ってきました。
「終活」という言葉が広がり、COVID期間のおうちこもりの時間もあって
家の片づけをしている人も多いかと思います。
でもやはり、もともとの家の雰囲気がなくなるのは淋しいとか
ものを捨てるのはしのびないとか
いろいろな理由で、片づけが進まない人も多いのではないでしょうか。
妹とも話していたのですが、それはそれでもういいかと。
本人が今の状況で気持ちよく暮らしているのであれば、口を出さずに見守ろうと思っています。
後のことはまた後から考えたらいいし。
ただ、つまずくとか転ぶという可能性のあるものは片づけて
口に入れるものはなるべくチェックという感じでしょうか。
次に行けるのは年が明けてからかなぁ。
それまでまた冷蔵庫がどうなっているか、心配しながら過ごすことにします。