またまた日本人の知らない観光名所へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真、なんだかわかりますでしょうか。

現在またメキシコ人家族のご案内をしておりまして

今回のコースに入っていたのが「相撲鑑賞ランチ」。

え?相撲見ながらごはん?

もちろん初めての体験ですが、ゲストには「名所だよね」な感じで伝わっている様子。

とにかく予定通り、指示書にある場所に向かいました。

 

レストランがあるのは両国エリア、最寄は「菊川」という駅になります。

「横綱とんかつ どすこい田中」という名前のお店で

普段はとんかつを中心としたメニューのレストランなのですが

引退した(と思われる)力士の方が

本物と同じ大きさの土俵で、実際に相撲を実演したり

ゲストと相撲をとってみたりしてくれるショーを随時行っているようです。

 

行った時には、ゲストは見事に外国人ばかりで、日本人は私一人。

到着すると、まずトンカツとちゃんこ汁のごはんを頂き、力士の登場を待ちます。

ショーが始まると、解説は当たり前のようにすべて英語。

相撲の歴史などの説明の後、力士が実際に実演しながら

土俵入りの動作の意味や、取り組みのルールが説明されます。

実際の取り組みの迫力を生で見た後に、ゲストが力士に挑戦。

盛り上がった後で、各グループごとに力士と記念撮影して終了。

入場から2時間ちょいのプログラムで

途中少々間延びするところもありましたが、全体的によく考えられていると感じました。

 

相撲を見たいというゲストは少なくないのですが

いかんせん年6場所しかなく、チケットを取るのも大変なので

実際の場所を観戦できる観光客は少ないと思います。

それを少しでも体験できるこのプログラム、

外国人には本当に大うけでしたが、日本人にはほとんど知られていません。

私も初めての体験で、でもこれは確かにアリだなと思いました。

 

ただ、これをご案内するには相撲の知識がないと墓穴を掘ります。

相撲がもともと神事だったこと、なぜしこを踏むか、なぜまわしだけなのか などなど。

そういう説明を学んで頂けるのが、S&Sのおもてなし英会話クラスです。

興味があれば、是非一度遊びに来てください。

現役の通訳案内士である私が、実際の体験をもとにテキストを作っていますので

きっと目からウロコの情報が見つかると思いますよ。