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居酒屋は外国人にはハードル高し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日までの予定で、またまたガイド中です。

今回のゲストはスペインからの26名。なぜか大きい(=太った)人が多い。。。

 

このツアーは昼も夜も食事付。

スペイン人の夕飯は遅いので(普通は夜10時)

日本のレストランが開いている時間帯のなるべく遅くに設定されていて

夕飯までご一緒するので、私の業務が終わるのは夜10時頃です。

それはまぁ仕事なのでよいのですが

大勢が入れるレストランというのがそんなにないことから

夕飯の場所が居酒屋になることが多い。

で、居酒屋の宴会メニューっぽいのが提供されるのですが

これがまた、ヨーロッパの人にとってはハードルが高い。

あちらの食事は普通、1皿目と2皿目があって、最後がデザート。

居酒屋は、大皿でどーんと提供されて分け分け。デザートはほとんどなし。

食材ひとつとっても

れんこんやがんも、味噌にごま、こんにゃく、枝豆などなど。

「Mikiーー!!これは何?どう食べるの?」に答えているあいだに

ビールがほしい、フォークがない、鍋のガスが切れた、暑いからエアコンの温度を下げて、etc…

。。。阿鼻叫喚とはこのことです。

で、デザートがないと、全体的にがっかりの雰囲気が広がります。

逆に安っぽいシューアイス1つでも、わーい!となるのでかわいいんですが。

 

さらに、靴を脱いで入るお店も多いので、もう入口から大混乱。

よくある、木の鍵を取って入るところも「はの八」とかの番号は彼らにはもはや絵の一種。

写真はそんな彼らが掘りごたつの居酒屋で食事している様子ですが、これも難関。

入ったら最後、出られない大きなゲストもいて

今回1人は引っ張り出すのに苦労しました。あぁぁ。。。

 

とはいえ、食事自体は(居酒屋にもよりますが)悪くない味のものが多く

ゲストの反応はまぁまぁ合格点。

恐る恐るこんにゃくをつまんでいるゲストもまたかわいらしい。

ガイドは大変ですが、居酒屋もまた日本の文化の1つですし

楽しんで頂ければなによりという感じです。