ツアー中、ゲストとお話ししていたときのこと。
「Miki、せっかく日本に来たんだからコビドウを体験したいの。」
は?コビドウ?なんじゃそりゃ?
ドウって道?なら何かの武道?それとも茶道とか華道とか系?
どうにも想像ができないので、調べてみました。
なんと、「古美道」といってヨーロッパで今流行中の美顔術で
按摩から生まれた日本古来のエステ術なんだそうです。
知らなんだ。。。
実際フランスでは、この古美道を伝える教室もあり
技術を学んでいるエステシャンの方々も多いのだとか。
とはいえ、「道」とつくからには茶道や柔道と同じで
心を鍛えることに重きを置きいているそうで
つまり、マッサージしながら、施術者も受ける側も心のケアをするんだそうです。
うーん、さらによくわからない。
こういう、外国と日本での知名度の温度差がある日本の文化、時々見かけます。
「コンブチャ」もそうですし(あれは日本とは言えないし、モノも全然違うけど)
カニカマは「SURIMI」という名前で、当たり前にサラダに乗ったりしています。
ゆずも最近ヨーロッパで大人気、「PONZU」も好きな人が多いです。
ゲストに教えてもらうことは本当に多い。
さて、その古美道、ゲストのためにサロン(道場?)を探してみたのですが
日本で施術しているところはほとんどなく、逆にゲストに驚かれました。
そういうもんなんですよー。
日本に忍術の道場がほとんどないのと同じです(海外では時々見かける)。
でも1件、自由ヶ丘付近にみつけたので
今度体験として行ってみようと思ってます。
次回ゲストに聞かれた時、ちゃんと答えられるようにしなくては。
しかしこんなことまで知識が必要とは。ガイドってほんとに大変。