横浜駅からS&Sの横浜教室に向かう途中
磯丸水産手前の橋の上で雑誌を売っている、赤い帽子の販売員さんがいます。
雑誌は「The Big Issue」 毎月1日と15日の月2回発売です。
この雑誌、住む家のない方を援助するために発行されているもので
販売者には販売価格の約50%が入る仕組みです。
1991年にロンドンで創刊されたのが始まりで
日本では2003年に日本法人ができ、大阪から発行が始まりました。
現在では、全国の主な16の都市で販売されているそうですが
基本的には、住む場所のない方による路上販売という手法はどこも同じです。
もともと活字中毒の私にとっては
雑誌の購入と同時に、少しばかりの社会貢献ができるので
ずいぶん前、東京で会社務めの時から見つけるたびに購入しています。
32ページほど、厚いとは言えない雑誌ですが
内容は結構硬派で、様々な社会問題への有識者の意見の他
インタビューなどは結構な有名人がよく出現。
でも、有名でありながら、社会に対しいろいろな意見・考えを持つ方々が出られています。
ダライ・ラマ14世へのインタビューの時はちょっとびっくりしたし
日本人だと最近は、フジコ・ヘミングさんをしのんでの関係者の声などもありました。
写真は2024年末のものなので、クリスマスっぽいイラストの表紙ですが
購入時にはちょっとしたプレゼントとして
同じイラストレーターさんの絵葉書をくださいました。
横浜駅西口の販売員さんは、とても人当たりのよい穏やかな感じの方で
購入しない日もいつも挨拶してくださり、その日はとても気持ちがいい。
お互い名前も知らない間柄ですし
販売員さんということは、きっといろいろ事情を抱えた方なのでしょうが
横浜教室に出向く際の、私の決して小さくない楽しみになっています。
で、せっかく英語関連Blogなので、この「The Big Issue」というタイトル
issue の意味にはいろいろありますが、まずは出版物の発行という意味がありますね。
つまり Big=物理的に大きいというより、意味のある という感じの発行物。
さらにもう1つ、issue には問題点や論点という意味もあります。
この意味からいくと、The Big Issue は大問題、見逃せない論点 という感じでしょうか。
どちらの意味からも、よく考えられたタイトルだなと、いつも思います。
この雑誌の知名度が上がって、横浜駅西口の販売員さんがいなくなる。
そしてこの雑誌(=大問題)が役割を終え廃刊になる(=なくなる)。
廃刊を望む雑誌というのは奇妙な存在ではありますし
おなじみになった販売員さんと、これからもご挨拶したいという気持ちはあるものの
購入するたびいつも、そうなればいいなと思ってしまうのです。
The Big Issue もっと知りたいという方は、以下を覗いてみてください。
※S&Sとは全く関係ありません。ただ私が個人的に購入しているというだけです。
