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一年が365日ぴったりではないことから(詳細は割愛、というか私がよくわかってない)
立春の日付が何年かに一度ずれるそうで
節分、すなわち立春の前の日もそれに伴い、今年は2月2日でした。
何年か前にもとりあげたのですが
こういった日本の季節行事は、英語に訳すのが難しいですね。
単語だけでなく、そもそも日本人でもその意味をちゃんと把握してる人は少ないはず。
そもそも「節分」という言葉はどういう意味があるのか
(季節の節目が節分、年4回あるうち春が一番重要なので行事として定着)
なぜ鬼がくるのか
(季節の変わり目には邪気が生じるといわれ、鬼は悪いことの象徴)
なぜ豆をまくのか
(平安時代、鞍馬山の鬼が都で悪さをしたのを、大豆を投げて目をつぶした)
なぜ恵方巻を食べるのか
(関西の商人が厄除けと商売繁盛を願って、
七福神にちなみ7種類の具材を「福を巻き込む」よう食べ始めた)
…などなど、あーらそうなのねという点がいっぱい。
私も、ガイドをしなければ、多分一生気にせず終わっていたと思います。
英語で言うなら、
節分はそのまま Setsubun としか言えないのですが
It’s a traditional Japanese festival. としておいて
We throw roasted soybeans at “Oni” ( Japanese devils) to drive away evil spirits.
とかにするしかないですね。
恵方巻は lucky sushi roll かなぁ。
今は観光も閑散期なので、節分をご紹介する機会は今のところないのですが
寿司は今や世界中で人気なので
外国人観光客の方も、コンビニやスーパーで見つけて楽しんでくださってるといいな。