ガイドをしていると、よく頂くのがチップ。
日本にはない習慣ですが
アメリカは食事やタクシー、ホテルのサービスなどにチップが発生するのは当たり前で
ヨーロッパ圏もアメリカほどではないものの
旅行など特別な機会には、ガイドにチップを渡すのは慣例のようです。
写真は、先日担当したゲストから頂いたチップ。
私個人としては、依頼された旅行会社から納得した額の報酬をいただいているので
頂く必要はないと思っていて
ツアーの始めに、日本はチップの習慣がないこと
なのでレストランでもタクシーでもチップを渡す必要はないこと
したがって私にもチップは要らないということをお伝えしています。
でも、ほとんどのツアーでは私がいない間に写真のような封筒を回して、
各々がお金を入れた後で、最終日に拍手とともに誰かが代表して手渡して下さいます。
家族など、少人数のグループのガイドをする際には
最後のお別れの際、お父さんが私の手を取ってチップを握らせて下さったりします。
初めのうちは、なんせ経験のないことなので戸惑いましたが
慣れてきた今は、精一杯のお礼をお伝えし
ありがたく次のツアーの下見のために使わせて頂いたり
身に余る分は、慈善団体に寄付したりしています。
最近はチップを期待するガイドやサービス業の方々もあるようですが
個人的には、チップがなくても、接客が丁寧で皆が親切で
日本を訪れた外国人が、それを良いと思ってくれる国のままであってほしい。
それが日本の文化のままであってほしいと願っています。
ちなみにチップは英語で tip、発音はティッ(p) です。
「チップ」だと通じないのでちょっと工夫が必要。
tipという単語には、他にも「コツ」や「先端」という意味があります。
「the cooking tips」なら料理のコツ
「the tip of the iceberg」だと氷山の一角(日本語と表現が同じですね)
また、動詞で「チップを渡す」という風にも使いますので
「日本ではチップは必要ない」は、You don’t need to tip in Japan.
どこかでもし、外国人を助けたりしてチップを渡される機会があれば
こう言ってにっこりすれば、また日本の印象がよくなるかもしれませんね。
※でもThank you と言って受け取ってからでOK、気持ちは有難く頂いておきましょう。
