Sushi はいまや世界共通語で
日本にくる観光客の中には、本物の寿司を食べてみたいという人も多く
築地などでは、立ち食いから回転寿司からちゃんとした寿司店まで
いつも外国人でにぎわっています。
しかし、日本以外の国の多くで提供されている寿司は
写真のように、巻き寿司か、握りはマグロとサーモン、あとはゆでた海老くらい。
日本は食べられる魚の種類が多く
いわしやあじ、鮭など日常的に食べているものは20~30種類くらいですが
日本の海でとれる魚は約3,000種類
そのうちの500種類ほどは食用の魚なんだそうです。
なので、外国人が知らない魚も当然多くなります。
「寿司が食べたい!」で寿司店にお連れしたのはよいものの
出てくる魚はゲストにとっては知らないものばかり。
たとえばアジなら、英語を調べると horse mackerel と出てきますが
特に英語圏ではあまり食べる習慣がなく、そのまま言ってもゲストはイメージがわきません。
なのでもう「大きいイワシ(big sardin)」とか「小さいサバ(small mackerel)」など
知っていそうな魚につなげて説明してしまいます。
(サバは比較的多くの国で食べられています)
サンマにいたっては、一応 saury という英語はあるものの
アジアでしか漁獲されないので、ますます見たことのない人は多く
「細長いイワシ(long and narrow sardin)」などと言って済ませます。
逆に、巻き寿司、それも海苔が中になってアボガドとクリームチーズが巻いてあるやつ。
それの本格的なのを食べてみたいと言われることもあり
そんな時は、日本にはもともとアボカドもチーズもないことや
海苔を外にきれいに巻くのは難しく、内巻きや海苔なしが海外で発展したことなど
背景を説明することが必要。
ただ、それをきっかけに寿司に興味を持ってくれたのですから
回転寿司などにはあるし、頭から否定せずにおいしく食べてもらうのがよいかと思っています。
さかなの種類にしても、味にしても
辞書丸のみや、「こうでなければ」という思い込みではなく
ゲストの背景を理解して対応することが大事ですね。
ただ、マンゴー巻きまでいくと、さすがにまだ肯定できない。。。
これ以上寿司が進化しないことを祈るばかりです。
