先週「EF EPI」という世界的な教育・語学事業の会社が
「EF英語能力指数2025年版」の結果を発表していました。
世界123カ国の220万人を対象にした調査なのですが、さて日本は何位でしょう?
…結果は96位。ちなみに前年も同じです。
123カ国中の96位で、評価は図のオレンジの国々「非常に低い」うーん。
スコアは446点で、アジア平均の477点、世界平均の488点よりいずれも下です。
アジア25カ国の中でも18位。
内容としては、「読む、聞く、書く、話す」の4技能で分析もされているのですが
「読む・聞く」に比べて「話す・書く」のスコアが相対的に低いのが
日本特有の傾向だということもわかっています。
理解はできても、実際に使いこなせないということですね。
さらに衝撃的なのが
年齢層として18〜25歳の若年層のスコアが全世代で最も低かったとのこと。
AIのおかげで、英語は字幕やテキストで理解するだけになり
自分の言葉として話す・書く経験が少ない可能性があると分析されています。
相対的に「話す」能力が低いというのは世界的な傾向らしいのですが
この部分が高い、オランダ、ドイツなどのヨーロッパ諸国では
理科や社会を英語で教えたり、口頭試験を重視する実演型の教育を行っているとのこと。
英語「を」学ぶのではなく、英語「で」学ぶ環境になっているんですね。
とはいえ、今やAIが瞬時に翻訳してくれる時代。
なのになぜ英語を学ぶ必要があるのか という意見は結構耳にします。
通訳をしているからこそ、実感を込めて言えますが
コミュニケーションのうち、言語が果たす役割は10%以下で
残りの90%は、表情やジェスチャ、声のトーンが占めるそうです。
(メラビアンの法則と言います)
いくらAIが言葉を置き換えてくれても、それを伝える「自分」がいなければ
会話は成り立たないんですね。
でも、逆に言えば
言葉の内容より、話し方や見た目が相手に与える印象がはるかに大きいということ。
いつもお伝えしていますが、文法が間違っていても、内容が伝わればいいんです。
そう割り切って、学校でもどんどん話すように教えれば
日本人の英語力も絶対にもっと伸びると思うんですが。。。
せめてS&Sでは、それを大事にしていきたいと思っています。
調査の結果にご興味ある方は、EF EPIの以下ご参照ください。(日本語です)
