三社祭に遭遇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この週末、またガイドで東京の観光地をうろうろしていたところ

土曜に浅草についたとたん「あ、まずい、三社祭だった!」と気が付きました。

「まずい」というのは、雷門の大提灯が畳まれて見えないこと(神輿が通るため)

何より人出がものすごく、予定の行程よりもはるかに時間がかかってしまうこと。

うかつだった。。。

とはいえ幸い、ゲストはサプライズの神輿に大喜びで

仲見世も通れず、浅草寺にも寄れずで普段の観光とは大幅に違うものだったとはいえ

大満足頂いたようでよかったのですが。

 

「お神輿」を英語で言うと portable shrine

「持ち運びできる神社」という感じですね。

英語では、仏教のお寺を temple、神道の神社を shrine と表現しますが

外国人には区別が難しいので 

私はゲストに応じて、どちらも Buddhiist temple, Shinto temple と言ったりもしています。 

*temple と shrine の意味の違いはあるのですが、長くなる&複雑なのでここでは割愛

 

三社祭の「三社」とは

そもそも浅草寺の観音像は、漁師の兄弟が隅田川で発見したと言われているのですが

その兄弟と、その像を観音様だと見抜いたご主人の3人のことで

その観音様を安置して浅草寺が建てられ

さらに功労者の3人を浅草神社に祀っているわけです。

浅草神社は明治時代に入るまでは浅草寺と一体で

もともとは浅草寺のお祭りだったものが、明治の神仏分離で浅草神社のお祭りになった経緯があり

このあたりが「神仏習合」の典型的な例なのですが

日本独自の宗教観に結びついてくるので、外国語で説明するのは本当に難しく

まだうまい説明ができていない感があります。

おもてなし英会話の生徒さん、どなたかチャレンジして私に説明してくれないかしら。

 

ちなみに浅草寺の観音様は一度も開帳されたことがない「絶対秘仏」。

大きさが5.5cmの黄金の像だと言われていますが

645年に勝海上人という僧が「この像を秘仏にするように」と観音様からお告げをうけたそうで

このあたりも外国語で説明するのは難しい。

私は「かなり恥ずかしがり屋らしいですよ」とごまかしています。

ただこれも、英語だと主語を He か She で言わなくてはならず

仏様たちは性別がないのでどちらも使えず。。。これもまた難しい。

さて、皆さんならどう表現しますか?

こういうのを考えることも、しんどいながら楽しんで頂ければ何よりです。