今日は2月3日。節分ですね!
季節が変わる節目の日です。
立春を1年の始まりとして尊ぶ伝統があった日本では、立春の前日にあたる2月3日は、
いわば大晦日。
新年を迎えるにあたって、旧年の厄や災難を祓い清めるという習慣が、豆を撒いて悪鬼を
追い出す行事へと発展したといわれています。
豆は、「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があるのだそうです。
自分の数え年の分の豆を食べると、健康に1年を過ごせると言われていますね。
私は、あの煎り大豆が大好きで、年齢分などあっという間に食べてしまっていますが(^-^;
さて、この煎り大豆。確かに、健康にとてもいい食べ物です。
「畑の肉」と言われる大豆には、良質なたんぱく質が豊富に含まれていることは、
皆さんご存知かと思います。
そのたんぱく質を体内に取り込むには、アミノ酸が必要となります。
その中には、体内で生成することができないものがあり、こうした外から摂るしかない
アミノ酸のことを、「必須アミノ酸」といいます。
必須アミノ酸には9種類あり、これらを全てバランスよく含んでいるものが、
「栄養価の高いたんぱく質」となります。
大豆は、まさに、この必須アミノ酸を全てバランスよく含んだ、牛乳や卵と同じく
最高の栄養満点の食べ物なのです!
スーパー等で手軽に安く手に入れることができる大豆には、こんなパワーが秘められて
いたのですね。
こうした科学的データ等は全くなかった時代から、「健康に良い」とされてきた大豆。
改めて昔の人の「生活の知恵」に感謝しながら、今日は、豆まきを楽しみにたいと思います!
もちろん、豆まき後には、年齢に関係なく、豆を食べま~す♪