心と体の”こわばり”をとる――お教室で大切にしていることです。
レッスンでは,呼吸に意識を向けて,その呼吸に合わせながら体をゆっくりと動かし,
緊張と弛緩を繰り返して,心身に生じる変化を感じるということを,お一人お一人の状態に合わせて
行っています。
こうしたレッスンを通じて,自分自身の心身と向き合った生徒さん達からは,
「こんなに力が入っているなんて気が付きませんでした」
「同じように動かしているつもりなのに,こんなに左右差があるなんて知りませんでした」
「こんなところ,普段伸ばさないので,すごく気持ちがいいです」
「体もですが,なんだか気持ちも楽になりました」
といった声が次々と出てきます。
多くの気づきを得られていくなかでも,特に大きな気づきは,”思い込み”ではないかと
私は思っています。
「以前,痛めたから,ここまでしか(腕は)上がらない」
「体が硬いから,ここまでしか曲がらない」
「そもそも,自分には体を動かすなんて無理」
・・・そんな”思い込み”にとらわれて,自分の可能性を押し込めてしまっている方が
たくさんいらっしゃいます。
そして,そうした方たちこそ,レッスンを通じて,
「いつの間にか,腕が上がっています!」
「最初は,こんなポーズ絶対に無理と思っていたのに!」
「なんか,体を動かすって気持ちがいいですね!」
と,ご自分の体の変化への喜びの声を聞かせて下さいます。
できないことがあっても,かまわないのです。
今はできない自分でいいのです。
できない自分のなかに,できる自分が眠っているだけなのです。
できない自分を知り,受け入れたら,できる自分に変わるのです。
自分の”思い込み”に気づき,その”思い込み”から解放される・・・
私が,ヨガを通じて,皆さんにお伝えしたいと思っていることの一つです(*^-^*)