今日は気温もあがり、冬物を着ていると汗ばんでくるくらいですね。
穏やか天気ですが、花粉はかなり多く飛んでいるようです(>_<)
花粉症の人は年々増加傾向にありますが、同じ環境にありながら、花粉症にかかりやすい人と
そうでない人がいるのはなぜでしょうか。
そこには、私たち人間の免疫機能が大きく関係しています。
ものすごく簡単にお話ししますと、
私たちの体には、自己と非自己(自分以外のもの)とを区別して、「自分と違う〝異物”」を
排除するという防御機能が備わっています。
この防御機能が、免疫です。
この防御機能がストレス等で正常に機能しなくなってしまうと、
本来は無害であるものを有害だと誤認識してしまい、過剰な反応をおこしてしまいます。
例えば、鼻水やくしゃみ、涙で体内の花粉を排除したり、鼻づまりで花粉の侵入を防ごうとします。
これが花粉症のアレルギー症状です。
免疫は、細菌やウィルス、ガン細胞等の〝異物”から自分を守る大切な機能です。
そして、本来それは、私たちが生まれながらにもっている力――自然治癒力です。
ストレスフルな現代社会に生きる私たちは、この自然治癒力を眠らされてしまい、
アレルギー疾患やガンなどと闘えない体になってしまう恐れがあります。
免疫機能のバランスを正常に保ち、いつまでも健康な毎日を送りたいですね。
明日は、日々の生活の中でできる、免疫機能のバランスを保つ工夫について、
お話ししたいと思います。