骨の話(1)骨の量は20代がピーク

今日の横浜は,冷たい雨の1日でしたが,明日は晴れて気温も上がるそうですね。

花粉の量は気になりますが,晴れた日はできるだけ,日光に当たる時間をとりましょう!

というのも,日光は,骨を丈夫にするのに必要だからです

 

「健康寿命を延ばそう!~100歳まで動ける元気な体と心~」をテーマとしている

S&S健康ヨガ教室では,いつまでも自分の足で歩けることを目指して,

下半身の筋力アップなどを行っていますが,筋力アップと同じくらい重視しているのが,

骨を丈夫にする生活習慣の工夫です。

 

骨粗しょう症という言葉は,多くの方がご存知かと思います。

特に,男性よりも女性の方が,加齢とともに骨密度が低下しやすいということも,

一般によくいわれていますね。

 

骨の量は20代をピークに,年々減少していきます。

特に女性の場合は,ホルモンと密接にかかわっていて,閉経後にぐっと骨密度が減少して

しまいます。

さらに女性は,密度だけでなく,骨そのものの質も次第に低下していき,加齢とともに

硬く,折れやすくなってしまうのだそうです。

 

以前,テレビの健康番組で整形外科の先生が,近年,高齢女性の間で「知らないうちに

骨折していた」というケースが増加しているという話をされていました。

こうした骨折を「いつの間にか骨折」というのだそうです。

また,骨粗しょう症で背骨が1か所骨折したことで,隣の骨が次々と折れていくという

「ドミノ骨折」というのも,高齢者に起こりやすい骨のトラブルの一つなのだとか。

 

高齢者の骨折というのは,骨折によって歩けなくなったことから,脚の筋肉が落ちてしまい,

そのまま寝たきりになってしまう可能性があります。

いつまでも健康でいるためには,骨折はぜひとも避けたいですね。

 

では,骨を丈夫にするには,日常生活でどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

冒頭で,日光・・・と書きましたが,明日はその続きをお話ししたいと思います( ^^)