今日で3月も終わりですね。
暖かさも増して、東京や横浜では今週末が桜の見頃でしょうか。
この季節は、周囲の色も明るく、軽やかな雰囲気を感じますね。
春は良い季節ではありますが、少し気持ちがフワフワしやすい、
落ち着きを失いがちな季節でもあります。
桜の花を横目に、なんとなく憂鬱さを感じる方も多いようです。
こうした時、ヨガでは、足の裏を地(床)をしっかりとつけ、
体の重心を前後左右に移動していきながら、
大地に足をつけた状態(グラウンディング)を安定させます。
大地に足をつけた状態とは、体の中心にまっすぐしっかりとした軸が通り、
バランスが取れている状態です。
体がフラフラせず、安定していれば、心も安定していきます。
普段は、自分が立っている時の重心がどうなっているかなんて、
あまり気にしないと思いますが、立ちながら重心を移動することで、
自分の中心・軸が安定するだけでなく、足底筋や下肢の筋肉、
丹田(下腹部のバランスポイントとされています)が強化されていきます。
脚を腰幅くらいに開き、腰(骨盤)のあたりに両手をあてて、
足の裏でしっかり床を踏みしめて立ちます。
自分の重心を、つま先、かかと、体の右側、左側とゆっくり移動させていきましょう。
最初は、ひとつひとつ、重心の移動を確認するように、丁寧に行うといいですね。
慣れてきたら、重心を前後左右にスムーズに移動させていきます。
背骨はまっすぐに、あごはひいておきましょう。
足の裏をしっかり床につけて、体の中心に軸を感じながらまっすぐに立てる
ようになると、体のバランス力がついてきます。
バランス力の強化とともに、心も安定させることができますので、無理なく少しずつ
試してみて下さいね☆