新年あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
皆さんは,年末年始はどのように過ごされましたか?
分かってはいるけれども,つい食べ過ぎたり飲み過ぎたり,家でゴロゴロしたりして
どうしても運動不足になりがちなこの時期・・・
一方で,年明けとともにダイエットを誓った方もいらっしゃるかもしれませんね(*^-^*)
普段運動不足の方,ダイエットを思い立った方などは,「運動をしよう!」と最初に頑張り過ぎてしまう傾向があります。
運動不足の方は体力が落ちていますし,太り気味の方は体が重く腰や膝に大きな負担がかかっている状態です。
そうした状態で急激に,無理な運動をすることはとても危険です。
自分の体の状態を考慮して,適度な運動量を無理なく続けていくようにしましょう。
この「適度」の指針となるのが,心拍数といわれています。
皆さんは,自分の心拍数を気にしたことはありますか?
朝目が覚めてから起き上がるまでに計測した心拍数を「安静時心拍数」というのですが,
一般の成人でだいたい60~70拍/分とされています。
数値は個人差がありますので,一度,ご自分の安静時心拍数を計測してみてはいかがでしょうか。
家庭用の血圧計で,一緒に計測することができます。
最近では,腕時計型の心拍計測器もいろいろと販売されていて便利ですよ。
この安静時心拍数から,若干心拍数が上がるような運動が「適度な運動」となります。
では,どれくらいの心拍数が良いのでしょうか?
それには,きちんと計算式があるのだそうです。
{(220-年齢)-安静時心拍数}×運動強度(%)+安静時心拍数
① まず,220から自分の年齢をひきます。
② ①の結果から,安静時心拍数を引きます。
③ 自分にあった運動強度をかけます。
運動習慣が全くない・体力がない・高齢者など・・・40%
中高年齢者・肥満者など・・・50~60%
運動に慣れている人・・・60~70%
④ ③の結果に,安静時心拍数を足します
例えば,運動経験がない68歳の方で,安静時の心拍数が62拍/分の場合,
①22-68=152
②152-62=90
③90×0.4=36
④36+62=98
心拍数が101程度になるような運動が,この方の「適度な運動」となります。
自分にとっての適量を知った上で運動をすることは,安全にかつ効率よく運動不足を解消することにつながります。
特にこれまで運動不足だった方は,心臓の負担が大きくならないように激しい運動は避けましょう。
ストレッチやラジオ体操なども注目されていますね。
腰や膝に痛みを抱えている方も,軽度な運動から血流を良くして,全身の代謝を上げていくようにしていき,
徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。
S&S健康ヨガ教室は,こうしたお一人お一人の「適度な運動」を重視している教室です(*^-^*)
運動の継続には,こうした自分の「適量」を考慮することと,無理に詰め込み過ぎないことが大切です。
1日に30分程度のウォーキングは確かに良い運動ですが,連続して30分でなくてもコマ切れでもかまいません。
朝10分,昼10分,夕方10分でもいいのです。
この各10分に,自分にとっての「適度」の目安となる心拍数を意識してしっかり歩けば,十分な運動となります。
自分にとっての「適量」を知り,そして無理な計画を立てないこと。
この基本を守って,運動不足を解消して元気な1年を目指しましょう♪