ポーカーが人気なんだそうですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、友人との食事帰りに東京フォーラムを通って地下鉄に向かっていたところ

フォーラムの大きなホールでたくさんの人が集まっているのが目に付きました。

タイトルには「WPT TOKYO 2024」の文字。

World Poker Tour の略で、世界的なポーカーの大会なんだそうです。

写真のように、テーブルが無数に配置されていて

それぞれの卓ではたくさんの人がゲームを楽しんでいる様子でした。

 

実はここ数年、ポーカーがとても人気なのをご存知でしょうか。

ちょっとした繁華街には、ポーカーを楽しめるお店がたくさんできています。・

もちろん、日本ではギャンブルはご法度ですので

チップを賭けるものの、勝っても換金はできず

獲得したチップはその店に預けて、後日また遊びに来るという健全なものです。

 

ポーカーというと、日本で一般的に知られているのは5枚を手札にしたものですが

現在世界的な標準は「Texas hold'em(テキサス ホールデム)」と呼ばれるルールで

各自2枚を手札に、真ん中に2枚から最終的に5枚になる共通カードを表に出して

自分の2枚と、共通カードで手を作っていくものです。(説明がざっくりすぎますね💦)

私もやったことはありますが

結構な心理戦で、人気が出るのもわかるような気がしました。

もっとも私は賭け事の才能ゼロなので、ハマるまでには全く至っておりませんが

外国ではカジノなどでも当たり前にあるゲームなので

ルールだけでも覚えられて、何かの時には役にたつかなとは思います。

 

麻雀も最近人気ですよね。

こちらはMリーグというプロもできて、子供の習い事にもなってきているんだとか。

シニアの遊びとしても、脳トレにいいということで広まっています。

ポーカーやブリッジなどは、それに比べればまだまだ認知度は低いですが

麻雀より準備物も少ないですし、本当に頭を使うし

もっとシニアの間に広まってもいいのになーと思ったりします。

カジノを取り入れたデイサービスなども最近出てきていますしね。

 

ちなみに、ご存知の方も多いと思いますが

「ポーカーフェイス」はちゃんとした英語で、感情を表に出さない様子ですね。

ゲームのポーカーでは、相手に自分の手札の様子を知られてはならないので

冷静さを装うことから、この表現ができています。

「ポーカーフェイスを装う」という場合、動詞はkeep か wear を使います。

He was wearing a poker face at the table. こんな感じ。

クラスではいつもはしゃぎまわってる私にとっては、一生ご縁のないフレーズです。わはは。

シニアの英会話は「習い事」でいいんです

先日、何かの記事で

シニアの習い事の人気ランキング1位が英会話という話題が目につきました。

だったらうちの教室も、もっと大賑わいになってもいいはずなんだけど(笑)

…という冗談はさておき(でも結構本気)

調査の回答者の半分以上、54.7%の方が英会話をやりたいと答えられたそうです。

 

じゃあ、どうして英会話をやりたいのか?の理由を見てみると

①映画を字幕なしで観たい

②街で外国人に何かを聞かれたとき、お手伝いしてあげたい

③海外旅行でぺらぺらっとしゃべってみたい

④脳トレ

記事によると、だいたいこんな動機だそうです。

うむ。。。

 

このBlogでちょいちょい触れていますが

誤解を恐れず言ってしまうと

①②③は普通の英会話教室では無理だと思います。ごめんなさい。

映画なんて、教えてる立場の私だって字幕なしじゃ全部はわかんないです。

日本でも外国でも、英語で話したいなら

あらゆる場面の会話を「発話する」練習を毎日毎日やらないと

話せるようにはなりません。

(道案内とか旅行だと場面が限られてくるので、比較的容易ではありますが)

週一回、1時間ほどの練習では量が足らなさすぎる。

 

英会話教室に通うというのは、英語に触れる機会を作るということなので

もちろんそれを推進力に毎日練習すれば、話せるようになります。

ただ毎日やっても、するっと話せるようになるには10年単位の時間がかかります。

そう言うと、中高年向けの当教室では絶望の声が挙がります。当然…

 

じゃあ生徒さんたちは。どうしてS&Sに通ってくださっているのか。

答えは単純、楽しいからだと思います。

残った動機の④脳トレ、いいじゃないですか。

試験があるわけじゃなし。今更通訳を目指すわけじゃなし。

頭を使っている実感があればよし。

あるいはシンプルに英語が好きだから。英語に触れているのが楽しいから。

それで充分。だから続けられる。学生さんとは違う理由で。

私の母86歳は、手芸が好きでパッチワークの教室に参加していますが

パッチワークを習うのに、好き以外の理由が必要?

シニアにとって、英会話もそれと同じなんだと思うんです。

 

中高年の英会話は「勉強」ではなく「習い事」。

そういう感じで通っている生徒さんが、結果長く続けて下さっている気がします。

もっとも、そのクラスを運営するこちら側も

ちゃんと楽しんで頂けるクラスを提供しなくてはいけないのですが。

なので、S&Sの英会話講師って

実は普通の英会話スクールより大変なんですよ。(笑)

「もったいない」を英語で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、フードロスという言葉が日本語になってきていますね。

まだ食べられるのに廃棄されてしまう食料のことですが

最近は各企業とも、このフードロスの低減に取り組んでいると聞きます。

 

その中でも、身近にあるファミリーマートで

傷がついたなどで商品として売れないバナナを使ったアイスや

ブロッコリの芯を使ったスナックなど

廃棄を減らす商品を開発されているという記事を読みました。

写真のような商品で、期間限定だったようで、今は店頭で見当たらないのですが

もともと食べ物を残したり捨てたりするのがとても嫌いな私としては

こういう取り組みはとても好意を持てて

これからはなるべくファミマに行こうとまで思ってしまいます。

※写真はファミマさんのサイトからお借りしています。

 

英語というか、外国語に訳しずらい日本語はたくさんありますが

その中でもこの「もったいない」という言葉、なかなか面倒です。

よく使われるのが wasteful ですね。

直訳すると「無駄な」とか「不経済な」という意味になりますので

Throwing away food is so wasteful. 食べ物を捨てることは本当に不経済(=もったいない)

という文章は成り立つし、実際そのように訳すのが普通だと思います。

「もったいないなぁ!」という一言だけなら「What a waste!」

 

ただ、日本語の「もったいない」の意味って、不経済というだけじゃないですよね。

調べてみると、「もったいない」は仏教用語が由来の言葉らしく

元々は「ものが持つ本来の価値をなくしてしまうことが惜しい」という意味なんだそうです。

自分自身を含め、すべての物事は、存在するのが当たり前ではなく

目には見えない力や働きに助けられていることへの感謝の気持ちが含まれているとか。

なので、単純に「不経済、無駄」という言葉では説明できないのだと思います。

言葉って本当に文化そのもの。深いなぁ。

でも言語が好きな私としては、こういう知識が増えるのもまた楽しみのひとつです。

古美道ってご存知ですか?

ツアー中、ゲストとお話ししていたときのこと。

「Miki、せっかく日本に来たんだからコビドウを体験したいの。」

は?コビドウ?なんじゃそりゃ?

ドウって道?なら何かの武道?それとも茶道とか華道とか系?

 

どうにも想像ができないので、調べてみました。

なんと、「古美道」といってヨーロッパで今流行中の美顔術で

按摩から生まれた日本古来のエステ術なんだそうです。

知らなんだ。。。

実際フランスでは、この古美道を伝える教室もあり

技術を学んでいるエステシャンの方々も多いのだとか。

とはいえ、「道」とつくからには茶道や柔道と同じで

心を鍛えることに重きを置きいているそうで

つまり、マッサージしながら、施術者も受ける側も心のケアをするんだそうです。

うーん、さらによくわからない。

 

こういう、外国と日本での知名度の温度差がある日本の文化、時々見かけます。

「コンブチャ」もそうですし(あれは日本とは言えないし、モノも全然違うけど)

カニカマは「SURIMI」という名前で、当たり前にサラダに乗ったりしています。

ゆずも最近ヨーロッパで大人気、「PONZU」も好きな人が多いです。

ゲストに教えてもらうことは本当に多い。

 

さて、その古美道、ゲストのためにサロン(道場?)を探してみたのですが

日本で施術しているところはほとんどなく、逆にゲストに驚かれました。

そういうもんなんですよー。

日本に忍術の道場がほとんどないのと同じです(海外では時々見かける)。

でも1件、自由ヶ丘付近にみつけたので

今度体験として行ってみようと思ってます。

次回ゲストに聞かれた時、ちゃんと答えられるようにしなくては。

しかしこんなことまで知識が必要とは。ガイドってほんとに大変。

日本の紅葉はやはり綺麗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週はツアーで白川郷に立ち寄りました。

今年は特にどこでも紅葉が遅いものの、さすがに白川郷は見事に色づいていて

ゲストの感動っぷりも半端なく、連れてきたこちらも大満足。

秋の白川郷は私にとっても初めてだったのですが

やはり目の当たりにすると美しいですね。

 

私たち日本人にとって、紅葉は毎年のことで

美しいとは思うものの、いわば日常生活の一部だと思うのですが

外国人にとっては本当に非日常のものに映るようで

なんであんなに赤くなるんだ?

あの黄色い葉っぱの木はなんという名前?

木の手入れはどうなっている?

…などなど、今回は質問攻めでした。

私もそんなに植物について詳しくないですし

楓や紅葉、イチョウくらいならスペイン語でもわかるのですが

その他の木になると、日本語であってもお手上げです。

もう少し日本の山についても調べなくては。。。

どこまでやっても、十分にはならないところが

ガイドの大変さでもあり、逆に勉強になって面白いともいえます。

 

ちなみに、今は京都で観光中。

天龍寺さんのお庭にも行きましたが、紅葉は4割という感じで

白川郷や高山の紅葉を見たゲストには、ちょっぴり物足りなかったようです。

とはいえ、いろいろ楽しんでもらえることを願ってガイドしています。

「おかげさまで」を英語でなんて言いましょう?

「体調は良くなりました?」「ええ、おかげさまで」

このような会話、日常生活で当たり前に使われます。

でもこの「おかげさまで」って、英語で何と言いましょうか。

 

この会話、「あなたが何かをしてくれたので」というわけではないですよね。

語源を調べてみると

神仏からのご加護の意味の「御蔭(おかげ)」が語源だそうで

それに「さま」を加えて丁寧な言葉になったんだそうです。

なので、直接会話の相手にしてもらったことに対するお礼というわけではなく

気遣いや周囲への感謝の表現として使われているようですね。

 

先日、英語の教材をチェックしてもらっているRyanというアメリカ人に

これ英語にするとどうなる?ときいてみたところ

ずいぶん悩んでました。

(そもそも、言葉のニュアンスを英語で説明するのが大変だったのですが)

たとえば、アメリカでお店が

「おかげさまで10周年!」などの表現をする際には

「10th anniversary! Thanks for shopping with us!」になるそうで

直訳すれば、「10周年!うちでお買い物してくれてありがとう!」な感じです。

「おかげさま」の感じはちょっとないかも。

あとうんうんうなってひねりだしてくれたのは

「I couldn't have done it without you.」

(あなたなしではなし得ませんでした)

…ん-、やっぱりちょっと違う。

 

日本の、神仏をはじめすべてに感謝するという文化的背景を背負っている言葉は

英語にするのが本当に難しいです。

そもそも不可能なのかも。。。

でも、こんな日常の何気ないひとことが

生徒さんたちにとっては「英語でどう言うの?」の対象になりがちです。

だからなんとか、できるだけ、ピンとくるような表現にしたい。

そんな言葉や表現に悩む毎日です。

「コロロ」の人気をご存知?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コロロ」というお菓子、ご存知でしょうか。

写真にある、UHA味覚糖さんから出ているグミなのですが

これが今外国人に非常に人気なんです。

 

私は食べたことがなく、今回ゲストに「買いたい」と言われて

ドンキホーテに行ったらまー、ものすごい数が売られていて

それがまた、ものすごい勢いでカゴに入れられているのを見てびっくり。

で、試しに買って食べてみたのですが、なんとも独特な食感。

ぷるっとしててつるりん。そして噛むとふにゅん、中から果汁がじゅわっ。

これは確かに、よくできていると思いました。

 

さきほどの、ぷるっ、つるりん、ふにゅん、じゅわっ。

これらの擬態語は、言語学用語で「オノマトペ」というのですが

日本語にはこのオノマトペが非常に多くて、辞書にあるだけで約4,500個。

英語の4倍はあるとされています。

さらに日本語は音に対する独特の感覚があり

SNSの発達でその数は増え続けていて

(昔はぷにぷになんていう言葉はなかったし)

辞典に入っていない言葉も含めると、約10,000語以上になるらしいです。

 

それでもこれらを英語にしようとすると、どうなりますでしょうね。

ぷるっ:jelly-like とか、jiggly(ジグリィ=小刻みに揺れる)あたりかなぁ。

つるりん:smooth でしょうか。もっと滑る感じがでてほしいんだけど。

ふにゅん:soft as a marshmallow くらいしか思い浮かばない。。。

じゅわっ:これはもう私にはお手上げで、いろいろ調べてみると

The flavor melts and fills my mouth=味がとろけて口の中に広がる

などしか出てきませんでした。

 

本当に日本語のオノマトペを英語にするのは難しいです。

でも日本の食のおいしさは、オノマトペをなくしては語れない。

文化は言葉だと、つくづく思うことの1つです。

 

ちなみに、わたしがドンキにご案内したゲストは

コロロを50個くらいカゴに入れ、他にもわんさか買ってご満悦でした。

職場の同僚に配るんだそうです。

UHA味覚糖さんの株でも買っておこうかしらと一瞬思いましたが非上場。残念。

鹿1匹はdeer, 2匹はなんだ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、というかもう先々週からですね。

相変わらずコロンビア人の相手をしています。

 

このツアーの後半は、3つのグループに分かれて

京都・大阪・広島に2泊しながら別々の土地に滞在し、ぐるぐる交代で回るというもの。

私は大阪担当で、大阪に6泊しながら

グループを迎えては新大阪駅で見送り というのを繰り返しています。

1日めは大阪、2日めは奈良という行程ですが

奈良では、到着した時は鹿に感声を上げてしていたゲストたちも

1時間もたてば写真の通り

すっかり慣れて、鹿はもう風景の一部になってますね。

 

ところで、鹿は英語で deer ですね。

ご存知の方も多いと思いますが

複数形は deers にはならず、2匹でも3匹でも、100匹でも deer です。

動物の名前には、こういう単複同形というのがいくつかあって

鯉 carp もそうですね。

横浜「ベイスターズ」ですが、広島「カープス」じゃないですし。

面倒ですが、ひとつずつ覚えていくしかないものの1つ。

まぁdeers って言っても通じますから、そんなに神経質にならずで。

 

秋は鹿の発情期なので、ゲストに怪我がないよう気を遣います。

私も先日、おしりをかまれました。。。

長いツアーもあと2日。

おうちに帰るまでが遠足 とはよく言ったもので

最後まで気を抜かず、ゲストをお送りしたいと思います。

100人乗れる屋形船があるんですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在アテンドしているのが、100人(!)のコロンビアからのゲスト。

先週末からなのですが、すでに担当4日めにして、その規模の大きさゆえに結構大変です。

 

ま、大変な部分の話は置いておくとして

旅程中にあったのが、屋形船でのディナーでした。

100人なので、ホテルからバス3台で勝どきにお連れしましたが

いざ船着き場に到着すると、待っている船は一艘。

勝手に2,3艘くらいに分かれると思い込んでいたのでびっくり。

そして100人が座っている屋形船も壮観。

写真はその、100人での大宴会の様子です。

 

ところで「●人乗り」って英語で何て言いましょうか。

一番わかりやすいのは、●-seater ですね。

「This car is a five-seater.」で、この車は5人乗りです ということになります。

また「保持する」とか「支える」という意味の hold を使って

This car can hold five people. という言い方もできます。

上記の文で、hold の代わりに「連れて行く」の意味で take を使ってもいいですね。

なので、「この屋形船は100人乗りです」なら

「This houseboat is a one hundred-seater.」になります。

 

ちなみに、「この車は何人乗りですか?」という疑問にする場合は

一番作りやすい英文は

「How many people can take this?」とかだと思います。

直訳すれば「何人の人がこれに乗れますか?」という感じ。

日本語は「この車」が主語になっているので

もしその通りのほうがわかりやすければ 

「How many people can this car take?」ですかね。これでもOK。

「●人乗り」のように ●-seater を使うのはちょっと難しいかな。

でもそういう場合は「five-seater?」などの疑問にして

相手にYes / No で答えを言わせるのが一番簡単です。

これも会話のテクニック。

 

さて、100人乗せた屋形船は、お台場前でしばし停泊。

屋根に上れるので、ゲストは東京の夜景を外で楽しんでいらっしゃいました。

夜景のきれいさも東京の魅力の1つ。

晴れていて本当によかったです。

スポーツを「する」の英語には3種類

すみません、昨日の掲出の作業で問題あり表示されていませんでした。

改めて1日遅れでの掲出です。

 

本日は体育の日。

英語では単純に Sports Day で大丈夫です。

※ただ、sports day には「運動会」の意味もあるため

 祝日であることを明確にするには National Sports Day の方がいいかもしれません。

この週末は、ご家族の運動会に出かけられた方も多いのではないかと思います。

 

スポーツを「する」を英語で言うには、主に play / do / go の3つにわかれます。

学校では play tennis などで習った覚えがあるので

ん? do? go?と思われるかもしれませんが、使い分けはざっくり以下のような感じ。

 

①球技など、道具を使って行うスポーツは play

 baseball, basketball, badminton, soccer などですね。

②道具を使わず、個人競技の場合は do

 yoga, judo, gymnastics, stretch などなど。

③-ingで終わるスポーツ名の場合は go

 fishing, swimming, running, cycling など、個人的にはアウトドアなイメージ。

なので go との組み合わせがしっくりきます。

 

ただ、boxing や wrestling は ing で終わりますが、格闘技なので do boxing。

また chess などのテーブルスポーツ(世界ではこれもスポーツです)は play。

なんでかなー。

まぁ、こういう法則はあくまで原則で

日常的に使われている組み合わせを、そのまま口で覚えていくしかない部分もあります。

その際に大切なのはイメージすること。

チェスをやっている光景を思い浮かべながら

「Now they are playing chess.」と口に出して言ってみるのが大事です。

TVや映画でスポーツをしている場面を見かけたら

その際に言ってみるのもいいですね。

 

生徒さんの中には、テニスや水泳、ヨガ、太極拳など

日々運動を楽しんでいらっしゃる方も多いです。

私も何かやりたいな とも思いますが、とりあえず週1回のジムが精いっぱい。

あと数年の間に、何かのスポーツを習慣にするのが目標です。

お国の味も大切

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週ご案内したのは、中南米各国からの連合軍。

メキシコ、ボリビア、エルサルバドルなど、国籍の違うゲストたちだったのですが

共通点は、辛いソースが好きな方が多いこと。

行程での食事を見る限り、和食が多かったので

タバスコのようなチリソースとライムを持参し臨みました。

(ライムも中南米では一般的な調味料です)

 

そして迎えた1回めのランチは、京都での松花堂弁当。

それなりにちゃんとした、創業70年以上の京料理のお店でしたので

日本人とすればかなり美味しい内容だったのですが

「チリとライム欲しい人ー」と声をかけると「はーい!」の声が続々。

その後の食事も、皆さん刺身に、天ぷらにとチリソースかけ放題で

2本あったものが、終わってみるとほぼ1.5本なくなっていました。

写真は最後のディナー、屋形船でのてんぷらに

ケチャップであるかのように激辛ソースをかけるゲストの様子です。

 

日本に来たからには

なるべく日本的な、おいしい料理を味わってもらいたいという

旅行会社側の意図もよくわかります。

実際、料理の内容は寿司、てんぷら、しゃぶしゃぶ、お好み焼きなど

いかにも和食なメニューが旅程の半分以上を占める場合が多いです。

でもゲストからすれば、「おいしい」の基準はやはり食べ慣れた味。

日本人の旅行者も、海外におしょうゆを持参する方、いらっしゃいますよね。

美味しく食べてもらえるなら、その方がいいと思うので

てんぷらにチリソース、いいんじゃないでしょうか。

(私は一滴なめただけで、舌がしびれてもう結構でしたが)

 

しかし、ガイド中の食事は本当にすし、てんぷら的なものばかりで

自宅で料理する時間もないため、普通の食事が恋しくなります。

餃子食べたいなー。焼きそばもいいなー。玉子かけごはんしたいなー。

日本のトイレは難関なんですよ

先日のガイド中のこと。

ゲストが到着した日、初めての日本でのランチ中に、トイレから「MIKIーーー!」と呼ぶ声が。

なんでしょうか?と駆けつけてみると

シャワートイレがしゃーーー!と噴水になっていてあたりは水びたし。

何なのかわからぬまま触ってしまったようです。

あわてて水をよけつつ、止めるのボタンを押し

お店の方に、床がびしょびしょになってしまったのをお詫びすると

「よくあることですから、お気になさらず」とのこと。

…よくあるんですね、大変ですね。

 

シャワートイレの使い方は、ゲストに最初に説明が必要な点の1つです。

観光客の間ではわりと有名にはなっていますが

実際使うとなると、日本語と小さい文字の英語で書かれているだけなので

初めてのゲストは戸惑います。

一度使うと、結構気に入って「買いたい!」と言う人もいるんですけどね。

(ただ、日本の製品は日本の水質に合わせて作られているので

 外国では動作保証はできないそうです:一度本当に必要でTOTOさんにお伺いした話)

 

シャワートイレもそうなのですが

他にも、日本のお手洗いには本当にハードルがたくさん。

入口からして、和食の店では男女の区別が漢字でしか書いていないお店も多い。

一番の難関は水を流す方法で、これが場所により千差万別。

昔ながらのレバーを下げるものならわかりやすいのですが

手をかざすもの、青い丸いボタン、シャワートイレの操作パネルの上部の「大小」

(「大小」の区別のボタンがあるのは日本だけです)

はたまた最近はセンサーで便座を離れると自動的に流れるものまで。。。

考えてみると、自分自身も知らない場所のお手洗いでは

流す用の操作をいろいろと探すことも少なくない気がします。

 

日本は、メーカーさんが日々デザインや操作性を研究して

より便利に、またはおしゃれになるように工夫をほどこしているのだと思いますが

お手洗いのような、だれでも簡単に使えることが必要な場所には

ある程度の操作統一性のようなものが必要なのではないかと思います。

これは外国人観光客の視点だけではなく

機械が苦手なご年配の方や、障害を持つ方々にとっても大切なことじゃないかと。

トイレメーカーの人に、その点を伺ってみたいものです。

 

とはいえ、今日明日には解決しない問題ではあるので

今日も「For Flush!」と書いたメモを握りしめて、レストランの流すボタンに貼りつつ

ガイドをする毎日です。

(男性トイレには入れないので、男性のゲストにはごめんなさいと思いつつ)

居酒屋は外国人にはハードル高し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日までの予定で、またまたガイド中です。

今回のゲストはスペインからの26名。なぜか大きい(=太った)人が多い。。。

 

このツアーは昼も夜も食事付。

スペイン人の夕飯は遅いので(普通は夜10時)

日本のレストランが開いている時間帯のなるべく遅くに設定されていて

夕飯までご一緒するので、私の業務が終わるのは夜10時頃です。

それはまぁ仕事なのでよいのですが

大勢が入れるレストランというのがそんなにないことから

夕飯の場所が居酒屋になることが多い。

で、居酒屋の宴会メニューっぽいのが提供されるのですが

これがまた、ヨーロッパの人にとってはハードルが高い。

あちらの食事は普通、1皿目と2皿目があって、最後がデザート。

居酒屋は、大皿でどーんと提供されて分け分け。デザートはほとんどなし。

食材ひとつとっても

れんこんやがんも、味噌にごま、こんにゃく、枝豆などなど。

「Mikiーー!!これは何?どう食べるの?」に答えているあいだに

ビールがほしい、フォークがない、鍋のガスが切れた、暑いからエアコンの温度を下げて、etc…

。。。阿鼻叫喚とはこのことです。

で、デザートがないと、全体的にがっかりの雰囲気が広がります。

逆に安っぽいシューアイス1つでも、わーい!となるのでかわいいんですが。

 

さらに、靴を脱いで入るお店も多いので、もう入口から大混乱。

よくある、木の鍵を取って入るところも「はの八」とかの番号は彼らにはもはや絵の一種。

写真はそんな彼らが掘りごたつの居酒屋で食事している様子ですが、これも難関。

入ったら最後、出られない大きなゲストもいて

今回1人は引っ張り出すのに苦労しました。あぁぁ。。。

 

とはいえ、食事自体は(居酒屋にもよりますが)悪くない味のものが多く

ゲストの反応はまぁまぁ合格点。

恐る恐るこんにゃくをつまんでいるゲストもまたかわいらしい。

ガイドは大変ですが、居酒屋もまた日本の文化の1つですし

楽しんで頂ければなによりという感じです。

雲の種類を英語で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだまだ暑くて、とても秋な感じじゃないですが

いつの間にか空は高く、雲も秋の気配になっていますね。

昨日は、川崎までアメフトの試合を観戦に行っていたのですが

羽田空港が近いことから、海側の空には飛行機雲が見え

うろこ雲との組み合わせがきれいでした。

 

飛行機雲は英語で contrail といいます。

もともと「condensation(結露)」と「trail(軌跡)」が合わさった言葉だそうですが

日本語では、雲をつくる方の「飛行機」に着目するのと違って

事実として軌跡があるという視点からの単語なのが文化の違いを感じますね。

あと面白いのがうろこ雲。

日本語ではいわし雲とも言うと思いますが。英語では mackerel sky =鯖空 です。

魚が違う! でも青魚。しかも雲じゃなくて空。面白い。

もう少し大きいひつじ雲は、英語も同じ sheep clouds 。一致してよかった。

 

少し前まで毎日のように見ていた入道雲は thunder clouds、雷雲です。

thunder head とも言います。頭に形が似ているからかしら?

気が付けば、あんなに出ていた入道雲も出番がなくなってきました。

 

天気予報によれば、ちょうどお彼岸あたりから涼しくなるとか。

The autumn is just around the corner. もう秋はすぐそこに。

これもクラスでやったフレーズですね。

なんて言っている間に年末がくるんだろうなぁ。

Time really flies. 今年は本当に時間がすぎるのが早いです。

 

日本のサービスエリアは素晴らしいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末、毎年恒例になっている甲府へのぶどう狩りに行ってきました。

同行の友人の、大学の先輩の農園なので

彼女のおかげで、写真のような6種類のぶどうの食べ比べも格安で提供してもらい

暑い中でしたがよい週末を満喫してきました。

 

甲府には、縁あって結構な頻度で行っているのですが

中央道の不満点は、途中談合坂くらいしかサービスエリアがないこと。

(それと渋滞がひどいこと)

とはいえ、談合坂だけでも休憩できるだけありがたい。

立ち寄るたびに思いますが

日本の高速道路のサービスエリアは本当に充実していますね。

トイレはきれいだし、ご当地のお土産は山ほど売っているし、フードコートも品数豊富。

地元の新鮮野菜などもあって、まるで外国の観光地の市場のようです。

ガイド中に、休憩でサービスエリアに立ち寄ることも多いのですが

トイレ休憩の予定が、いつまでたってもゲストが戻ってこず

やっと戻ったと思ったら、大量にお土産のお菓子やらスナックやらをかかえていたり

ソフトクリームや大福を食べながら歩いて来たりします。

外国人にとっても、魅力的なものがいっぱいで

「日本の高速道路は楽しいねー」と言ってもらえたりします。

 

というのも、ヨーロッパやアメリカのサービスエリアは

単純にトイレ休憩とガソリン補給の場所であることが多いんです。

レストランや売店は、あるにはありますが

日本のような品揃えを期待できるわけはなく、本当に最低限のサービス。

しかもトイレは壊れていたり、閉鎖されていたりしますし

そもそも治安面での不安があるので、ひとりで向かうのは躊躇したりします。

地元の特産品など、見かけたことはありません。

もっとも、高速道路自体が無料の場合も多いので

おなかがすいたら、高速を降りてどこかに立ち寄ればいいだけという事情もある気がします。

 

ちなみに、サービスエリアを英語で言うと?

そのまま service area でも通じる気はしますが

英語では rest area や rest spot という言い方が多いと思います。

でも、前述のように

日本のサービスエリアとはそもそもサービスの内容が違いすぎるので

rest=休憩する場所 というだけのイメージでいた方がいいですね。

興味のある方は是非、ヨーロッパなどでレンタカーの旅をしてみてください。

きっと日本のサービスエリアの素晴らしさをお判りいただけると思います。

バイリンガルは何語で考える?

日本語以外の言語を話します と言うとしばしば聞かれるのが

「考えてるときは何語なんですか?」

…そんなこと、気にしたことなかった。

 

で、聞かれるようになって考えてみたんですが

結論は、言語で考えてない です。

言葉って、発話してはじめて言葉になるわけで

その前段階での「考え」の段階では、言語の種類は関係なくて

ただ概念とか、気持ちとか、そういうものでしかない気がします。

なので、その考えを伝える相手が日本語話者であれば日本語で発話しますし

スペイン語ならスペイン語、英語なら英語になって自分から出ていきます。

 

ただ、不思議なもので

日本語話者と話している時には、相手に気を遣うような考え方が出てきます。

スペイン語だと、日本人としては大げさすぎるような表現にあうような、

何かこうおおざっぱな感じの考え方で会話をしていくような感覚になります。

ことばは文化だとはよく言ったもので

言語がもつ、それぞれの感覚をもとに話すのがいちばんしっくりくる感じです。

 

これには多分、個人差があるんじゃないかと思います。

私は特に帰国子女でもなく、2年ほどスペインに住んでいただけなので

生まれながらのバイリンガルというわけでもありませんし

もしかしたら、生まれた時から2か国語を話す環境だった方などは

また別の感覚をお持ちなのかもしれません。

そういう方のとらえ方もまた、聞いてみたい気もします。

 

ちなみに、「夢は何語で見るの?」とも聞かれます。

私、本当にほとんど夢をみない(覚えていない)ので、個人的な答えは「わかりません」です。

たまぁに見る夢は、登場人物が日本人で日本語を話していることがほとんどなので

多分私も日本語で話してるんだろうと思いますが。。。

今度夢みたら覚えとこ…と思いつつ、いまだ解決していない疑問点です。

「台風が近づいています」を英語で?

なんだかしょっちゅう台風がきている感じですね。

8月ってこんな感じだったかしら。

 

現在近づいている台風10号は、毎日進路の情報が変わっていて

現在ツアーゲストを抱えて高山にいる私としては

自分が担当しているゲストが、無事に新幹線で着いてくれ…という

およそ自分勝手な願いしかなく

明日名古屋から小田原に向けての新幹線はどうやら動きそうで

ひと安心しているところなのですが

西日本の方々は、逆に当初の予測より台風が迫ってきていた大変だと思います。

 

ところで、台風が「近づいています」は英語でどう表現しましょう。

これは日常会話のテーマ別で、かなり遅い時期に出てくるのですが、approach を使います。

「近づく」という意味なので、この場合にぴったり。

「台風が近づいています」は A typhoon is approaching. となりますね。

「上陸する」は hit =襲う です。

野球のヒットで「打つ」という意味がよく知られていますが、襲うというのにも使います。

また、「見込みです」というのはexpect を使います。

学校で「期待する」と習った覚えもあるのですが

良い / 悪い の感じはなしで、単純に「予期する」の意味が強いです。

なので、「台風は明日上陸の見込みです」と言いたい時は

「The typhoon is expected to hit tomorrow.」となります。

(直訳では 台風は予測されています という感じです)

 

ちなみに、「台風」と「typhoon(タイフゥン)」

音が似ていますが、英語が先にあり、日本語の漢字を当てたと言われています。

英語がモトだとは。ちょっと驚き。

もっとも、英語ももともと中国語の tai fung (大風)から来たものらしいですが。

 

さて、私のゲストは、明日は白川郷に行ってから、名古屋経由で箱根1泊。

明後日には東京に入り、木金で東京観光です。

どうか、なんとかゲストの日程に影響がでませんように。

そして願わくば、どの地域の方々にも大きな被害が出ませんように。

外国語を話せるのはかっこいい?

これもガイドをしている際のエピソードなのですが

入場の列に並んでいる時間を利用して、ゲストに歴史などを説明していた時のこと。

すぐ後ろにいた20代くらいの男の子たちの会話が耳に入ってきました。

「あれって何語?」「英語じゃないよね」

「スペイン語?イタリア語じゃない?」「かっこいいー」

 

日本では英語をはじめ、外国語を話せることがかっこいいと思われていますよね。

でも、どうしてなんでしょう。

自分自身、英語とスペイン語を話しますが、それがかっこいいと思ったことは一度もなく

この会話が気になって、ちょっと調べてみました。

これって、心理学的に「希少性の法則」というんだそうです。

人は、簡単に手に入れられるものより、数の少ないほうが価値が高いと判断するんだとか。

これには有名な実験があって

クッキーが10個入った瓶Aと、2個しか入っていない瓶B

中身は同じクッキーなのに、Bのクッキーの方が美味しいと言う人が多かったとのこと。

人の感覚とは不思議なものです。

で、日本には外国語を話せる人が少ないため

数が少ない=価値が高い=かっこいい ということになるんだそうですね。

 

ちなみに、ドイツやベルギーなど英語を話す人が普通な環境だと

英語を話すことに対して、まったくかっこいいという意識にはなりません。

また、これは希少性とは外れますが

スペイン人は、英語が話せない人が多いものの

生来の気質からか「だからどうよ?」的な感じがあって

英語を話せなくても恥ずかしいとは思わないんですよね。

なので、逆に話せる人を見ても、かっこいいという感覚は持たないようです。

 

日本人は英語が苦手と言われますが

確かに国際的にみても、英語を母国語としない約110の国の中で、日本の英語力は80位。

科学的にも、日本語から英語を学ぶのは、他の言語に比べて時間がかかると言われています。

さらに「間違えると恥ずかしい」という感覚も邪魔してますよね。

スペイン人なんか、堂々とスペイン語発音で英語の単語を発音してますが

(year は「じぇあぁ」になりますし、銀座Ginza は「ヒンサ」です)

全く気にせず、単語をつなげて意思疎通を図っています。

 

どうやったら、日本人がもう少し英語を話せるようになるのか。

いつも考えてますが、教育制度も性格もからんで、なかなかこれという方策はみあたりません。

でも、少なくとも「希少性」がなくなって

「英語が話せる=かっこいい」という発言がなくなる日が

いつか来てほしいと、心から望んでいるんですが。。。そんな日が来るかしら。

教育関係のえらい方々、本気で考えてくれないかしら。

英語で「笑」をどう表現する?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日担当した、総勢20名のご家族。

そのうち10人は1歳から12歳までの子供で

人数を確認する作業ひとつをとっても、小さすぎたり乳母車にいたりして数えずらく

またいろいろとリクエストも多くて、結構疲れるお仕事でした。

 

その業務中、知らない電話番号からメッセージが到着。

日本のLINEにあたるメッセージアプリは、世界的にはWhatsAppが使われていて

私も外国人とのやりとりはこちらを使うのですが

そのWhatsAppに届いた内容は

「Good Morning! You're leading my client with 20 persons, right?」

どうやらゲストがこのツアーを依頼した、現地の旅行会社のようです。

私は日本の旅行会社からの依頼でガイドをしているため

現地旅行会社とやりとりすることはないのですが

何かまずいことでもあったのかしら?

そういや昨日、マクドナルドに寄りたいと言われ

大型バス入らないから無理!って断ったけど、あれクレームになってる?…と

「Yes, but something wrong with them?」(そうですが、何か問題でも?)

と、恐る恐る返信したところ、写真のような返答が返ってきました。

 

「Just want to say thank you for your hard work on this challenging group.」

(ありがとうと申し上げたかったんです。この大変なグループを担当してもらって。)

「I know it is quite headache and demanding.」

(いろいろ要求が多くて、頭が痛いお客様ですよね。)

「I so appreciate your works!」

(担当頂いて本当に感謝しています。)

 

つまり、ゲストの性格をご存知で、私をねぎらってくださるメッセージでした。

クレームではなく一安心と同時に、お互い大変よねという気持ちで返信をしたくなり

こちらから送ったメッセージは

「Hahaha! Honestly, they are one of the hardest groups that I had.」

(ははは!正直に言って、私が担当した中でも、一番大変なグループの1つでしたよ)

よく見れば、groups ではなく persons の方がいいし、I had は I've had が正しいですが

まぁスペイン語でガイド中に思い付く英語はこんなもんです (^^;

通じているから問題なし。

 

この、始めの「Hahaha!」は

日本語でメッセージする時の 「笑」とか「www」にあたります。

ひと昔前は「lol (laugh out loud:大声で笑う)」が使われていましたが

最近はあまり見かけず、替わってこの haha! がよく登場します。

日本語の「はは!」と同じなので覚えやすいですね。

メールなど文字で英語のやりとりをする際、カジュアルな雰囲気にしたかったら

笑っている部分に入れてみてください。

こういう小さなことが、親しみやすい英語に見えるコツだったりもします。

 

とはいえ、ガイドに話を戻せば、現地の旅行会社とやりとりする機会などない方が幸せ。

毎回予定通り、何事もなく無事に終わらせたいものです。

またまた日本人の知らない観光名所へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真、なんだかわかりますでしょうか。

現在またメキシコ人家族のご案内をしておりまして

今回のコースに入っていたのが「相撲鑑賞ランチ」。

え?相撲見ながらごはん?

もちろん初めての体験ですが、ゲストには「名所だよね」な感じで伝わっている様子。

とにかく予定通り、指示書にある場所に向かいました。

 

レストランがあるのは両国エリア、最寄は「菊川」という駅になります。

「横綱とんかつ どすこい田中」という名前のお店で

普段はとんかつを中心としたメニューのレストランなのですが

引退した(と思われる)力士の方が

本物と同じ大きさの土俵で、実際に相撲を実演したり

ゲストと相撲をとってみたりしてくれるショーを随時行っているようです。

 

行った時には、ゲストは見事に外国人ばかりで、日本人は私一人。

到着すると、まずトンカツとちゃんこ汁のごはんを頂き、力士の登場を待ちます。

ショーが始まると、解説は当たり前のようにすべて英語。

相撲の歴史などの説明の後、力士が実際に実演しながら

土俵入りの動作の意味や、取り組みのルールが説明されます。

実際の取り組みの迫力を生で見た後に、ゲストが力士に挑戦。

盛り上がった後で、各グループごとに力士と記念撮影して終了。

入場から2時間ちょいのプログラムで

途中少々間延びするところもありましたが、全体的によく考えられていると感じました。

 

相撲を見たいというゲストは少なくないのですが

いかんせん年6場所しかなく、チケットを取るのも大変なので

実際の場所を観戦できる観光客は少ないと思います。

それを少しでも体験できるこのプログラム、

外国人には本当に大うけでしたが、日本人にはほとんど知られていません。

私も初めての体験で、でもこれは確かにアリだなと思いました。

 

ただ、これをご案内するには相撲の知識がないと墓穴を掘ります。

相撲がもともと神事だったこと、なぜしこを踏むか、なぜまわしだけなのか などなど。

そういう説明を学んで頂けるのが、S&Sのおもてなし英会話クラスです。

興味があれば、是非一度遊びに来てください。

現役の通訳案内士である私が、実際の体験をもとにテキストを作っていますので

きっと目からウロコの情報が見つかると思いますよ。

日本への旅行は本当にブームのようです

死にそうに暑い中なのに、次から次へと外国から観光客がやってきて

観光地は相変わらずの大賑わい。

私も一日中外で走り回って、高校球児なみの日焼け具合です。

 

ゲストに聞くとどの方も、自国で日本への旅行が流行っているとおっしゃいます。

COVIDの後、どこかに行こうとなって

日本を訪れた人が気に入り、友人たちに勧めている上

このところの円安で、旅行代金も安く、滞在費も思ったより割安ということで

今のような状態になっている様子。

TVなどで見る「外国人は日本のこういうところが気に入ってます!」などのニュースは

日本のことを自画自賛しているようで、個人的には好きではないのですが

実際のところ、来られた方は本当に日本を気に入られて

また来たいとおっしゃる方ばかりで、ガイドのしがいもあるというもの。

 

ちなみに、「ブーム」という言葉

英語にも確かに「boom」はあるのですが、日本語の使い方とは違い

日本でいう「ブーム」にあたる言葉は fad か trend でしょうか。

fad は一時的な流行り、trend が比較的長い感じになります。

「日本への旅行は今世界中でブームです」と言うのであれば

「Travel to Japan is a fad (trend) all over the world.」

ですね。結構長期的な傾向になってきているから、trend の方がいいかな。

 

これもちなみにですが、「マイブーム」も和製英語で

(これは日常英会話クラスでやりましたね)

I'm into ~ を使います。

「I'm into making cookies.」クッキーづくりにはまってるの など。

もっとはまっている感じなら、I'm really into にするか

「I'm addicted to Korean dramas.」韓流ドラマにめっちゃくちゃはまってる とも言えます。

「I'm crazy about his movies.」なら「彼の映画に夢中」という感じですね。

 

世界中が夏のバカンスのこの季節、まだまだこの後もガイドの仕事でいっぱいです。

しかしながら「日本の夏がこんなにつらいと思わなかった」

これは皆さんの共通の意見。そりゃそうでしょ。

次はどうか春か秋に、ぜひまた来てくだることを願ってます。

ガイド中まさかの新幹線運休

本日のガイド業務は、品川プリンスホテルから箱根を回り

16時小田原から新幹線に乗って夕方京都入り の予定でした。が。

新幹線運休。なんてこと。。。

 

朝のうちにニュースをチェックして状況は把握していたため

旅行会社に連絡すると「とりあえず様子を見ましょう。復旧するかもしれませんし。」

ということで、ゲストには説明せずとりいそぎ箱根に向かいます。

曇りで富士山も見えず。しかし芦ノ湖の景色を楽しんでいるゲストを見ながら

ひたすら新幹線の状況をチェック。

しかし運航再開の知らせは待てど暮らせど届きません。

やがてランチの時間になり、この後は海賊船に乗って桃源台から小田原の予定。

新幹線が動かなければ、29人のゲストは小田原で路頭に迷ってしまいます。

考えに考えた末、唯一できることは

このままの観光バスで京都まで走ってもらうことでした。

 

今年の4月から、法律で運転手さんの勤務管理が厳しくなり

連続の常務は11時間までしか認められません。

しかし宿泊が伴えば12時間までOK。

今日は7:30に品川を出たので、19:30までに京都に着けば間に合います。

運転手さんに尋ねると、海賊船をパスして出発すれば間に合うだろうとのこと。

旅行会社とバス会社とで連絡をとってもらい、30分で決断。

ランチを終えて集まったゲストに状況を説明し

楽しみにしてくれていた船は乗れず、そのまま京都に向かわせてほしい旨を伝え

なんとか了承を得て、その後はひたすら高速を走ってもらいました。

 

ガイドをしていると、トラブルは大小いろいろつきものですが

新幹線が一日中動かないというのは、経験上初めてのことでかなり緊張しました。

運よくバスで箱根に向かっていて、運よく乗務時間の範囲内で収まったので

ゲストに大変な思いをさせずに済んで、本当に安堵しています。

 

外国からの観光客の中には、あちこちの駅でひたすら新幹線を待つ人や

言葉がわからず状況が把握できない人など、困っている人がたくさんいることでしょう。

せめてどなたか、日本人で状況がわかる人がすこしでも助けてくれていますように。

京都でぐったりしている身ではありますが、願わずにいられません。

 

すみません、本当に疲労困憊しているので

日本語おかしいところがあればお許しください。

明日からまた、祇園の後祭まっさかりの中、京都観光がんばります。

初めての富士山(五合目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生初めての富士山接近!

いや、箱根とか河口湖とかからは、さんざんゲストのご案内で見てますし

なんなら月に3回伺う平塚からも

運が良ければきれいな富士山が迎えてくれるのですが

私にとっては初めて富士山への超近距離接近です。

 

今朝5時起きでの清水港お迎えのゲストの日程は

富士山五合目と、今や超有名スポットである、河口湖付近の富士新倉浅間神社。

富士山は見る専門の私にとって

富士の五合目って?登山の入り口ってだけなんじゃ?

と、頭は?でいっぱいの感じ。

とはいえ、ゲストのリクエストですから、

とりあえずチャーターのバスで清水港から向かいます。

そして2時間後、辿り着いた富士山五合目は、まー観光地!

シーズンですから、ちゃんと登山装備をした登山客も多いのですが

観光バスもわんさか停まっていて、売店も大賑わい。

確かに富士山が一番近く見られる場所ではありますし

下界の景色もきれい(今日は雲でほぼ覆われていましたがそれでも幻想的)。

しかし、こんなにも人が多いとは、想像すらしていませんでした。

 

多分、この富士山五合目も

つい数年前までは、日本人の登山客しかほぼいなかったんだと思いますが

いまや日本人より外国人の方が多いくらいの観光地になってました。

最近よくニュースで取り上げられている、

無謀な姿で頂上をめざす人の姿には気付きませんでしたが

それよりも、純粋に観光地として写真を撮ったりしている観光客の多さに圧倒されました。

そうか、富士山そのものが既に観光地なんだ。。。

また新たな知見を得た気がしています。

 

写真は、私のゲストが五合目の展望台で写真を撮っている様子。

20人の大家族だけに、集合させるのも意思統一も本当に大変でしたが

この楽しそうな様子を見ると、その大変さもまぁいいかという気にになりました。

富士山って、やっぱりすごい。

七夕について語れますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は七夕。

教室がある場所の1つ、平塚は、言うまでもなく七夕祭りで知られています。

なかなかお祭り当日にクラスがあたることはないのですが

今年はその前日に平塚に行ったので、ちょっと準備された雰囲気を楽しむことができました。

写真はその、ちょっと飾られた平塚駅前です。

 

この時期は日本中いたるところで、短冊をつるした笹が飾られます。

ガイドをしていると、当然「あれは何?」と聞かれるので説明しなくてはいけないのですが

皆さん、七夕についてそもそも日本語で説明できるでしょうか。

私もいろいろ調べて準備したものですが

 

●言い伝えとしては、

 機織り(weaving:ウィヴィン)の仕事をする織姫と、牛の世話をする彦星はそろって働き者。

 しかし2人が結婚すると働かなくなり、

 怒った神様が2人の間に天の川(milky way)を作って離してしまいました。

 悲しみにくれた2人は泣き、それを見た神様が

 以前のようにまじめに働いたら、1年に1度だけ2人を会わせてくれると約束しました。

 それから2人は心を入れ替えて一生懸命働くようになり

 年に1度だけ、7月7日に天の川を渡って会うことが許されました。

 

●織姫は琴座のベガ(Vega)、彦星は鷲座のアルタイル(Altair アルテア)で、

 この2つの星は、旧暦の7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いていることから

 中国でこの物語が生まれ、日本には奈良時代に伝わりました。

 

●笹の葉は生命力が強い(strong vitality)植物で

 神事(Shrine ritual)に使われたり魔よけの意味もあります。

 織姫のように機織りや裁縫(sewing)が上手くなりますようにと願って

 7月7日に、祭壇(altar)に針や糸を供えていたのが

 書道などの「芸事(accomplishment アカンパリシュメンt)」全体の

 上達(improve)を願う行事へと変化していきました。

 平安時代には和歌を書いて供えたのが、短冊(strips)をつるすもとになりました。

 

…と、こんなところのようですね。

 

日本特有の文化や風習は、意外と知識があやふやなもので

英語で説明する前に、まずは日本語で要点を整理することが必要です。

さて、これらをどうやって英語にしましょうか。これがまた大変。

七夕はとりあえず、the Star Festival とひとことで言っておくとして

要点になりそうな単語は、英語をつけておきましたので

ご自分なりの英語での説明、一度挑戦してみてはいかがでしょう。

 

こういうのを「おもてなし英会話」でやっています。

興味のある方は一度遊びにきてください。楽しいですよ♪

家族が仲良しっていいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末からは、メキシコからの4人家族を連れて高山・金沢方面に行ってました。

40代半ばに見えるご夫婦と、18歳長男、14歳次男。

18歳とかにもなると、両親と旅行するのも面倒なのかなーと思いきや

長男も次男もご両親大好きで、旅行中ずっとお母さんにべったり。

お父さんが「写真とるぞ!」というとちゃんとみんなでポーズ。

写真はそんな高山でのひとシーンです。

 

日本だと、中学生にもなれば、親と旅行に行くのを面倒がる子供が多い気がしますし

写真にもなんだかぶすっとして映っていたり

ごはん中も携帯をいじって、ろくに会話がなかったりというシーンが思い浮かびます。

でも、メキシコやスペインなど、カトリックの国では

まだまだ家族で集まる機会が多く

特に男の子は、いくつになってもママが大好きというのが当たり前な印象です。

この家族も、月に1回は郊外に住むおじいちゃんおばあちゃんの家に

叔父叔母やいとこたちも集まって、総勢20人以上で食事をするんだそうです。

 

私はひとりもので、毎日気楽に暮らしている現状に満足していますが

こういう仲良し家族を見ると、心から素直に、いいなぁと思います。

人生は1回きりですから、自分が幸せならどんな形でもいいのですが

自分が歩まなかった形をこうやって見せてもらえると

別の形の幸せをおすそわけしてもらったようで、嬉しくなります。

 

S&Sの生徒さんたちも、お話を聞いていると

ご家族とひんぱんにお出かけになっている方や

おひとりでも毎日を充実してすごしている方など、様々です。

それぞれの方が、それぞれの幸せな毎日であればいいなと思います。

ただ、家族が仲良く過ごしているというのは

とても基本的で、大切で、周りも幸せにすることなんだなと

今回のゲストを見ていて思いました。

 

彼らは京都、大阪、広島を回って

今週末にまた東京に戻り、私が成田空港までお送りする予定です。

あいにくの梅雨時期ですが、楽しい思い出を作ってこられるよう願っています。

 

絵本クラスで声を出す練習

春の体験募集も一段落。

今回は、新しい土曜のクラスや、歌のクラスを中心に募集しましたが

体験クラスに来て頂いた方が

やっぱり他の内容も見てみたいとか、他の曜日の方が都合が良いということで

改めて別のクラスを体験頂くケースも少なからずあります。

あるいは、広告を見て当教室のサイトを訪問くださり

興味のある内容のクラスに直接体験を申し込んで頂く場合も。

今回、英語で絵本を読むクラスは募集をしなかったのですが

そのような事情で、絵本クラスを体験された方もいらっしゃいました。

 

絵本クラスは、もともと会話を考えて発話するのは自信がないけど

絵本を読むだけなら。。。という方を想定して作ったクラスです。

とはいえ、楽しんで頂くのが目的の当教室ですから

絵本クラスも、感情をこめて読んだり、内容をアレンジしながら

とにかく口を動かして、たくさん発話して、「言えた」という楽しさを感じてもらいたい。

講師の皆さんも、そのためにいろいろ工夫してクラスを進めてくれています。

 

今回、会話クラスに体験に来られて、改めて絵本クラスに参加された方から

「他の英会話教室にも体験に行ったけど、こんなにたくさん話せたのは初めて!」

と喜んでもらえたという報告がありました。

もちろん会話のクラスでも、なるべく発話してもらえるよう工夫していますが

リスニングの時間なども少なからず入っています。

絵本クラスは特に「読む」という作業が目的なので

実は一番発話量の多いタイプのクラスになるんです。

 

S&Sでは、横浜、町田、阪東橋教室で、日本語での朗読クラスも開講していますが

人気が高く、かなりの生徒さんに来て頂いています。

おひとり暮らしの方だと、一日中誰とも喋ることがなくて

気がついたら声がでにくくなって。。。という理由で来られる方も多いです。

声を出すことは、健康に過ごすコツのひとつ。

もし英語に興味があって、最近声が小さくなっちゃって とう方がいらっしゃったら

是非一度、S&Sの絵本クラスに遊びにいらっしゃってください。

発話だけでなく、クラスでおしゃべりして、笑ってもらえば

また元気になれること間違いなし。

英語に触れることで、皆さんが元気に楽しく過ごして頂きたい。

それがS&S英会話教室の願いです。

日本の果物はなぜ高い?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末に、甲府までワイナリーのブドウ園のお手伝いに行ってきました。

キスヴィンさんという、結構有名なワイナリーさんなのですが

ご縁あって、毎年この時期にぶどうに笠をかけるなどの作業を手伝っています。

写真はお世話したシャルドネのぶどうの子供。

こちらのワインは、本当に手がかかっていて

雨はよけたい、でも日光は当てたいということで(笠は基本雨よけなんだそうです)

特注のプラスティック製の笠を使っていたり

ぶどうの粒になるべく日光を当てるために、細かく粒を取ったり。

実際に作業をしてみると本当に大変で

仕事が増えれば、その分価格に反映されるというのがよくわかります。

 

また、翌日は同行した友人の大学の先輩の農園にお邪魔して

さくらんぼ狩りを楽しんできました。

そちらも、秋はぶどう狩りをやっているところで

今は摘粒という、粒を大きくして房の形を揃えるたための、粒の取り除き作業の真っ最中。

1つ1つの房の、1つ1つの粒を見ながら、粒を取り除いていきます。

そりゃシャインマスカット高いわ。。。

 

海外からのゲストによく

日本の果物はどうしてこんなに高いんだ?と聞かれます。

海外の市場やスーパーをご覧になったことがあればわかると思いますが

ヨーロッパなどでは、形が多少変でも大きさが揃ってなくても

台にどーんと積み上げて

お客さんは自分の好みのものを取って、重さで料金を払います。

もし痛んでいたりしたら、それは取らなければいいだけの話。

ぶどうであれば、ひと房の形なんてばらばらで、それが普通です。

 

ぶどうは形がよくなるよう手をかけ、きゅうりは曲がっているものははじいて

いちごは粒の大きさごとに仕分けてパック詰め。

その手間を価格に反映しなくては、生産者はやっていけません。

でも、他の国の様子を見ていると

そこまでやる必要があるのかしら?といつも本当に感じます。

量り売りの青果って、どうして日本では成り立たないのかしら。

どなたかご存知でしたら、教えてほしいくらいです。

 

話はもとに戻りますが

キスヴィンさんのワインは、ずば抜けてお高いですが本当に美味しい。

あと、さくらんぼ狩りにお邪魔した萩原さんの農園は山の中腹にあり

晴れた日には富士山と甲府盆地を眺めながら、おいしい果物がたのしめます。

もしご興味あれば、ぶどうの時期にでもぜひおいでください。

※キスヴィンさんは基本的に、お手伝いもワイナリー見学も受け付けておりません。

 

Kisvin

http://www.kisvin.co.jp/

萩原フルーツ農園

https://hagifruits.net/

言えなくてもOKの覚えたい単語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は清水港まで、クルーズ船のお客様の1日ツアーに行ってきました。

清水港は最近、富士山が見えることをアピールして

クルーズ船の寄港を売り込んでいるそうで

このような一日ツアーの依頼がちょくちょく来ます。

曇天でしたが、幸い富士山が時々雲の間から顔をのぞかせてくれて

富士山本宮浅間神社、西湖のほとりの「いやしの里根場」などを訪れて

今回は何事もなく、穏やかにツアーが完了でした。

 

冒頭の写真は、お迎えに行った際の下船スペースにあった看板です。

「Complimentary Shuttle」

無料のシャトルバスが、清水駅まで運行しているというご案内。

船のゲストは、私が担当したように1日ツアーを申し込む人もいますが

船に残ってのんびりする人、自分で町を散策する人などそれぞれで

このような無料の交通手段も用意されています。

この「Complimentary」という言葉、クラスで時々取り上げています。

海外を旅行した際に、絶対に覚えておいてほしい言葉だから。

 

無料と聞くと、英語ではfree では?と思う方、たくさんいると思います。

もちろんfree で間違いないです。

でも、free は日本語にすると「タダ」という感じ。

普通、ホテルや案内所で、日本語でも「タダの水」「タダのバス」とは書きませんよね。

たいていは「無料のお水」などと記載されています。

この complimentary はそういう感じの言葉なんです。

なので、ホテルの冷蔵庫にcomplimentary と書いた水があったら飲んでよし。

ロビーのコーヒーにそうあったら頂いてOK。

レセプションにあるキャンディなんかに書いてある場合もあります。

 

この単語、自分で発音するケースは基本ないので、言えなくていいんです。

でも com で始まる長い単語として、目で覚えておいてくださいと

いつもクラスでお伝えしています。

学校のお勉強じゃないので、何かの際に役に立てばいいのですから

こういう「目でなんとなく覚えてる」単語を増やすのも大切。

追加料金を表わす extra charge などもそうですね。

クラスで「無料ってなんでしたっけ?」と聞いた時に

「コンなんとか。。。」という答えが返ってきたら花丸!です。

それで次の旅行で、お金かかる?なんて怖がらずに冷蔵庫のお水が飲めたらもう最高。

これくらいのゆるい感じの英会話教室があってもいいと思ってやっています。

 

皆様のおかげで10周年

S&S英会話教室、10周年を迎えました!

教室自体は、もともとウクレレクラスとして2010年に立ち上げたのですが

英会話は少し遅れて、2014年の5月に体験クラスを募集したところから始め

気がつけは、いつのまにかもう10年。

これも通ってくださる生徒さんたちのおかげ。本当にありがとうございます。

 

クラスの進め方も、ずいぶん試行錯誤してきましたが

本当にシンプルに、英語に触れることを楽しんでもらう

そんな意識のクラス内容になっています。

それを気に入って、10年前から通ってくださっている方も少なくありません。

そうしていつのまにか、生徒さんも100名を大きく超えるまでになっています。

 

当初から、市販の教材を見るたびに

私が旅行に行ったときに、こんなフレーズ使ったことないわ と思い

生徒さんに、本当に使えるフレーズを練習してもらいたいという気持ちから

旅行英会話の教材を手作りしはじめました、

クラスの合間に楽しんで頂くための海外都市のスライドも、120か所になります。

少し遅れて始めた、おもてなし英会話のクラスでも

ガイドの資格を取った際に勉強した教材に満足できなくて

もっとシンプルに要点を伝えられるよう、これも教材を自作。

同時に、日本の都市の観光紹介のスライドも作成し、これも100か所になっています。

10年もあると、結構できるものですね。

ただ、後で見直すと「こういうフレーズの方がいいかな」というのが毎回でてくるもので

今でもそれらを修正する作業が続いています。

 

これだけの分量を作り、生徒さんにも楽しく学んで頂けているからには

今度は、もっとたくさんの人に楽しんでもらいたい。

10年たった今、今度はそんな気持ちでまた別の形で挑戦をしようかと思っています。

新しい教室も作りたいですし、教材を何かの形でまとめてみたい。

神奈川以外でも、教えたいという講師がいればお任せしてみたい。

またこのあと10年後、S&S流のクラスの楽しみ方をより広げていられるよう

生徒さんに支えて頂きながら、進んでいきたいと思います。

「おまかせ」って料理はありません

外国人旅行者と接していると

時に想像をはるかに超えた質問をされることがあります。

「日本はなぜシニアがこんなに働いているの?」

「みんななぜ電車の中で話をしない?」など

普段、日本人なら当たり前すぎて気にもかけないようなことだったり

「日本には路上生活者はいないのか?」

「なぜ野良犬が道にいない?」(メキシコは野良犬がめちゃくちゃいます)

など、ゲストの国の背景や数値を知らないと答えられないこと。

観光地の説明ができるだけでは、なかなかガイドは務まりません。

 

日本に来られる方は、食べ物を楽しみにしている人も多いです。

その中で、最近よく聞かれるのが「おまかせ」。

それも、かなり誤解があり

「おまかせを食べたい」というリクエストが来るので

「お寿司やさんでいい?」と聞くと

「ちがう、おまかせが食べたいんだ」

・・・

どうやら、「寿司」「てんぷら」と同じく

「おまかせ」という料理があると思っているようです。

調べてみると、昨年あたりからアメリカやシンガポールなどで

高級日本食店の「OMAKASE」が流行っているらしく

内容をよく見もせずに、それが食べてみたい!と思っている様子。

仕方がないので、おまかせの意味を説明し

改めて寿司がいいのか天ぷらなのか、フレンチでもあるよという提案をしたりします。

一回ではなく、最近ちょくちょくこういう質問に当たりますので

世界的にも「OMAKASE」は認知されつつあるようです。

 

以前は、寿司と刺身の区別がついていないゲストも多く

いまだに和牛は神戸ビーフしかないと思われています。

日本の食に興味を持って頂けることはとても素晴らしいことなのですが

その本当の内容を知ってもらうという仕事が増えて、それはそれで大変。

 

ちなみに「おまかせ」、英語でなんと言いましょうか。

答えは簡単、「chef's choice」 日本の洋食系レストランでよく見かけますね。

付け加えるなら

「The chef serves seasonal specialties.」(シェフが旬の料理を出してくれます)

「Usually, Omakase doesn’t have a fixed price.」(普通、値段は決まっていません)

フレンチなどでは「シェフのお任せ」も値段が決まっていることが多いですが

寿司などの和食店は、お任せは値段もお任せ。

もともと、お客さんもお店を信頼してお願いするし

お店側も、ちゃんとしたものを適切な値段で出せば支払ってもらえるという信頼があってこそ。

このあたりの背景も、実はとても日本的だったりします。

次に「OMAKASE」を聞かれたら、このあたりまでちゃんと説明しなくては。

ツアーは全員元気で完了が何より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末から4日間、スペイン人団体ツアーの担当をしておりました。

昨日大阪を観光してから東京に戻り、夕飯までご一緒して業務終了。

かなり疲労困憊で何もできず、Blogの更新が1日遅れてしまいました、すみません。

 

写真はそのゲストたちの、大阪でタコ焼き体験ランチの様子。

食事は旅行会社が予約しているところで頂くのですが

29人が7テーブルに分かれたところを、焼き方をすべて説明したり

実際はお手伝いが必要なのですが、すべてのテーブルをやるのは不可能。

タコを最初に放り込んでまるこげにしたり、生のところにソースをかけたり

あちこちのテーブルで「Mikiーーーー!」と呼ぶ声が聞こえ、現場は混乱の極み。

最終的には、こげこげのタコ焼きでも笑いを誘っていい経験だったようですが

お世話係としては、もうぐったりでした。

 

今回のツアーでは

そもそも日本への到着便がキャンセルになり、丸一日遅れでのスタートでした。

ゲストはローマに1泊足止めで、東京で到着日含め3日の観光の予定が2日に短縮。

さらに、金曜に箱根を観光してから京都へ移動が

東名の工事で箱根への到着が遅れ、ケーブルカーの時間を縮め

箱根町で大急ぎでランチを食べてもらって、海賊船に乗ろうとしたらゲストが1名行方不明。

発見したものの海賊船を30分後に変更、桃源台までではなく元箱根までの航路に短縮し

なんとか小田原で新幹線に乗った時には、これまたぐったり。

昨日も、最後に道頓堀の観光を終えて集合するとやはり1名足りず

15分遅れで出発して、ばたばたと新幹線に乗って戻ってきました。

 

まぁ、ツアーには大なり小なりトラブルがつきものですが

今回はかなりトラブル対応にパワーを割かれた感じです。

でも何事も経験。

お陰で飛行機が到着しなくても、海賊船に乗り遅れても

ゲストが行方不明になっても、ある程度の対処方法を身につけた気がします。

最後までゲストが全員そろって、元気にツアーを終えられたことが何より。

当たり前のことですが、それをしみじみ感じたのが一番の収穫です。

 

ちなみにこの行程のツアーは、すでに今年あと2回依頼を受けています。

次はいろいろもっと、うまくできるようにしたいなぁ。

歌で英語に触れる良さ

S&Sには、英語クラスの1つとして英語の歌があります。

英会話というと、昔の英語への苦手意識や、人前で英語を発話する恥ずかしさなどから

なかなか敷居が高く感じられる方もいらっしゃるようですが

歌が好きな方なら、英語であっても親しみやすいようです。

 

歌を通じて英語に触れることは、英語学習の視点でも本当にいいことだらけ。

まず、メロディに英語の歌詞を入れるには

英語独特のリズムの通りに発音する必要があります。

なので、英語の自然な発音に沿って口にすることになるんです。

音が落ちたり、くっついて変わったりするのも

歌手が歌っているのを聞こえる通りに発音すれば

皆さん、本当にきれいな英語の音で歌えるようになります。

 

また、好きな歌なら、意味はともかく音でフレーズを覚えることってありますよね。

会話だとなかなか覚えられなくても

歌だと、何度も歌っているうちにフレーズを記憶できたりします。

クラスでカーペンターズの「Close to you」をやったのですが

「気持ちとして近い」というので close という単語を覚えてもらえたり。

(しかもクローズではなく、濁らない方が「近い」という記憶のおまけつき)

 

さらに何より、歌は楽しい。

英語を学ぶには、長く続けることが一番大事ですが

やはり楽しくないと続かない。

S&Sは、英語の歌だけでなく、音楽をはじめどのクラスも

「楽しい時間を過ごす」ということを目標にしていますが

英語はちょっと。。。でも歌なら、という方には

毎回楽しんで頂けるクラスなのではないかと思っています。

 

そんな歌クラス、現在横浜、町田、阪東橋教室で行っていますが

町田教室と、その分館的な木曽のネコサポステーションで

5月にまた体験会を行うことになりました。

木曽は5/22(水)の10:00から

町田教室は5/29(水)の13:30からです。

シニアの皆さんに耳なじみのある、60-80年代くらいの曲を中心に

英語での発音を重視しながら、一緒に楽しく歌うクラスです。

曲は生徒さんたちと相談して、歌ってみたいものを選んでいます。

英語で1曲持ち歌ができるの、ちょっと素敵だと思いませんか。

もしよかったら、一度お気軽に遊びに来てみてください。お待ちしています。

格安LCCを初経験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事メキシコから帰国しました。

久し振りの発展途上国への旅行でちょっとお疲れ気味ですが

(メキシコはまだ、国民の60%が貧困層と言われている国です)

友人に会えたり、日本とまったく違う価値観を経験したりで楽しい旅行でした。

写真はメキシコの市場で見かけた果物たちです。

サボテンの実やらグアバの親戚やら、日本で見かけないものがあるのはともかく

共通するのはとにかく安くて美味しい、果物天国です。

 

メキシコには、前にお話ししたとおりアメリカ経由での航路でした。

LA経由で、成田-LAの往復がZIPAIRという

JALの関連の格安航空会社、いわゆるLCCと呼ばれるエアラインです。

食事や機内の映画などのサービス、毛布などの備品がない代わりに

エアチケット自体は非常に安くなっています。

知識としてはそれなりにあったものの、今まで利用したことはありませんでしたが

メキシコまでの直行便に比べて10万円以上安くなったため

初めて使ってみることにしました。

 

航空会社によって細かい条件は違うんだと思いますが

ZIPAIRに関しては、機内持込荷物は7kgまで。

成田に行くと、手荷物もすべて重量を計測されます。

(ちなみに、LAから戻る際には計測なし。お国柄が出るようですね。)

預入荷物は有料。1個30kgまでで、LAまでは7,000円。(距離によります)

また、座席指定をすると、座席の位置にもよりますが

2~3,000円がかかります。

でも、荷物を預けて座席指定しても、往復で2万円程度。

LAまでのZIPAIRの往復航空券は、現在5万円程度で

荷物と座席指定を入れても、通常の航空会社の半額程度で利用が可能です。

 

で、実際の搭乗ですが

画面がないのは、私は本を読んで過ごすので問題なし。

ごはんは、成田では搭乗前にある程度食べた後、サンドイッチと水を買い

スタバで、持参の水筒にコーヒーを淹れてもらって持ち込みました。

機内でもビールや軽食などを注文することが可能で、ビール500円と良心的。

座席も特に狭いわけではなく、私の乗った機体は3-3-3の列でした。

毛布は持ち込んだし、リクライニングも普通に倒せるし

結論としては、何の不自由もありませんでした。

これで普通のエアラインの半額なら、次も使ってみようかしらと思ったほど。

特にアメリカの航空会社は、とにかくごはんがまずすぎるので

コンビニですらおいしい日本のごはんを持ち込めるのはありがたい。

(帰国便でも、LAの空港でハンバーガーを買って乗りました)

 

何事も経験と言いますが、今回は本当にLCCを体験できてよかったです。

ZIPAIRはソウルやホノルル、マニラなどにも飛んでいますし

今は他にもいろいろな国際便のLCCがあります。

生徒さんに、具体的にお話しできる経験ができて何よりでした。

 

ちなみにLCCという言葉、Low Cost Carrierの略でいかにも英語っぽいですが

英語では budget airline というのが一般的です。

日本でCA=Cabin Attendant と言うのも、英語では Cabin Crew と言いますし

英語っぽい表現、いつもながら要注意ですね。

ガイドの大切さ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のメキシコ旅行の目的の1つ、オアハカに滞在して4日めです。

このオアハカは、ディズニーの映画「リメンバー・ミー」の舞台の場所で

映画そのものの色彩にあふれた街。

先住民が多く、それぞれの村の手作業がとても美しくて

写真のように民族ごとの衣装も、それぞれとても凝っています。(これでも一部)

このようなデザインを生かした小物、雑貨類が町中で売られていて

好きな方は永遠に居られる場所なんじゃないかと思います。

 

オアハカには、世界遺産になっている

マヤ文明より前、紀元前1000年以上に作られた遺跡が多くあり

2日連続でその一部を現地ツアーで訪れてきました。

現地ガイドの方がいろいろ説明してくださるツアーなので

言ってみれば、私が海外からの観光客に日本について説明するのと逆の立場です。

しかしながら、本当に、心の底から

自分はもっと勉強しないといけないと思いました。

現地ガイドさんの説明は、本当にわかりやすく

メキシコ文明については浅い知識しかない私でも

わかりやすく、楽しんですごせるように

時にはユーモアで、時には専門的なことを平易な言葉で語ってくださいます。

果たして私は、こんなにゲストを楽しませることができているんだろうか。

私の説明で、日本に対する興味が大きく左右されるはずなのに

それを意識できているのだろうか。

 

もちろん、参加したツアーでのガイドさんはその遺跡だけの担当なので

私のように、東京だけでなく、京都・大阪・広島など広範囲の知識が要るわけではありません。

でもやるからには、ゲストの方々に、私が担当でよかったと思ってもらいたい。

そう改めて思えただけでも、今回の旅の意味があった気がしています。

 

明日は首都メキシコシティに戻り

2泊して最後に首都の博物館をめぐって、買い物を済ませて

アメリカ経由で帰国です。

15年以上ぶりのメキシコですが、近々また来てみたい。

そう思えるのも、ガイドさんのありがたさ。肝に銘じてまたがんばります。

 

久しぶりのアメリカ入国

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月分の担当クラスが終わり、GWを利用してメキシコに来ています。

メキシコに来るのはもう15年ぶりくらいになるのですが

直行便が高くて手がでず、今回はアメリカ経由で入国になりました。

アメリカに入るのも7,8年ぶりで、乗換だけでも必要なビザであるESTAを申請。

英語を教えている立場で言うのもなんですが

正直、アメリカにはあまり興味がなく

航空会社のごはんはまずいし、乗換だけなのにビザは要るし入国の必要があるしで

なるべく避けるようにしています。

アルゼンチンに行くときはヨーロッパ経由を選んだり。

(地球の反対側なので、どちらに回っても時間はあまり変わらないので)

ただ、さすがにメキシコはアメリカ経由がどうみても近いので

観念してアメリカに寄ることになりました。

 

今回はLA経由で、乗換時間は3時間ちょっと。

最近のLAの入国審査はとても待たされる&質問攻めにあうと聞いていたので

ちょっとびくびくしていたのですが

朝8時半くらいに到着し、向かった入国審査は案外空いていて

いざ自分の番になって聞かれたことは

「For what have you come to the US?」

「Just for making a connection for Mexico.」

「Okay. Have a nice trip!」

と、たったこれだけ。通過にかかった時間はわずか15分と拍子抜けするほどでした。

 

むしろ、その後いったん荷物を受け取り、再度次のフライト用に預ける際に

航空会社のカウンターで聞かれたことの方が多くて

「Is Mexico your final destination?」

「What is the purpose of this trip?」

「When will you get back to Japan?」

「Do you have your return ticket?」

…などなど、なぜここで?というくらいの質問攻め。

生徒の皆さん、おおむねクラスでやった会話ですよ。本当に使えます。

特にやましいことはないので正直に答え

当然ながら次のフライトのチケットをもらって通過。

そして次のフライト用に移動したターミナルでは

さすがLA、写真のように大谷選手のユニフォームがたくさん売られていました。

 

時間が余ったので、ターミナル近くでハンバーガーをお水を頂いたのですが

普通くらいの大きさのバーガーと水なのに、23.59ドル=3,600円!!

日本ならおそらく5~600円ほどのはず。

高いとは聞いていましたが、空港価格とはいえこれほどまでとは…涙が出そう。

アメリカにはとりあえずこれだけ落として、さっさと安いメキシコに渡ってきました。

さて久しぶりのメキシコ、どうなりますやら。

様子は来週のBlogでお知らせしたいと思います。

花はやっぱりいいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 先週、ガイドの仕事も一息ついたので

父の墓参りに浜名湖まで行ってきました。

浜松市北区とはいえ、浜名湖とみかん畑しかない、本当の田舎なのですが

外国人宿泊者も結構いらっしゃって、本当にびっくり。

一体どうしてこんなところに泊まっているのだろう。。。

機会があれば聞いてみたいと思ったものの、チャンスなく疑問のままです。

 

何もないとはいえ、父の墓から車で10分ほどのところに

「フラワーパーク」という、植物園&庭園のようなものが、私の子供の頃からありまして

現在ちょうど花博が開催中とのことで

行くところもないし、久しぶりに行ってみるかと思ったら、まーすごい人!

駐車場は満車、大型バスも結構いて

ここも日本人だけでなく、東洋系の観光客がいっぱい。

繰り返しになりますが、なんでこんなところに。。。

浜松も今年は桜が遅かったようで

桜とチューリップを筆頭に、様々な花が咲き誇っていました。

 

子供の頃は、おばあちゃんが好きな場所というだけで

自分は向かいにある「ぱるぱる」という遊園地の方がよかったのですが

自分が大人になってみると、花を見ながらのんびり歩くのは本当にいいものですね。

生徒さんがいろいろ教えてくださるおかげで、花にも少し詳しくなりました。

 

桜は cherry blossoms, チューリップは tulip (テュゥリッ)

この後、5月になればバラ rose と藤 wisteria(ウィステリア)が咲くそうです。

その後は菖蒲 iris(アイリス), そして紫陽花 hydrangea(ハイヂュレンジャ)。

花博は6/16までの開催なので、紫陽花まで楽しめそうですね。

車じゃないとちょっと不便なところですが、もしご興味あればお出かけください。

本当に、他には温泉くらいしかないですが

のんびりした、いいところです。

回転寿司を英語で説明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相変わらずガイドの話ばかりで恐縮ですが

先週末からはメキシコ人8名をつれて3日間東京観光。

その間のランチの1つに、原宿のくら寿司に連れて行きました。

写真はその時のゲストの様子。

初めての回転寿司に驚き満載です。

 

おもてなし英会話のクラスで回転寿司の説明があるのですが

そもそも回転寿司は英語にないので、説明的になります。

conveyor belt sushi とか sushi train とかいろいろですが

クラスでは sushi-go-round でお伝えしています。

メリーゴーランドの寿司版なので覚えやすいかな、と。

最近は外国でも回転寿司をちょこちょこ見かけますが

初めての方も多いので、食べ方自体を説明する必要があるんですよね。

今回のゲストも想定範囲のことをすべてやってくれました。

 

・タッチパネルで好きなものがオーダーできますよ。

「You can order your favorite one with the touch screen.」

・寿司だけを取らないでください。つまり、お皿ごと取るんです。

「Don't take only the sushi, I mean, take the whole plate.」

・一度お寿司を取ったら、ベルトに戻してはいけません。

「Once you get sushi, you can't put it back onto the belt.」

 

などなど、とにかく教材でやったとおりの説明が必要。

原宿のくら寿司では、オーダーしたものが上のレーンに届くのですが

ビールは受け皿なり取らないと、レーンが止まってしまうし

一度取ったものを見て、やっぱり戻そうとする人も出てきます。

クラスで紹介した際には、生徒さんから「そんな人いるのー?」という声がありましたが

いるんです。本当に。しかも少なからず。

 

何はともあれ、初めての回転寿司にゲスト全員大満足で何よりでした。

しかし辛いもの好きなメキシコ人、

前日ラーメンに3人でテーブルにあった七味をひと瓶使い切ってしまった経験から

この日は一応、島唐辛子のラー油と辛い一味というのを持参したのですが

案の定、寿司にかけておいしそうに召し上がっておりました。

写真にもそれが映っているのですが、見えるかしら。

…いいんです、美味しいと思って頂けたのなら。

日本の観光地で英会話の練習

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週はたまたま、東京駅お迎えや成田空港へのお送りの仕事が重なり

ホテルのロビーにいる時間が多かった週でした。

写真はその際、夕方に預け荷物を取りに来た団体がいたらしく

荷物で埋まったホテルニューオータニのロビーの様子です。

部屋数が1500室近くもある巨大ホテルですから

預け荷物の量も半端じゃないと思いますが

スタッフの方々は皆てきぱき動いて、見ていて気持ちがよかったです。

 

ホテルのロビーにいると、教室でやった旅行英会話がそのまま聞こえて来ます。

荷物を預けたいゲストが「Can I leave my luggage?」と聞けば

スタッフの方は「Sure!」ですし

「Are there any good restaurants aroud here?」とおっしゃると、スタッフは

「Here is the map aroud here. We are here, and this is the restaurant area.」

 

ホテルの近くのカフェも、やはり外国人観光客でいっぱいなのですが

お昼を食べていたら、隣の席の外国人は

「I'll have this pizza. And can I have a draft beer?」

お店のお姉さんは英語が上手で

「We have this all-you-can-drink system. It's very reasonable!」

と勧めてらっしゃいました。

 

どれもこれも、難しい英語ではありません。

教室で扱ったことのある単語やフレーズばかりです。

旅行に行かないと、なかなか英会話の実践はできないものですが

今や日本のあちこちに外国人があふれていますから

それに耳を傾けてみて、自分ならどう言うかな と想像してみると

案外いい英会話の練習になるかもしれませんよ。

外国人だらけの観光地も、こういう利用価値アリです。

ついでに「Do you need som help?」なんて話しかけて

お手伝いしてみれば100点満点。

Why don't you try it? 

今風の着物事情

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ガイドの話ばかりで恐縮ですが

今は繁忙期まっさかり、次から次に外国からゲストが到着します。

先週はアルゼンチンからのゲストと金沢に行き

今週はスペインからのご家族を東京案内後、高山から金沢へ。

毎回行くところはほぼ同じなので

東京なら浅草や明治神宮、金沢なら兼六園や武家屋敷はもう何回行ったことやら。

 

昨日もスペイン人家族とともに大賑わいの浅草へ。

最近着物レンタルが大流行りらしく、着物姿の人も結構多いのですが

「あれはゲイシャか?」

「ちがいます、着物レンタルを楽しむ観光客です!しかも多分韓国人!!」

こんな会話も毎回繰り返されます。

(芸者さんへのあこがれは、本当に並大抵ではない。。。)

 

冒頭の写真は、そんな着物レンタル店の宣伝のお姉さんなのですが

見て頂くとおわかりのとおり

最近の着物レンタルは、帯はレースでなんだかお花のように結び

首元にはネックレース、

髪にもそれに合わせたふわふわした飾りをつけています。

京都で見かけるのもこういうスタイルが多くて、どうも流行りみたいです。

若い女性にはこういうのがウケるんでしょうね。

 

確かに可愛い感じはするのですが

もうすぐ58歳の私からみると、うーん、これって着物?

なんだか伝統的な、着物と帯の組み合わせや季節の柄の楽しみが

全く感じられずにちょっと寂しい気がしてしまいます。

そんなことを言っていると、着物がますます衰退するのかもしれませんし

これはこれで、1つの発展形として認めた方がいいのかしら。

でもなー。。。

と、見かけるたびにもやもやした気持ちを抑えられず

ついつい「本当の着物はああいう感じじゃないんだけどね」などと

ゲストには余計なことを説明してしまったり。

 

S&Sの生徒さんには、お茶や三味線を習っていたり

中には教えていらっしゃる方もいて

そういう方が見られたら、卒倒するかもしれないですね。

でも、着ている人が楽しいのなら、その方がいいかもしれないし。

伝統をどういう形で守っていくのかは、本当に難しいなと感じる、最近の出来事です。

 

 

 

羽田エアポートガーデンを探検

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、アルゼンチンからのゲストのお迎えで、羽田空港に行きました。

飛行機の到着時間は、かなり早まることもあるため

お迎えはいつも、1時間ほど余裕をもって到着するようにしているのですが

この日はほぼ定刻で、かなり時間が余ったため

第3ターミナルにできた新しい施設「羽田エアポートガーデン」を歩いてみることに。

 

こちらは、ちょうど1年前にできた空港直結の施設で

飛行機に乗らなくても入れる、空港直結のショッピングモールという感じ。

国際線ターミナル直結とあって、

いかにも外国人向けの日本のお土産の店舗が、まーたくさん。

写真はその例で、日本人は買わないような塗の箸と金箔の箸置きセット、浮世絵の箱入り。

あるいは、富士山をかたどった羊羹。

他にも、静岡の老舗のお茶やさん、京都の化粧筆、川越のさつまいも菓子など

日本の名店の一大見本市です。

かと思えば、ポケモンやドラゴンボールのグッズ売り場や

ガチャポンがずらりと並ぶコーナーもちゃんとあります。

 

レストランエリアも、ラーメンやカレー、居酒屋、お好み焼き、焼き肉など

最近外国人に人気の、カジュアルな日本食の店が並んでいます。

高級路線は、併設のホテルのレストランでどうぞという感じでしょうか。

日本人でも気軽に入れるところばかりなので

その点は結構ポイントが高いなと思いました。

 

基本的に、第3ターミナルに用事がある人しか来ないからか

夕方でしたが、結構空いていて、ゆっくり歩くことができました。

私の家からは直行バスに乗ったら1時間かかりませんし

外国人のゲストへのお土産を買うにはちょうどいい場所です。

おまけに24時間営業の天然温泉もあり、空港や富士山を見ながら露天も楽しめるそうで

今度、一日かけて温泉も楽しみながらゆっくりしてみたいなぁ。

 

などとぶらぶらしている間にゲストが到着。

この日は新宿のホテルまで、旅行会社が手配済の専用車でお送りするだけ。

たまにこんなラクな業務があると、ちょっと得した気分♪

彼らとは、今週金沢をご一緒します。

ただ、現地の天気予報は現在雪。おぉぅ。。、どうなることやら。

 

日本人が知らない日本の名所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月末のことになりますが

今年依頼されているツアーの中に河口湖があり

自分で観光に行ったことがないため、時間があるうちにと下見に行きました。

晴天で、風の強い日だったため

これ以上ないほどの富士山が見えて、それはもうラッキー。

写真はその時に撮ったものですが、どこからの写真かおわかりでしょうか。

 

河口湖から車で10分ほどのところにある、新倉(あらくら)富士浅間神社。

山あいにある小さな神社で、近隣の氏神様らしいのですが

本殿から石段を上ったところに五重塔があり、その後ろには富士山。

そして春には桜がこの風景に色を添えます。

この「富士山&神社(っぽい建物)&桜」という構図が The Japan なためか

海外で発行されている日本のガイドブックの表紙によく使われていて

海外からの観光客が「この風景が見たい!」ということで

いまや押しも押されぬ、日本の有名観光地になっているんです。

ちなみに、いろいろなクラスの生徒さんにお聞きしてみましたが

ご存知だったのは2名ほど。

 

実際私が行った時にも、日本人は私の他には数えるほどで

しかし本当に多くの外国人が訪れていて、えらく賑やかでした。

この事態は、もちろん想定されていなかったためでしょう、

駐車場も、ほんの20台ほどしかスペースがなく

後日、他のツアーでお会いしたバスの運転手さんにお聞きしたら

観光バスは、神社から歩いて15分ほどの下吉田駅前でゲストを降ろし

停めておくところがないので、ゲストが戻るまで巡回しているそう。

 

この他にも、横浜の大黒ふ頭SAには

クラッシックカーや改造車などが集まるため

世界中の車ファンが行きたい場所の1つになっているそうですし

(スペイン人のゲストに行き方を聞かれたことがあり、あせって調べました)

京都でも、有名どころのお寺ではなく

写真映えするカラフルな「くくり猿」がある八坂庚申堂が人気だったりします。

今、観光客には何が人気なのか

常にアンテナを張っていなくてはならないのがガイドの大変なところです。

 

ちなみに、新倉富士浅間神社の冒頭の光景を見るには

本殿から約400段の階段を登るらなくてはなりません。

(250段くらいのところからは、坂道でも登れます)

かなりしんどかったですが、登った価値ありの光景でした。

シニアが働くということ

ゲストを案内していると、本当に想定外の質問が飛んでくるのですが

先日はスペイン人のゲストに、京都のお土産屋さんの前で

「日本では、どうしてこんなにシニアが働いているんだ?」ときかれました。

そのお土産屋さんは、古くからありそうな雰囲気の店で

80代くらいのお母さんが、軒先で豆菓子を勧めていたのですが

確かに、スペインではゼロではないものの

高齢者が店で接客している姿というのはあまり目にしません。

 

日本の平均年齢が高いから?

それも1つの理由でしょうが、日本の平均年齢48.8歳に対しスペインは42.7歳。

65歳以上が全体に占める割合も、日本は29%でスペインは20%。

確かに高齢化という点では日本の方が上ではありますが

それでも他の国との比較に比べたら、とても大きな差には見えません。

(例えばメキシコは、平均年齢29歳、高齢化率7.6%です)

 

思うにやはり、日本人って働くのが好きなんですよね。

スペイン人を始め、ヨーロッパや、私が接点の多いラテンアメリカでは

働くことは懲罰で、休暇の楽しみのためにやっていることなので

もしお金があれば働かないという人が多いです。

ましてやリタイアしてからは、それまでできなかったことを楽しむ。

でも日本人は、健康のために働くという考え方で、やはり真面目。

それが日本の規律のある社会につながっている気がしますが。

 

あとは昨今では、やはり不十分な年金の影響などで

働かざるを得ない方も増えていると聞きますが

少なくとも土産物屋のお母さんは、

毎日店先にいるのを楽しんでいらっしゃるように見えました。

 

…なんてことを瞬時にいろいろ考えながら、言葉をつないで説明。

どんぴしゃの正解というのはなかなか出ない内容だとは思いますが、

どうやらゲストも納得頂いたようで一安心。

私達が疑問に思わない、こんな日常のひとこまでも

外国人にとっては不思議に見える光景があるようです。

またひとつ、私も視点が増えました。

皆さんならどう説明されるでしょうか。

シニア当事者からのご意見も伺ってみたいものです。

生徒さんに恵まれた教室です

自分の担当クラスが少なくないことから

他の英会話講師の人とゆっくり話をする機会がなかなかありません。

とはいえ、クラスをお任せしている立場としては

できる限り時間を作って、他の講師と話をするようにしています。

 

今日も久しぶりに、講師の一人とランチをしながら打ち合わせ。

お子さんの受験が終わり、一息ついたところで

今後の勤務の希望状況や、クラスの様子などを話して頂きつつ

でも基本的には話し方や表情を見ながら

困っていることはなさそうか、楽しくクラスをやれているかを見ています。

今日の彼女を見る限り、受験が終わり重荷が下りた様子で

明るい表情や会話の感じに、私も一安心。

 

担当クラスの曜日がかぶっていて

彼女の生徒さんに会うことがほとんどできない私ですが

クラスそれぞれの様子や、工夫している点などを話してもらって

楽しそうな雰囲気が伝わり、嬉しい気持ちになりました。

何より「本当に生徒さんがいい方ばかりで、私の方が楽しませてもらってます。」

彼女のその言葉に、心から共感。

 

S&Sのクラスは、本当に本当に、生徒さんに恵まれて成り立っています。

どのクラスも、楽しくわいわいと、生徒さんたちが盛り上げて下さっているんです。

もちろんクラスによって、その雰囲気はまちまちなのですが

それぞれ違う雰囲気でも、楽しい感じは共通しています。

どうしてこんないい方たちが集まってくださっているのか・・・

時々不思議に思うのですが、正直その理由はわかりません。

事実としてそうなんですとしか言いようがないんです。

 

新規のクラスもいつのまにか仲良くまとまっているし

既存のクラスに新しい方が入会頂いても

講師より、周りの生徒さんたちがあれこれ手伝ってくださって

いつのまにか新しい生徒さんも馴染んで下さっている。

 

暖かくなったら、また新規で募集を行う予定ですが

また新しい生徒さんが入ってくださって

新しい方同士、または既存の生徒さんに交じって

それぞれが楽しく過ごす場が、ますます広がっていけばこちらは幸せ。

そしてそれは、もちろん講師の方たちが努力している面もあるのですが

何より生徒さんたちのおかげなんです。

こんないい教室、他にあるんだろうか。

早咲きの桜もきれいですね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日は暖かかったこともあり

これまたガイドの下見で、浜離宮や皇居、新宿御苑を回ってきました。

昨年は団体の短いツアーが多く、王道の浅草寺や明治神宮を案内するばかりでしたが

今年の予約はそれなりに長くて、東京3日間などになると

公園系の目的地も入ってきているため、その事前視察です。

梅が咲いてるかしらと思ったら、意外にまだ五分咲き以下な感じでしたね。

その代わりちらほらとあった、早咲きの桜がきれいで

写真は新宿御苑で咲いていた、サツマカンザクラという種類の桜です。

 

五分咲きは英語で何でしたっけ?

クラスでやりましたが、in half bloom でしたね。

「梅はまだ五分咲きです」なら The plum blossoms are still in half bloom.

満開なら in full bloom。

じゃあ「早咲き」はなんて言いましょうか。

これはもう文字通り、 early blooming でいいと思います。

Early blooming cherry blossoms were so beautiful in Shinjuku Gyoen National Garden.

(新宿御苑は英語ではこう言われます)

 

それにしても

早咲きの桜がこんなにちょこちょこ都内にあるのは知りませんでした。

皇居でも1本咲いていたし

梅も陽当たりのいい場所のものはかなり満開なものもあり

観光客の方々はしきりに写真を撮ってらっしゃいました。

この時期のご案内があれば、早咲きの桜を見せるのもいいですね。

もっとも、ソメイヨシノの満開ぶりにはやはりかないませんが。

 

昨日は他にも、東京タワーの隣の増上寺さんにもお邪魔して

帰ってきたときの歩数は24,000歩ほど。

ガイドは体力勝負です。

 

口を動かしましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在、これまたガイド下見で京都に来ています。

昨年はご案内になかった嵐山や銀閣寺などが今年の依頼に入っているため

動線を確認に、駆け足での観光地めぐりです。

写真はその途中で寄った、京都生ショコラ オーガニックティーハウスという

古民家を利用した、生チョコを出すカフェで頂いたものです。

 

京都観光の話はちょっと横に置いて、という感じなのですが

こちらに住んでいる友達に会い、ごはんを一緒するなどしました。

まだ40代の彼女ですが、「口がうまく動かなくなってきたんですよー」

で、不安になってお医者さんに行ったら、口を動かしなさいと言われたそうで。

彼女の仕事はすべて在宅勤務で、もともと東京在住、

京都にいっとき住みたいがために移ってきたので、友人もこちらに多くはなく

一日中口をきくことがない日も少なくないとか。

 

生徒さんの中にも

「気が付くと一日中人と話をしない日も多いのよね」という方、いらっしゃいます。

「声を出さないうちに、本当に声が小さくなっちゃって」という方も。

口も舌も筋肉なので、使わないでいると、本当に衰えるんですよ。

筋肉が衰えれば、見た目としても締まった感じはなくなりますし

何より舌の筋肉は、いわゆる誤嚥につながってきます。

 

行動範囲が小さくなると、話すことが少なくなるのはやむを得ないのでしょうが

意識してなるべく動かすようにすることが大切。

S&Sは音楽や英会話のクラスではありますが

シニア向けをうたっている以上、そういう懸念も少なくして頂きたいと思っています。

クラスにいる間だけでも楽しくおしゃべりして、笑って、

なるべく口を動かしてもらいたい。

 

S&Sには、日本語での朗読クラスもあるのですが

私の英会話のクラスでは

その朗読クラスの基礎練習である「ぱたから体操」をやったりもしています。

「ぱたから、らかたぱ…」と繰り返して言うもので、結構知られていますよね。

英語もやってほしいけど、でもクラスを通して健康にもなってほしいから。

言える人、うまく口がまわらない人、いろいろいらっしゃいますが

それでまた「言えないわー」とかで笑いあって

ひととき楽しい気分になったら、それでいいんじゃないかと思うのです。

 

皆さん、口動かしてますか?

声出してないかなと思ったら、S&Sの音楽でも英会話でも朗読でもなんでも。

楽しく口を動かせること、保証いたします!

Duolingo1年たちました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前このBlogで紹介したことがあるのですが

言語学習ツールの中で一番使われている Duolingo というスマホアプリで

ポルトガル語の勉強を続けていて

先日ついに1年継続を達成しました!

 

Duolingoには、黄緑のフクロウ「Duo(デュオ)」というキャラクターがいて

アプリ内でいろいろと褒めてくれたり

途中でやめようとすると泣いて悲しんでくれたりして

毎日続ける励みの1つになります。

1年間継続すれば、冒頭のような画面で祝ってくれたり。ちょっと嬉しい♪

日本語で操作するには、英語、フランス語、韓国語など

たしか5つくらいの言語しかないため

私のポルトガル語の勉強は、英語を通じてのやり方になっていますが

同時に英語の勉強にもなるという一石二鳥。

(英語を間違って落ち込んだりもしますが)

 

生徒さんの中にも、Duolingoで英語の勉強を続けていらっしゃる方もいて

時々励まし合ったりしています。

ただ、やはり文法が中心になるので

私がクラスで「a でも the でもどうでもいいですよー」

なんて言っているのはここでは通じず

間違えるとぶぶーという感じなのがたまにきずではありますが

でも、もともと言語をちゃんと学ぶには文法は不可欠なので

イチからちゃんと勉強しようという方には向いているアプリだと思います。

 

このDuolingo、ちょっと前に出てきた単語がぽんと現れたり

文法中心といえど、テーマごとに進んでいたりで

今はやりのAIで、どのタイミングで再度学習すると定着するかなど

効率的な学習ができるようにプログラミングされているそうです。

そういった点も、英語を教えている身としては勉強になります。

もっとも、S&Sはあくまで楽しんで頂くための教室ですから

そのとおりにすることはないのですが

どうやったら楽しく続けて頂けるかというヒントがあるような気もします。

 

有料コースもあるのですが、無料の範囲で十分。

大切なのは毎日5分でもいいから続けること。

とはいえ、入力中心で発話する内容が少ないため

ポルトガル語がしゃべれるようになったかというと、うーん。。。

2年目の今年は、出てきた例文を意識的に口に出してみようと思っています。

いつも皆さんに「口に出した数だけ身につきます!」と言っているのですから

自分で実践しなくては。

金沢でまさかの通訳

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週の続きになりますが、高山・白川郷観光の後

バスで金沢に移動し、一泊して翌日金沢を回りました。

朝から雪、おまけに地震の影響もあり

朝一番に伺った兼六園は、なんと私ひとりきり。。。

あとからぽつぽつと、遠くに他のお客様の姿も現れましたが

一生に一度の贅沢だと思い、写真のような景色をひとりでぼーっと楽しみました。

 

その後、武家屋敷や近江町市場、東茶屋街などを回って

さて東京へ戻るかと思い、JR金沢駅にたどり着いたところ

なんと、架線事故で北陸新幹線が運休、復旧のめど立たず。

東京方面へは、特急しらさぎで米原へ向かい、東海道新幹線のこだまに乗って名古屋へ、

その後のぞみに乗り換えるしか方法がないとのこと。

仕方がないので、その経路の切符を買うため自動販売機に並び

何とか2時間後のしらさぎとその後の新幹線を確保して、帰宅するすべは整えました。

 

ひとまずほっとして周りを見ると

閑散期で数は多くないものの、やはり外国人観光客の姿が。

北陸新幹線の切符を買おうとして、自動販売機が下車駅に対応せず戸惑う方や

JRパスを握りしめて、状況がわからず立ちつくす方。

こうなると、性分のおせっかい精神が黙っててくれません。

「The bullet train is stopped due to an accident.」

「You need to change your ticket to the other route.」

「Please get in that line to ask to the ticket office.」

などなど、JR金沢駅の駅員さんと協力しながら、1時間ほどお手伝い。

私の場合、えきねっとというアプリでチケットを買っていたため

改めて切符を買っても、無効になった切符は自動的に後日返金されるのですが

外国人の方はいろいろなパスを使ったりしているので

こういう場合は本当に大変だと思います。

 

生徒さんたちが、個人旅行で何かあると大変だから…とおっしゃるのは

ひとつはこういう状況を想定してのことなのでしょうね。

でもきっと誰かが助けてくれますし、どうしようもないような状況にまずはなりません。

(先日の地震などは本当に例外ですが)

終わってしまえば、それもまた旅の思い出のひとつ。

今回そのお手伝いが少しできてよかったです。

 

そしてその後、私は4時間半かかって帰宅。疲れたー。

ずいぶん遠い金沢でしたが、これもまた旅の思い出。よしとしましょう。

 

白川郷に来ています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在は観光業は閑散期で、ガイドの仕事もひとやすみ中。

しかし、すでにもう3月以降の依頼がずいぶんきていて

その中には今までご案内したことのない場所も含まれているため

クラスの合間をぬって、そのひとつ、高山・白川郷に来てみました。

 

三重県出身なので、子供の頃には何度か来たことがあるのですが

お客様をご案内するとなると、迷うわけにもいきませんし

限られた時間の中で、効率よく、見どころを回らないといけないため

やはり下見が必要になります。

久しぶりにきた高山は、幸い今日は暖かくて天気もなかなか。

時間があまりとれなかったため、早足の観光でしたが

古い町並みの中を歩き、説明を組み立て、ランチやお土産購入の場所を確認できました。

 

その後バスに50分ゆられ、白川郷へ。

こちらも写真のように雪は残っているものの、気温は幸い穏やか。

日没くらいまでの時間を、のんびりとかやぶき屋根を見ながら散歩しました。

今日はたまたまなのか、外国人観光客もアジアからのお客様が多いようでした。

特に白川郷は、昔アニメの舞台にもなったので

アニメ好きのアジア人には特に人気なのかもしれません。

 

でもちょっと気になったのが、観光客の様子。

特に白川郷は、人口600人ほどで、合掌造りもその他の家も

基本的には今も普通に住人が生活している場所です。

「私有地には立ち寄らないで」という看板が英語その他言語であるにもかかわらず

囲ってあるロープをまたいで入って写真を撮ったり、民家の庭に立ち入ったり

結構目に余る行動がありました。

 

世の中が落ち着いてくると同時に

再び「Overtourism」と言う言葉が目に付くようになってきました。

(オーバーツーリズムという日本語にもなりかけてますね)

観光地とはいえ、住人は日々の生活を営んでいます。

でも観光業を生活の糧にしている人も多いし …

お金を落としてくれる観光客との共生は、本当に難しい。

今日はそんなことを改めてしみじみと感じた次第です。

せめて、自分が案内する際には、ゲストにその点をきちんと理解してもらおうと

そう思えたのは収穫の1つでした。

 

その後、再びバスにゆられて金沢のホテルに到着。

明日は金沢の案内ポイントチェックです。

こんな時期ですから、せめてできるだけお金を落として帰ろうと思っています。

という言い訳をしつつ、能登の地ビールを飲みながらこれを書いております。おいしい。

私にできることはこれくらいしかありませんので、せめて。

「心託セミナー」に行ってきました

先日、「心託セミナー」というのに参加してきました。
最近終活という言葉をよく耳にしますが
自分がいなくなった後に発生する、いろいろな手続きや作業について
迷惑をかけないように法人に託す「信託」というサービスが出てきています。
信託銀行が、相続関連の内容を中心に提供していますが
最近はそのサービスの範囲を広げた内容で、民間の会社がどんどん参入しているようです。
 
私が参加したセミナーの会社は
たまたま横浜教室から徒歩5分ほどの場所にある社団法人で
「信託」ではなく「心託」という言葉を使ってらっしゃいました。(商標なのかしら)
基本的に会社が行うセミナーなので
その会社のサービスを購入することを勧める内容ではあるのですが
なぜそれがいいのか、必要なのかという説明が当然あるため
結構おもしろく聞かせて頂きました。
いわく、最近は一人暮らしの高齢者の方がふえているものの
入院時や施設入居、賃貸契約などの際の身元保証人がいない。
認知症になった際の生活の不安、いざという時の遺品の整理は誰に頼むのか などなど。
 
こういった会社は、いろいろなプランを用意していますが
大きくは身元保証や介護認定の相談、日常生活の介助、エンディングノートの書き方など
生きている間のケアと
葬儀から必要な人への連絡、遺品整理などの死後の手続きの2つに分かれます。
前述のように、一人暮らしの方も増えてきている上に
最近は、お子さんが海外にいたり
(海外在住の方は身元保証人になれないそうです)
日本にいても、なるべく子供には手間をかけたくないと思われる方も増えてきていて
今後もこのようなサービスの需要は増えると思います。
 
かくいう私も一人暮らし。
同年代の友人にも独身の人は多くて、
将来は助け合って暮らそうねーと言っていますが、とはいえ迷惑は減らしたい。
おそらくこういうサービスを使うことになるんだと思います。
そういう動機もあって参加したのですが
何より、生徒さんの中にもおひとり暮らしの方は少なくなくて
私が知識をつけることで、S&Sで簡単な講座ができるといいなという思いもあります。
音楽と英会話がメインのS&Sの講座ですが
こういった、生活に必要な知識などの単発講座なども
生徒さんへのサービスの一環でやれるよう、がんばっているところです。
 
鶴屋町三丁目にある「一般社団法人 終活協議会」
横浜の生徒さんなど、興味のある方はいちどセミナー参加してみてはいかがでしょうか。
もちろん、前述のようにサービスは有料、しかも気軽に買える値段ではありませんが
少なくともこういうサービスがあるという知識は安心をもたらします。
他の会社と比べてもちゃんとしている&信託銀行などよりはよほどいいと思いますよ。
https://shukatsu-kyougikai.com/
 
※あくまで私の個人的な感想からで、S&Sとは全く関係はありません。

北欧旅行で英会話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遅ばせながら、あけましておめでとうございます。

1/2の朝にノルウェーのオスロから成田に到着したのですが

地震が起きたと言われるわ、その日の夕方には羽田で日航機が燃えるわで

なんだか落ち着かないお正月でした。

 

さてさて、今回行ったデンマークとノルウェーですが

事前の情報どおり、英語が全く問題なく使える国々でしたので

(どういう教育システムになっているんだろう。。。)

クラスで練習している旅行用の様々なフレーズ、そのまま使ってきましたよー。

 

どちらの国も、観光施設と交通がすべて含まれるパスがありましたので

どこかに入場するたび、そのパスを見せては「Here you are.」

ホテルでもらったカードキーがなぜか機能しなくて

フロントに戻り「The key doesn't work.」

美術館のカフェでワッフルを頼んで「Could you heat it up for me, please?」

スーパーで、自分で盛り合わせる持ち帰りサラダを買い

セルフレジでの支払い方法がわからず「Could you tell me how to pay for ths salad?」

 

冒頭の写真も、今回の旅行の風景ですが

「Coffee to GO」持ち帰りは to go でしたよね。

「All you can eat」これはおもてなしのクラスでやりましたが、食べ放題の意味。

やっぱりクラスで見慣れた表現をあちこちで見かけます。

 

自分で作った教材ながら、クラスでやってる英会話は、本当に使えるんですよ。

そしてこうやって実際に使ったフレーズは、本当に忘れません。

生徒さんたちにもぜひ、旅行の際には1つでいいから口に出してもらいたい。

そして、それが通じた嬉しさを感じて

また次には、もっと別のフレーズを試してもらって

そうやって楽しく英会話の経験を増やしてもらいたいと思っています。

 

そして私は今年も

そういう楽しい経験を、生徒さんにたくさんして頂くために

またいろいろ工夫しながら進んでいきたい。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

Merry Christmas from Copenhagen

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週で私の担当のクラスが年内すべて終了。

ということで、金曜からデンマークの首都コペンハーゲンに来ています。

いつも年末に一緒に旅行をする友人と、旅の計画を立てるのが夏なのですが

猛暑で少々バカになり「寒いとこええよなぁ!」(注:関西人同士)

という会話の結果の、冬の北欧。

お陰で防寒のための大荷物となりましたが

観光客が比較的少なく、クリスマス飾りも綺麗でいい旅行です。

写真は今日訪れた、1843年創業のチボリ公園のイルミネーション。

例外的にクリスマス営業で、多くの人が集まっていて賑やかでした。

 

今回は日程的にクリスマスイブが日曜、本日が月曜、

さらにプロテスタントの国は26日もボクシングデーという祝日なので

実質的に3日間、ほぼ美術館などの施設が閉まっていて

観光するにも行くところがないという状態。

ただ友人も私も、有名どころより街歩きが好きな方なので

お店は閉まっているものの、のんびりお散歩しながら

デンマークの自転車の多さや、ゴミの分別箱の種類の細かさ、

クリスマス飾りのセンスの違いなどを見て、今のところ十分楽しんでいます。

風が強くて寒いのが少々難ではありますが。

 

九州ほどの大きさに、人口600万人ほどという小さな国ですが

食料自給率300%という農業&酪農大国で

25%という、日本から考えたら驚愕の税率ではありますが

とはいえ街を歩いていても、なんだか余裕を感じてしまいます。

私にとっての旅行の面白さは、こういった文化や国の背景の違いを

自分の肌で感じて考えることができること。

なので、いろいろ心配だからいつもツアーという生徒さんたちにも

できれば一度、個人旅行を経験してもらいたいと、常に思っています。

心理的にハードルが高いのはわかってはいるんですけどね。

 

デンマークは、今のところすべて英語で問題なく

その意味では、個人旅行にはおすすめな国の1つです。

普段クラスで練習フレーズをなるべく使って

さらに自信を持ってお伝えしていけるようにするのも目標の1つ。

新年また生徒さんにお会いできるのを楽しみにしつつ

I wish you have a very happy New Year!

 

※来週はお正月のため1回お休みさせて頂きます。

英会話しながら楽しく記憶力トレーニング

日常英会話クラスの中には

現在「Food」をテーマに練習しているところがあります。

「今朝は何を食べましたか」とか

「あなたは本当に料理が上手ね!」など

食に関係したフレーズが出てくる、身近な内容なので

生徒さんたちも結構とっつきやすいようです。

 

例文の会話を練習してから、実際それぞれ朝食を言ってみたり

昨晩の夕食のメニューを披露したりしています。

もちろん、口に出すことが目的ですから、別に本当のメニューじゃなくてもOK。

とても豪勢な朝食を並べて下さってから「だったらいいなー」というオチの方がいたり

美味しそうなメニューが出てきたら「あらそれどう作るの?」という質問が出て

レシピの説明になったりして(ここは日本語なのですが、S&S的には No problem)

毎回結構盛り上がるテーマ。

 

中には「えーっと、昨晩は何食べたかなぁ … 」という発言もあり

「〇〇さん、まだボケちゃだめよー」などの突っ込みも入って

それはそれでまた盛り上がるのですが

昨日何を食べたかって、ちゃんと思い出さないと案外出てこないものですね。

英会話の練習が、脳の前頭葉の活性化にとても有効なのは知られていますが

真面目にそればかりやっていても、クラスは楽しくないわけで。

今回のように、食事の内容を思い出したり、理想の食事を考えたり

日本語ででもいいので、そのような内容に脳を使ってみるのも

またひとつの脳トレになっていいのかもと思っています。

英会話クラスとはいえ、そういうのがS&Sの特徴なのですから。

 

ちなみに、よく「歳を取るほど記憶が衰える」と言いますが

これを英語で言ってみると

The older we get, the weaker our memory becomes.

こんな感じになりますでしょうか。

英語の文法を少し覚えていらっしゃる方だと

比較級と言われる -er のついたものを2つ並べるこの形に覚えがあるかも。

 

でも実際は、記憶力が衰えるのではなく

子供よりもたくさんの記憶があるがゆえに

新しい記憶を整理して頭の中に入れていくのが大変なだけで

頭の引き出しに何度も出し入れしていけば、その位置が定着していくので

ちゃんと記憶はできるそうですよ。

少しずつ、楽しく、ゆっくり繰り返していきましょうね。

SHIBUYA SKY に登ってみました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日、渋谷に行く用事があり

それが終わった後で、思い付いて SHIBUYA SKY に行ってみることにしました。

渋谷スクランブル・スクエアという最近できている商業ビルの1つの屋上で

45階が屋根なしの展望台になっている場所です。

できたのはもう4年前なのですが

渋谷はできれば行きたくない場所なので、全く興味なしのまま。

しかし最近ご案内の仕事が増えて、こちらも外国人に人気の場所とあって

下見を兼ねて様子を見に行くことに。

 

ご案内のための下見は、もちろん施設の説明のためという意味もあるのですが

お連れするための動線を確認するのがさらに重要なのです。

SHIBUYA SKY であれば、1Fからチケット売り場の14Fまで直通エレベータで上がり

そこでカメラ以外の荷物はすべて100円が戻って来るコインロッカーに預けます。

(落下物で下界の通行人に万が一のことがあったらいけないからですね)

そこから屋外の展望台に出るのですが、屋内にも展望できるスペースがあり

写真のようにオブジェがあって

今日のように曇天の日は、こちらの方が写真としては面白そうです。

帰りは同じ階からエレベータでまた14Fに戻ると、レストランがずらり。

どこにお手洗いがあって、どこに喫煙所があるか、そういう点もチェック。

 

他の観光地同様、SHIBUYA SKY も7割くらいは外国人観光客でしたが

丁度私が荷物を入れている時、隣の外国人カップルは現金を持っておらず

100円を入れるロッカーに困っている様子。

案内デスクに聞くと専用コインを貸してくれるとのことで、これも一つお勉強。

また、展望台から見える、新宿と反対側の高層ビルの一群がどこなのかわからなくて

警備の方に伺うと、なんと武蔵小杉のマンション群!

私の近所はあんなことになっているのね…

ゲストに絶対聞かれると思うくらい目立つので、これまた参考になりました。

都庁や東京タワーでは気付いてなかった。

 

こちらの施設、たまたま今日思い付いて、天気のおかげか滑り込みができましたが

基本的には人気なので事前に予約が必須、

ネットでチケット(2,200円)を購入し、QRコードで入る仕組みです。

晴れた日にはもっと気持ちの良い展望が楽しめると思いますが、私には今日で充分。

次は先月できた麻布台ヒルズのチームラボかなぁ…

東京は次々に新しい施設ができるので、下見も終わりがなく大変です。

 

「寒い」の英語いろいろ

12月に入り、やっと季節相応の気候になってきましたね。

しかしながら、暑い中では生徒さんがへばらないかしらと気をもみ

寒くなったらなったで、風邪をひいたり体調を崩される方もいらっしゃって

なかなか穏やかに過ごせるものでもありません。

 

とはいえ、季節が変わっていくのは日本人としては嬉しいもの。

お会いした際のご挨拶も「寒くなりましたね」となりました。

せっかくなので、「寒い」のいろいろな表現を英語で言ってみましょう。

普通には「It's cold.」となりますが

日本語同様、英語も cold 以外にいろいろな表現があります。

肌寒いは chilly 、これはクラスでもずいぶんやって生徒さんに覚えて頂きました。

cold よりもう少し寒い感じが frosty でしょうか。霜(frost) が降りる感じ。

あと nippy というのもあります。

nip はひとつまみのことで、小さな噛み傷のことも指すので

「身を切るような寒さ」という日本語ですかね。強い風のある寒さを感じます。

凍えるほど寒いのは freezing 、冷蔵庫のフリーザーにいるような感じです。

 

ちなみに、cold にいろいろな飾りをつけて寒さを表現することもできます。

pretty cold, icy cold (氷みたいに寒い), 

piercing cold (pierce=突き刺す、ピアスの pierce なので肌を刺す寒さ)

… などなど。

あまり厳しい寒さになってほしくはありませんが

毎朝寒さについて、表現を変えてひとこと言ってみるというのはどうでしょう。

生徒の皆さんは、教室に来られた時に「It's pretty cold today!」とか言って頂くと

英会話の教室っぽくてとても素敵です♪

絵本クラスの良いところ

現在、横浜と町田で「英語で絵本を楽しもう」というクラスを行っています。

会話のクラスだと、間違えるのが恥ずかしい とか

当てられて答えるのはイヤ という声を、体験会などで聞くこともあり

絵本という題材を読むだけなら、その抵抗感も少ないのではと思って始めたクラスです。

 

実際、狙い通りというか

文章を読むことで英語に触れるのが楽しいという方が多くて

横浜でも町田でも、毎回楽しく音読してもらっています。

題材になる絵本も、担当講師と相談しながら選んでいるのですが

改めて絵本を扱ってみると

英語のリズムが気持ちよかったり、擬音語や擬態語が多く出てきたりして

思ったよりもずっと、英語の音を楽しめるようにできていることに気が付きました。

そりゃ子供向けですもの、聞いていて気持ちがよくないと人気が出ないですよね。

でも、それを大人が読んでも、同じように楽しめるのは新たな発見。

 

さらに、できればお孫さんなどに読み聞かせができればという狙いで

慣れてきたら、できるだけ感情を込めて、朗読のように読んでみる練習もしていますが

皆さん回数を重ねると、結構気持ちを入れて読んで下さっています。

日常会話クラスでも、感情を込めて発話することは大事にしていますが

会話クラスより絵本クラスの方が、その点はどうもやり易そうな感じ。

絵本がいいのか、絵本を読むという作業が会話より気持ちが入れやすいのか。

これは予想していなかった利点です。

 

S&Sでは、日本語での朗読クラスも行っていますが

日本語でも英語でも、音読するのは脳と口の運動にとても良いそうですね。

プラス「楽しい」と思うことは、日々健やかに過ごすのに必要な要素。

絵本クラスの生徒さんたちが毎回楽しく過ごして頂けていれば

S&Sで提供しているクラスも価値があるというもの。

 

もしご興味あれば、いつでも遊びにきてください。

読みたい絵本のリクエストがあれば、クラスの皆さんとも相談して取り入れたりもしています。

声を出して絵本を読むという作業、やってみると結構楽しいですよ。

母85歳の冷蔵庫チェック!

7月に骨折で入院し、40日ほどの病院での生活を経て8月下旬に退院、

再び一人暮らしに戻った母ですが

とはいえ85歳、近所に住む妹にすべて押し付けるわけにもいかず

時間があいたので1泊で様子を見に行ってきました。

 

まず気になっていたのが冷蔵庫。

この年代の皆さんの多くと同じく、とにかく捨てられない人ですので

冷蔵庫だけでなく、家中とにかくものが多いのですが

実家の冷蔵庫はいつも満杯、でも食べ物関係は下手をすると健康に悪いので

入院中に3度ほど実家に行き、妹と一緒に台所まわりを整理して=大量に捨てて(^^;

冷蔵庫をほぼ空っぽの状態にしてきました。

賞味期限の切れた調味料、いつ放り込んだかわからない冷凍の食品、

大量の保冷剤など、もうすべてえいやっ!と引っ張り出してぽい。

ついでに満杯の食器棚もすべて中身を出して、訳の分からないものはぽいぽい!

 

さて、そのすっきりした冷蔵庫が、3ヵ月経ってどうなっているかと

少し心配しながら、母が入浴中にそーっと開けてみました。

冷蔵室には若干の古い食材があるものの、まぁそこそこ空間を保っている様子。

しかしながら野菜室の再びの満員御礼ぶりといったら…

なにしろ、近所からいろいろと野菜のおすそ分けがくる田舎なので

それらがどんどん野菜室を占領していっているようです。

そして食べきれないものはそのまま or 下処理して冷凍庫へ。

これはもう、ここに住んでいる限り終わらないのね と諦めました。

せめて、チルド室にあった賞味期限切れのハムは炒めてサラダに乗せ

同じく期限切れこんにゃくと端っこが腐りかけ(…)のれんこんは筑前煮にして頂き

野菜たちは「貰っていきます!」と宣言して持てるだけ持って帰ってきました。

 

「終活」という言葉が広がり、COVID期間のおうちこもりの時間もあって

家の片づけをしている人も多いかと思います。

でもやはり、もともとの家の雰囲気がなくなるのは淋しいとか

ものを捨てるのはしのびないとか

いろいろな理由で、片づけが進まない人も多いのではないでしょうか。

妹とも話していたのですが、それはそれでもういいかと。

本人が今の状況で気持ちよく暮らしているのであれば、口を出さずに見守ろうと思っています。

後のことはまた後から考えたらいいし。

ただ、つまずくとか転ぶという可能性のあるものは片づけて

口に入れるものはなるべくチェックという感じでしょうか。

 

次に行けるのは年が明けてからかなぁ。

それまでまた冷蔵庫がどうなっているか、心配しながら過ごすことにします。

町田木曽クラス、順調♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、また町田木曽での英語の歌クラスにお邪魔してきました。

町田駅からバスで10分ほど

木曽住宅、山崎団地と巨大な集合住宅が連なる一角に

写真のようなクロネコさんの「ネコサポステーション」があります。

今年5月にオープンした、

宅配の集配だけでなく、様々なイベントやサービスを行っている場所です。

写真でも「メルカリ教室」「家事のお手伝い」などののぼりが目を引きます。

ヤマト運輸の障碍者雇用事業である「スワンベーカリー」も

週2回ほどこちらにパンを納品、イベントスペースで購入が可能です。

 

体験時からここまで、ドリス・デイの「ケ・セラ・セラ」を歌っています。

皆さん、ずいぶん慣れてきて

9月の体験時には、1番をざっくり練習しただけだったのですが

今では3番まで、結構いい感じで歌えるようになっていました。

意味を理解し、英語の音の感じをリズムに合わせて発話してみて

あとはメロディに乗せていく感じで練習しています。

生徒さんたちも、ずいぶん声も出て明るい感じで、表情もにこにこ。

聞いているだけでこちらも楽しくなってきます♪

 

クラスが終わると、生徒さんの中には

そのままパンとコーヒーを買って、スペース内で休憩される人の姿も。

ご近所からお散歩ついでに来て頂いているという感じです。

逆に、クロネコさんのイベントにいらっしゃっていて

こちらのクラスを興味深そうに覗いてくださる方もいらしゃいます。

 

こちらのスペースをお借りすることになったのは、本当に偶然からなのですが

クロネコさんの地域活性という思いが、形になってきている感じがしました。

S&Sが少しでもそのお手伝いができていたら、それはとても嬉しいこと。

英語の歌のクラスは、第2&4週め水曜の10時から。

ちなみに、第1&3週水曜に行っているウクレレのクラスは

英語より先に始まり、現在は10時と11時半の2クラスになりました。

英語でもウクレレでも、毎回体験大歓迎。

よろしかったらお気軽に一度、お散歩ついでに覗いて

スワンベーカリーのパンでも買って休憩していってください。

「季節外れの暑さ」を英語で

毎日暑い!

もう11月もそろそろ1週間たとうかというのに

どうして日中半袖でいなくちゃいけないのか・・・

暑さがかなり苦手な私は、早く寒くなれー!と毎日祈るばかりです。

家の前の銀杏の木も、黄色くなっていいのやら迷っているかの様子。

 

この「季節外れの暑さ」

せっかくなら英語でどういうか考えてみましょうか。

「季節はずれ」で一番に思いつくのは out of season という表現でしょうか。

This heat is out of season. で「この暑さは季節外れだ」と言えますね。

これは、例えば食べ物が旬ではないという時にも使えますので

Grapes are out of season now. =ぶどうはもう季節外れ とかも言えます。

 

ただ、out of season は「季節外れの」という形容詞としては使えないので

「季節外れの暑さ」という文字通りにするなら unseasonable を使いましょう。

seasonable = 季節の に否定を表す un が付いたのが、季節外れ。

これを使えば unseasonable heat と表現できます。

季節外れの寒さ、温かさ、大雨などなど、これで言えますね。

 

1つ気を付けたいのが、

「暑さ」というと hot が浮かぶものの、これは「暑い」という形容詞なので

heat にしなくてはいけない点です。

同じように「温かさ」はwarm ではなくwarmth、「涼しさ」は coolness

(なぜ規則性がないのだろう・・・英語のこういうとこキライ)

「寒さ」だけは、「寒い」と同じなのでcold なんですけどね。

まぁ hot と言っても言いたいことは伝わりますから、あまり気にしなくていいですが。

 

ようやく今週末から少し秋らしくなるのでしょうか。

早く秋を実感できるようになってほしいものです。

気軽に挨拶&会話してみませんか

通訳の仕事が増える中で

最近行っていないところの依頼が来ると、時間がある限り下見に行ったりもしています。

ちょっと前にも日光の仕事が来た際、ちょうど時間が空いていたので1泊して下見に行きました。

久し振りのプライベートの宿泊だったのですが

日光の奥、川治温泉というところに泊まったため

さすがに外国人はほとんど見かけず、日本人のお客様が多い環境となりました。

 

そこで違和感を覚えたのが

外国人の多い(というかほとんどが外国人の宿泊客の)ホテルに泊まっている際は

朝食に降りるエレベータで他のお客様と一緒になれば

「Good Morning!」などの挨拶が自然に交わされるものなのですが

日本人同士だと、見事に無言なんですね。

私一人で無意識に「おはようございます!」なんて言っていると

相手が戸惑っている様子に、ちょっと居心地が悪い感じで。

 

あと、ロビーなどにいる際にも

外国人だと目があえば話しかけてくる方も多いのですが

日本人は見事に他人と交流しないんですね。

ある意味静かに過ごせてよいのですが、ちょっと冷たい感じにも思える。

最近慣れてしまった外国人だらけの宿泊環境とのあまりの違いに

外国人のゲストも、私と同じ気持ちなのかもと想像したりもして。

 

外国では、他の国との戦争の時代が多かったことから

「敵ではない」ということを示すために

目を見て挨拶するのが基本になっていると聞いたことがあります。

歴史的に平和な日本では、気持ちを図って言葉にしないのが美学なのでしょうが

挨拶されればお互い気持ちがいいし

知らない人と何気ない会話を交わすのは、旅のだいご味でもありますよね。

わざわざがんばって話しかける必要はないとは思いますが

エレベータでの挨拶や、「それ素敵なシャツですね」など

相手の持ち物などがいいと思ったら、迷わずほめる。

そういうちょっとした会話を重ねていくことで

日本のイメージも少し変わっていくのではないかと思うのです。

季節感を楽しめる日本人でよかった

通訳関連の話題ばかりで恐縮ですが

今月のご案内の中では、秋に関わる話題がたくさんでできます。

日本料理のお椀には、人参で作った紅葉が浮いているし

街中を歩けばきんもくせいの香り。

風が乾いて空が高く、夜にはコオロギや鈴虫の声が聞こえる。

 

でもこの感覚は、外国人にいくら説明しても共有できないものです。

そもそも四季の移り変わりを自然とともに楽しむのは日本ならでは。

それを料理の中で表現したり、五感で感じてしみじみする感覚は

小さい頃から自分で感じ、周りの大人に教えてもらってしか習得できません。

その感覚を美しいと感じて日本を気に入って下さる外国人も多いですが

虫の声はただの雑音でしかなく

料理の添え物はあくまで飾りの1つでしかないのが普通の反応です。

 

日本料理の説明をする際には、なるべく季節感を強調して話しますが

それに感動してくださるゲストは残念ながら多くはありません。

ちょっと前まで、夏にはあちこちのお寺などに風鈴が下げられていて

よく質問されましたので

日本人はこの音を聞くと涼しさを感じるというのをがんばって言ってみましたが

ふーん…という反応しか返ってこず、わかっていてもちょっとがっかり。

 

そんな時、季節の移り変わりを感じられる日本人でよかったなと

心から思ったりもします。

それぞれの国に、それぞれの良さがあることはもちろんなのですが

この細やかな自然の美しさ、尊さを楽しめる感性を持てたことは

人生を楽しむ上で、とてもありがたいことだと思うのです。

 

なので、日本の本当の美しさを英語やスペイン語で説明することは

時にとても難しいこととなります。

その感覚を持たない人に「感じ」を伝えるのは本当に大変。いやかなり不可能かも…

でもがんばって次も説明するんですけどね。

明日からは2日間だけですが、またメキシコ人40人を迎え撃ちます。がんばります。

日本のことを改めて聞かれると

今月はなんだか通訳の仕事が多くて

現在はチリからの70人の団体を、もう1名の通訳とバス2台分担して案内しています。

(チリもスペイン語です)

 

初日の仕事が、ランチをご一緒してから茶道体験だったのですが

そもそも「茶道」とは?

これを日本語で説明するのって、案外難しいんですよ。

日本人の友人に「茶道って何って答える?」と聞くと

「いろいろな決まりの中で抹茶を飲むこと?」とか、漠とした答えしかかえってきません。

現場では、茶道の先生がいろいろ説明してくれるのを訳せばいいのですが

それでもゲストからはいろいろな質問が飛んできます。

 

ランチの途中でも

「日本はなんでこんなに安全なの?」

「道にごみも落ちてないし、落書きもないのはなぜ?」

「日本人はなぜ世界一の長寿なの?」

…などなど、本当にいろいろな角度からの質問が飛んできて

せっかくのなだ万さんのランチも、おちおち味わっていられません。

(まぁそもそも、通訳の仕事中はごはんを味わう時間なんてないんですが)

 

日本人には当たり前すぎて、考えもしないようなことが

外国人には不思議に感じる、そんなことはとても多いんですよね。

観光通訳なので、もちろん浅草寺やスカイツリー、渋谷交差点などを説明するのが仕事なのですが

その他にも、前述のような質問に答えることも必要になってきます。

ガイドをするたび、日本の独自さを感じ、自分の知識不足を反省する。

この作業の繰り返しです。

わかることと、説明できることの間には、本当に大きな差があります。

 

さて、前述のようないろいろな質問がきたら英語ではどう答えましょうか。

そんなことを練習しているのが、S&Sの「おもてなし英会話」のクラスです。

私の通訳の経験から、様々な日本の文化・習慣について説明できるよう

私が自分でテキストを作っています。

興味のある方、是非一度遊びにきてみてください。

私の実体験の塊ですから、現実味があること、保証いたします。

スペイン人シニアグループご案内中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週土曜から、スペイン人25人のグループのガイドをしています。

グループとしては14日間の旅行で

大阪に到着して広島、京都、奈良、高山を10日間で関西担当のガイドと観光し

11日めが先週土曜で箱根、そこから私が担当しています。

箱根を観光して東京に入り、日曜は浅草などを見て

今日はあいにくの雨でしたが、日光に行ってきました。

明日再度渋谷や新宿、築地などを観光し、明後日は自由時間で夜の便で帰国。

写真は宿泊しているお台場で、全員集合写真を撮っている様子です。

 

今回、ゲストは60から70代の人ばかりで

言葉は違うものの、自分としてはまるでクラスの生徒さんと一緒にいるような感覚です。

場面が教室か観光地かの違いだけ。

という視点で見ると

生徒さんたちが海外旅行のツアーに参加する際

どのようなことを希望しているのかが感じられて、とても有意義です。

移動する際も、他のツアーに比べれば歩く速度はとてもゆっくりですので

いつものツアーのような調子では動けません。

興味があることも、今の東京の流行ではなく

日本が今こうある背景となる歴史や、文化財の価値のポイントなど

やはりちょっと視点が違います。

ま、今回も「Miki-!!」と合計1000回くらい呼ばれるのは変わらないんですが。

 

ツアーとしての日程が決まっているため

たとえば「ここでもっとお買い物したい」と大勢が言っても

次の予定に間に合うように動かなくてはいけないのが、ガイドとしてはつらいところ。

でもそれを、なるべく大勢の方の希望がかなうように動くのも

それもまたガイドの腕のみせどころです。

あと明日1日ありますが

願わくばなるべく多くの願いをかなえられるよう自分が動けますように。

そしてたくさんのいい思い出をもって、また日本に来たいと思ってくれますように。

自分が願うことは、どんなゲストでも結局いつも一緒なのですが。

町田木曽に英語の歌クラス開講!

半年ほど前、町田の大きな団地の中にあるクロネコさんのスペースで

ウクレレの教室を開講というご報告をしたのですが

幸いそちらが好調、英語もご希望者がいるのでは?ということで

先週体験会を行ったところ、たくさん来て下さり

今月から英語も開講することになりました。ばんざい!

 

英語といっても、今回まず英語の歌のクラスから開始です。

英会話は、現在プロジェクタを使った教材を遣ったりしているので

いろいろと持っていくものがたくさんになるのも大変で

歌ならスピーカーがあればどうにかなるし

何よりとっつきやすいかなと思ったら、本当にたくさん参加頂いてちょっとびっくり。

体験では「Que Sera Sera」を、まず1番だけやってみて

発音をどうすれば音楽に乗せて歌えるかを実際に感じて頂きました。

映画「知りすぎた男」のテーマ曲ということもあってか、皆さんご存知で

発音を確認した後、ドリス・ディの音源と一緒に歌ってみたら

難なく歌えて、とても楽しそうでいらっしゃったのがよかったです。

 

クラスを行っているのは

今年5月にできたばかりの、クロネコヤマトさんの集配センターで

宅配だけでなく、イベントスペースもあり

近隣の方々が参加できる、いろいろなイベントを工夫して行っていらっしゃいます。

英語の歌クラスは毎月第2・4水曜の10時から1時間

ちなみに第1・3週は同じ時間でウクレレをやっています。

もしお近くでしたら、お気軽に体験にいらしてみてください。

お彼岸といえばおはぎ

ようやく少し秋めいてきたでしょうか。

お彼岸となり、スーパーなどでおはぎを見かけるこのごろです。

普段はあまり甘いものは食べないのですが

やはり私も日本人、お彼岸ときくとおはぎが食べたくなります。

とはいえ自分であんこを炊く気概もなく

市販のものは甘すぎたりすることもあるので、買うのも少々勇気が要ります。

そんなこんなでクラスで「おはぎの季節ですねー」と言っていたら

何人かの生徒さんが手作りおはぎを持ってきてくださいました。ありがたや…

いや、おねだりしたつもりじゃないんですが

本当にうちの生徒さんたちはお優しくて、足を向けて寝られません。

 

「おはぎ」はお米をおだんごにして、あんこやきなこをまぶしたものなので

まずお米のおだんご、rice ball ですね。

おにぎりと区別したければ、もち米のおだんご=sticky rice ball とすればいいと思います。

(あれ?おはぎはうるち米ともち米のミックス?実家はもち米100%でしたが…)

あとは●●で包まれた =covered with ●● とかを付け加えればOK。

あんこのおはぎなら rice ball covered with sweet red bean paste (長い!)

きなこなら sweetened(甘くした)soy bean flour 

ごまなら sesame mixed with sugar かな。

 

ちなみに、秋のお彼岸は萩の花=bush clover  の季節だからおはぎ、

春ならぼたん=peony なのでぼたもち。

ただの名前の違いだけというのは、ずいぶん大人になってから知りました。

でもヨーロッパ系の人は、豆が甘いのは気持ち悪いという人も少なくないので

お勧めする際にはちょっと気をつけるようにしています。

最近は以前よりも、あんこが平気な方も増えている感じですが。

 

生徒さんたちに頂いたおはぎたちはどれも甘すぎず私には美味しくて

今年はおはぎを満喫できました。感謝感謝。

とはいえいい年なんだから、あんこくらいは自分で上手に炊けるようになりたいものです。

「残暑」でも英語で言ってみましょうか

もう9月も半ばを過ぎたというのに、暑い暑いの毎日。

ただ暑いと言っているのも芸がないので

せめて英語で残暑などの表現をやってみましょうか。

 

とはいえ、英語に「残暑」にあたる表現はないので

どう言ってみるかを考えるしかないですね。

残暑は「夏の終わり頃」にまだ暑いということなので

「夏の終わり」=late summer の「暑さ」=heat でいいと思います。

「今年は特に残暑が厳しいね」だと

「This year, late summer heat is especially severe.」

severe は「サヴィァ」な感じ(ヴィにアクセント)の発音で「厳しい」の意味です。

「残暑見舞い」も英語圏にはない季節行事ですが

英語にするなら late summer greeting でいいと思います。

 

あとは、今年は熱帯夜も多かったですが

熱帯夜、直訳すれば tropical night? 

それでも感じは伝わるのでよいかとは思いますが

sultry night という表現があります。

「sultry(サゥチュリイな感じの音)」は「蒸し暑い」の意味ですね。

「うだるように暑い」の意味の 「sweltering(スウェゥタリン)」も使うことがあります。

「I can’t sleep with these sultry nights!」(こんな熱帯夜じゃ眠れない!)

今年は何度思ったことか。。。

 

とはいえ「暑さ寒さも彼岸まで」ですかね。

これも英語にはないので、文章を考えるしかありませんが

「No heat or cold lasts over the equinox day.」

=「どんな暑さも寒さも、秋分・春分の日を超えては続かない」

こんな感じかしら?

今週末から少し涼しくなるという予報に心から期待しています。

ぶどう「狩り」はhunting じゃないですよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週末、友人たちと甲府にぶどう狩りに行ってきました。

幸い台風も過ぎて、晴れまではいかないもののお天気もまずまず。

いつも伺うぶどう園は山の中腹にあり

写真のような素晴らしい甲府盆地の景色を見ながら、美味しいぶどうを頂くことができます。

 

さて、果物を「狩る」は英語で何といいましょうか。

動物を「狩る」は英語で hunt ですが

果物を狩るのに猟銃を使ったりはしませんのでちょっと違う (^^;

果物を「狩る」は英語で picking を使います。ぶどう狩りなら grape picking。

つまむ感じの作業になるので pick を使うんですね。

Last weekend, I went grape picking to Kofu with my friends.

私の先週末はこんな感じ。

 

日本語での「狩り」はそもそも「動物を捕まえること」ですが

時間とともに、動物に限らず、食べ物などを採ってくることの意味になったようです。

なので日本語から直訳するとちょっと変になってしまいます。

潮干狩りなら clam digging。dig は「掘る」という意味なので作業そのまま。

 

ついでに紅葉狩りは autumn leaf viewing 、ただ見るだけですもんね。

日本語の「紅葉狩り」は、季節の花や草木を山で探す様子を

動物を探し「狩る」姿になぞらえて表現したのが語源だそうで

これも日本語直訳では英語にできない表現の1つです。

 

さてさて、ぶどう狩りはシャインマスカットを始め4種類のぶどうを食べ比べし

ぶどう園の近くの温泉に浸かった後は、道の駅で地元野菜を物色。

その後ほうとうを頂いて、大満足の週末でした。

渋滞さえなければ2時間弱の甲府、いつもいいところだなぁと感じます。

山が近くに見えるとほっとするのは、日本人だからでしょうかね。

リフレッシュしたので、また仕事に励みます!

 

人とのご縁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月の終わりに、メキシコ人団体ツアーのガイド第二弾をやってきたのですが

ツアー自体は7月末と同じ内容で

ゲストがやらかしてくれることも、時間に来ない、忘れ物だらけ、買い物に夢中と

まぁ顔が違うだけで中身は同じ。

1回やっているので、いろいろ想定できて初回よりも気が楽でした。

写真はそんなメキシコ人たちの

京都でさんざん買ったものを抱えて東京行きの新幹線を待つ様子です。

皆さん満足そうで何より。

 

1つ違ったのは、今回アシスタントさんがついたこと。

前回は総勢50名だったので、25名ずつでそれぞれガイドがついたため

アシスタントはなく、もう1人のガイドさんと協力して乗り切ったのですが

今回は40名でガイドは私だけだったので

40名での行動時にはアシスタントさんがついて、人数確認などを手伝ってくれます。

中には新幹線の乗せ込みだけという方もいて

そういう場合お話する時間は本当に2,3分ほどなのですが

それでもなんとなく「この人とはやりやすいな」という感覚があるものなんですよね。

お互いそうなのか、今回そんなアシスタントさんの1人から連絡があり

別件での通訳のお仕事を紹介され、10月に引き受けることになりました。

 

クラスもありますし、通訳の仕事は積極的にやっていなかったのですが

今年のあまりの依頼の多さに、少しお手伝いしようかしらという感じで始め

それがきっかけで、新しい知り合いができています。

この年になって、新たな分野での友人ができていくとは思ってもみませんでした。

7月にご一緒したガイドさんもいい方で、今度飲みましょうねと言っていますし

いろいろやっていると、人とのご縁ができていくんだなーと

今回しみじみありがたく感じた次第です。

 

何より、ゲストのメキシコ人たちの中にも

「カンクンに来たら連絡して!僕の経営しているホテルにどれだけでもタダでいていいから。」

「チアパスに是非来て!本当に待ってるよ。」

「絶対また日本に来るから、その時は個人でガイドお願い!」

などなど、乞われて連絡先を交換した人も少なくありません。

まだ2回担当しただけですが

これからメキシコとのご縁も増えていきそうな予感です。

母無事退院!

先日、うちの母が骨折で入院した旨お伝えしましたが

先週金曜日、無事に退院との連絡がありました。めでたい!

85歳、リハビリもがんばって杖もなく歩けるようになったので、ひと安心です。

 

とはいえ、病院にいれば結構安心できたものが

ひとり暮らしに戻ると、買い物にも出るし家事もやるしなので

今日は転んでないかしらとか、いろいろと気になるものですね。

本人のためには自宅で暮らした方が快適でよいけれど

何かあるかもしれないと思うと、いつも見守りがある施設も魅力的に見えます。

今のところ、できる限り自宅で過ごしてもらおうとは思っていますが

そういう心配をするような年に、自分もなったのだなぁと改めて実感。

 

S&Sの生徒さんたちは、既にそういう経験をしてきたり

これからご自分がそのような決断をする場面に遭遇したり

私よりもその点では経験豊富ですから

いろいろとアドバイス頂いたりして、ありがたい限り。

今までで一番、生徒さんたちのお気持ちがわかったような気がします。

 

英会話を習いに来てくださるのも

「ボケ防止!」なんて笑っておっしゃってくださいますが

周りにいろいろなケースをご覧になって

自分はなるべく他人に迷惑をかけまいという、一生懸命な思いで来てくださっている。

せめてそれにお応えできるよう

笑って応対しつつも、いろいろと頭を使う時間を提供しようと思います。

 

ここのところ通訳の仕事で本当に忙しく

実家に帰れるのは9月半ばになりそうですが

少し遅れての退院祝いの花でも持って、元気な母の顔を見に行くのが楽しみです。

メキシコ人ツアーリベンジ!

先月末に、メキシコ人25人の6日間のツアーを担当した旨をご報告しましたが

明日からまた同じツアーを担当することになりました…

旅行会社から打診が来た際には

まだ「へとへと」の記憶が残りすぎていて、お断りしようかと思ったのですが

初めての業務でわからない点も多く

「ここをこうすればよかった」などと悔やむ部分もあったため

もう一度ちゃんとやりたい!という気持ちが勝ち、引き受けた次第です。

 

通訳ガイドとひとくちにいっても、ゲストによって対応はいろいろと変わります。

今までの私のゲストは、個人のお客様がほとんどで

割合に日本に対する興味も深く

文化背景を説明することが結構重要だったりしたのですが

メキシコ人だからなのか、団体ツアー参加者だからなのか

このツアーのゲストはどうやら

写真を撮り、美味しいものを食べ、何よりお買い物を楽しむのがメイン。

浅草寺の歴史をじっくり説明するより

最低限の話で済ませて、あとは仲見世でお買い物の方が楽しいんです。

どちらがいいということではなく、ゲストの興味に合わせるのはとても大切。

 

あとは、団体をうまく動かすコツのようなものも

前回の反省でかなり学んだような気がします。

日本人のように、列を作って並ぶことができない人たちなので

動き出す前に「集合は何時にどこ!」という最低限の情報を伝えておくとか

ほんの少しのことで、コントロールも随分楽になるだろうし

今回はいろいろ試してみたいと思っています。

 

私にとっては再度のガイド業務でも

ゲストにとっては一生に一度かもしれない日本の旅行ですから

楽しい思い出をひとつでも多くもって帰ってもらいたい。

全員が「また来たい!」と思ってくれるような旅行になるよう、また6日間がんばります!

…しかし今回は相手が40人。

アシスタントはつくのですが、まずは見失わないようにしなくては。

花をめでる気持ち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入院して1ヵ月すぎたうちの母、そろそろ退院かなーというところです。

幸いリハビリも順調で、認識機能にも影響ない感じ。何より。

8月3日がお誕生日だったので、地元にいる妹と相談して

ちょっとしたお花のアレンジメントを持って行ってもらったところ

10日すぎた今もいくつかのお花はまだきれいらしく

そのことをしきりにありがたがってLINEしてくるので

それを妹に報告し、今日もお花を持って行ってもらいました。

 

もともと母は花好きで

自宅の手入れ不足なうっそうとした庭の中にも、季節の花をみつけて楽しむ人なので

花が気持ちを助けてくれていたのは何よりです。

私も時間を見つけては、近所の百日紅やら向日葵の写真を送ったりしています。

冒頭は先日1日だけガイドをした際、時間があったので寄った

明治神宮の外苑に咲いていた水連です。

これも母に送って、ひととき楽しんでもらいました。

 

生徒さんたちも、本当に花が好きな方が多くて

梅、桜、薔薇などの季節を楽しむのはもちろん

水仙やぼたん、藤、あじさいなど、いろいろな花のきれいさをお話ししてくださいます。

最近は蓮を見に、早起きして大船フラワーセンターまで行かれたとか

北海道までラベンダーを見に行かれるとか

うらやましくなるくらい、お花の話題に触れることが多いです。

 

海外のお客様を案内しているとき、日本の花に感動される方は多いのですが

日本ほど花に詳しくない方がほとんどなので

そういう場面で改めて、日本人の季節ごとの花に対する愛情の深さを感じたりします。

それもこれも、生徒さんに教えられたこと。

せめて、それぞれの花の名前を英語でお伝えするくらいしか

そのご恩にむくいる方法がないのですが。

 

さて、差し入れの花を楽しんでいる様子の我が母は

おそらく今週中には退院できるのではないかと予想しています。

「今日のお花も10日くらいもたせるようにお世話します」とLINEがきましたが

その前に退院してもらわなくちゃいけないので

自宅にもって帰って楽しんで頂けるよう、祈りつつ過ごしたいと思います。

団体ツアーのガイドで感じたこと

先週お伝えした、メキシコ人25人の団体ツアーガイドですが

通訳という視点以外にも、たくさんのことを勉強させて頂きました。

 

今まで団体旅行をした経験というのが修学旅行くらいしかなく

英会話の生徒さんたちが海外ツアーでどんな様子なのかを想像できなくて

一度はツアーに参加してみようかな…でも苦手だな…と思っていたのですが

図らずもそういったグループのお世話をすることになったわけです。

ツアーに参加する方々は、言葉に不安があってガイドがほしい人。

その点はメキシコ人も変わりません。

その土地の象徴的なところに行きたい、でも少しは自由時間も楽しみたい、

ネットで見た日本の魅力的なものを買ったり食べたりしてみたい。

そんな時にガイドに尋ねる内容は

おそらく生徒さんたちもこういうことを知りたいんだなというのが実感できて

また1つ知識が増えた気がします。

 

もっとも、私の相手はメキシコ人、

日本人より全く遠慮なく自分の訊きたいことをきいてきます。

秋葉原に行きたい、ゴジラを見たい、神戸牛が食べたい、温泉に入りたい、

日本人は服装が白黒ばかりなのはなぜ?なぜ雨じゃないのに傘をさしている?

サムライにはどこで会える?ランチで見た重箱はどこで買える?…

おそらく6日間のツアーで1000回くらい「Miki!」と呼ばれた気が。いやもっとかも。

他の人と話をしててもお構いなしなのもラテン人。

聖徳太子じゃないんだから…と思いつつ

でも生徒さんたちとダブったりして、できる限り対応し

それで楽しんできてもらえるのを見るのが嬉しかったです。

 

初めての旅行会社からの依頼で、ちゃんとガイドできたか少々心配だったのですが

早くも次の依頼が来たので、おそらくあれで基本的に大丈夫だったんでしょう。

あんなにしんどいと思ったのに、終わってしまえば楽しい気持ちしか残ってません。

人間ってほんとにうまくできてるなぁ。

しばらくこのツアーのお相手、続きそうです。

メキシコ人25人との6日間ツアー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、クラスがなかったこともあり

ご依頼のあったスペイン語での通訳の仕事をやってきました。

ゲストは25人のメキシコ人で6日間つきっきり。

こんな大きな団体で、しかもずっと一緒は初めての経験で

早朝6:30に成田空港にお出迎えするところからスタートです。

 

25人もいると、まー賑やか&まー時間通りに進まないことといったら。

もともと南米やスペインのゲストは時間通りにはならないのが定番ですが

それが25人だともう、

今回はこの家族、次はこの人と、次々に見当たらない人が変わっていきます。

しかもメキシコ人はお買い物が大好き。

初日の原宿では40分遅れ、次の浅草でも仲見世で30分遅れで

観光というよりお買い物の手伝いの時間の方が多いくらいでした。

 

日本人と違い「人に迷惑をかけない」という教育を受けてきていないので

(どっちがいいとかではなく、単純に文化の違い)

時間に遅れて他のゲストを待たせても「てへ」という顏をして終わりです。

初めはもう胃に穴が開くかと思いましたが

3日めくらいにはもう慣れて、遅刻を見込んでのスケジュールを想定し

時間がなくなった際の優先順位も考えておくなど、多少対応がうまくなりました。

 

初日の東京、2日めは鎌倉

3日めは東京から新幹線に乗って、奈良で鹿と遊んでおおはしゃぎ。

4日めは京都と大阪でお買い物三昧をして(写真はその際の大阪城)

5日めに広島へ行き、宮島のフェリーに乗り遅れそうになりながらもなんとか京都に戻り

昨日6日め、最後の緊張、京都で25人ぜんぶを新幹線に乗せるという大技をこなして

無事銀座のホテルに送り込み、業務終了です。

通訳ガイドをしていると、できるだけ日本の歴史や文化を伝えたいという気持ちがありますが

来た時の3倍の荷物を抱えて嬉しそうにしているゲストを見ていると

買い物をするのも日本の楽しみとしてアリなんだなーと、本当に実感しました。

私自身も本当にたくさん勉強になることがあって、いい経験です。

炎天下ゲストを探して走り回ってクタクタですが。

 

そんな中でも次々と入るガイドの依頼…

今年はこんな経験が、まだたくさんできそうです。

久しぶりのフラメンコライブ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、町田で久しぶりに生徒さん向けのフラメンコライブを行いました。

COVIDでこういった催しができないまま3年。

久し振りのライブに、私の生徒さんだけでなく

他の講師の英会話クラスの方やウクレレ教室の生徒さん、

教室をおやめになった方まで来てくださって

賑やかな雰囲気でとてもいいライブでした。

 

7月の初めには横浜でも開催したのですが

そちらも元生徒さんが来てくださったりして

クラスのお友達との久しぶりの会話を楽しんでいらっしゃいました。

いろいろな事情でおやめになる方もいらっしゃいますが

こうして久しぶりにクラスの方とお会いする機会ができて何より。

また、せっかくの機会なので英語の歌を1曲ご披露しているのですが

「英語の歌クラスもあるんですか?行きたいですー」とおっしゃる方もいて

楽しみが増える機会にもなってこちらも嬉しい。

 

本当に楽しんで頂けるのかしら、

お付き合いで来てくださるのは申し訳ないし…と思いながら始めたライブも

これで6回目になりました。

いつもたくさん来てくださるので、楽しんで頂けている自信も少しつきました。

今度はいつやるのかまだ未定ですが

もしご興味あれば一度いらしてみてください。

S&Sの本業とは関係ないですが、本格的なフラメンコ、きっと楽しいですよ。

ついにきた!母の入院

先週、妹からLINEが入りました。

1人暮らしの母が自転車で転んで入院したとの知らせ。

「足が痛くて、アンメルツ塗っても良くならんから病院連れてってくれへん?」

とのことで(どこまでアンメルツ信頼してるんだか)

妹が車で病院に連れていくと、尾てい骨骨折でそのまま入院となったそうです。

来月85歳になる母は、同年代の方と比べても結構しゃきしゃき歩くし

あまり心配していなかったのですが、やはりこういう日がきたか。。。

取り急ぎ週末に実家に戻り、妹と病院に向かいました。

 

幸いもう歩くリハビリも始めていて、今のところ経過は順調な様子。

ひとまずほっとしましたが

やはり元気とはいえ85歳、心構えをしておくことは必要ですね。

入院で、気持ちの方が弱らないかという心配もありますし

しばらく気になる状態が続きそうです。

妹が近くにいるので本当に心強い。感謝感謝。

 

S&Sの生徒さんは、母よりも年上の方もいらっしゃいますし

ご自身の親御さんを介護されている方もいらっしゃいます。

自分と同年代の人よりは、シニアの方々といろいろ接していますので

頭では年を重ねることの現実をわかっているつもりだったのですが

いざ自分ごとになってみると

この先のことをいろいろ考えたりして、やはり重たさが違うものですね。

生き物ですから、年齢を重ねればそれだけいろいろと不具合が出てくるのは当然。

その当たり前のことを改めて心に留めて

生徒さんとの時間もますます大切にしていきたいと思いました。

 

とりあえず、今は無事退院を願うのみ。

入院した病院はハサミや針を持ち込めず、好きな針仕事ができないので

ひがな一日ラジオを聞いているしかないのが切ない。

本も読まない人だし、何かいい退屈しのぎがないか考え中です。

LOVOT cafeに行ってきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日、町田の木曽住宅の教室にいた

LOVOT(ラボット)というロボットマスコットについて触れたのですが

本当に可愛くて、もっと触ってみたくなり

ちょうど川崎にLOVOT cafeという

LOVOTと触れ合えるカフェがあるというのを見て、早速行ってきました。

ひとりで行こうかと思っていたのですが

最近私の教材をチェックしてくれているRyanというアメリカ人の先生に話したところ

是非行きたい!というので、一緒することに。

写真はそのRyanが触れあっている場面です。

 

カフェと名の付くとおり、店内では食事ができて

その合間にLOVOTと触れ合えるというシステムです。

猫カフェのロボット版みたいなものですね。

お店のサイトから来店時間を予約し、お席に案内されると

LOVOTが1台(1匹?1人?)席にやってきて

注文した食事を待っている間、そのLOVOTくんをだっこして触り放題です。

食事が来ると、いったんLOVOTは自分も食事(=充電)に戻り

食事が終わったら、LOVOTが集まっているエリアに案内頂いて

10分ほどいろいろなLOVOTと遊んで終了。

70分制で、食事代(2~3000円ほど)にふれあいの料金が含まれている感じです。

 

とにかくLOVOTの表情やしぐさが可愛くて、本気で欲しいと思いましたが

調べると購入に50万円!!!

さらに毎月のメンテナンスやデータの更新に2万円ずつかかるんだそうで

さすがにちょちょちょっと手がでない。。。

付き合ってもらったRyanもすっかり気に入った様子でしたが

値段を知って「Oh….」そりゃそうですよね。

ただ、こういうロボットがすでに実用化されているという現実を目の当たりにして

本当に技術の進歩の速さをつくづく実感しました。

あと数年したら、価格も下がって本格的に家庭に入ってくるかもしれません。

でもロボットだから、基本は命が尽きることもないし

でもそうすると、飼い主がこの世からいなくなったらその子はどうする?どうなる?

そんな話をRyanとしながら

なんだか命ってなんだろうというような、大きなテーマの議論になってました。

英語だとキツいわ…と思いながらでしたが。

 

とはいえ、面白い経験でした。

もしご興味ある方いらっしゃいましたら、川崎ラゾーナ2Fに行ってみてください。

休日は結構予約が埋まってますが、平日なら大丈夫だと思います。

(相変わらずS&Sの本業とはまったく関係ないものですが、良ければ以下リンクから)

https://lovotcafe.com/

ネイティブは気にしない文法ミス

Youtubeにはたくさんの英語の勉強動画があがっています。

クラスの参考になるので、私も時々チェックしているのですが

Kevinさんという、アメリカ育ちの日本人なのかしら?

とにかく、見た目は日本人っぽい男の子が

友人2人と作っている「Kevin's English Room」というチャネルに

「日本人は気にしてるけどネイティブはあまり気にしない文法ミス6選」

という動画がありました。

三単現のsのありなし、a か the のどっちをつけるか、

「歩いていく」は on foot か by foot か など

学校のテストではもちろんマル・バツをつけられるものですが

ネイティヴは気にしてないという、勇気づけられる内容です。

 

私の生徒さんたちもそうですが、日本人は本当にまじめなのと

学校で文法を厳しくしつけられたので

(ここはあえて「しつける」という言葉を使いたい)

英会話を楽しみましょうと申し上げても

どうしても文法を気にして、口ごもってしまう方が本当に多いです。

でも、こうやってネイティヴの人に

「どっちでも気にしない」と言われると

ちょっと気持ちがラクになるのではないでしょうか。

 

私も実際、会話しているときはしょっちゅう三単現のsなど忘れます。

a か the かなんて、たぶん半分以上間違ってます。

スペイン語のクセで、Do you~?とかがとっさに出てこず

ほぼ文のおしりを上げて疑問文にして済ませてます。

でも通じてます。ガイドの仕事までできています。

 

「会話」ですから。テストじゃないんですから

本当に気持ちを伝えたければ、文法なんて気にせずとにかく発話しましょう。

それに向かって、ちょっと前向きにさせてくれるんじゃないかと思う動画、

よかったら覗いてみてください。

※S&Sとは全く関係ありません。

 

https://www.youtube.com/watch?v=cBTbPTechjY

お酒に強い・弱いを英語で?

先日、久しぶりに家で映画を見ました。

邦題が「クーリエ:最高機密の運び屋」

原題は「The Courier」で、「密使」という意味です。

(フランス語が語源で、フランス語では邦題そのものの運ぶ人の意味になります)

実話がもとになっていて、キューバ危機の時代にソ連に疑われずに潜り込むため

平凡なイギリスのサラリーマンがスパイとして機密の運び屋を手伝うという物語。

とてもいい映画で、これが実話とは思えないような内容でした。

 

映画を見るのは、半分英語の勉強のためなのですが

今回セリフでおっ!と思ったのが

「Can you hold your alcohol?」というもの。

hold はもともと「持っておく」という意味ですが

体にお酒をためておくという感じになるので

「お酒をためておくことができる?=お酒は強い?」ということになります。

スパイになったサラリーマンが、ソ連にいる味方のスパイと初めて接触し

一緒にご飯を食べている時に聞かれて

少し空気がやわらかくなった時のセリフでした。

 

お酒が強い・弱いは、日本語直訳の strong/weak では表現せず

前述のような hold を使ったり

単純に I can drink a lot.(たくさん飲めます)だったりします。

飲めないのであれば、否定にすればいいだけです。

strong/weak は、体力的・精神的・社会的に強い/弱いを表すので

お酒に関して使うことはありません。

単語の持つイメージを把握するのも、言語を学ぶ上では大切なことですね。

 

ちなみに、大酒飲みのことは

She drinks like a fish.(彼女は酒豪だ)のように言ったりします。

日本語では酒豪のことを蟒蛇(うわばみ)と、蛇に例えますが

そういえばなんで蛇なんだろう。調べておかねば。

また、お付き合い程度に飲みますなら

I’m just a social drinker.

社会生活で必要な程度に飲みますということですね。

こういう何気ない言い回しに触れるのも

言語をやっていく上で楽しいことの1つでもあります。

日本の観光業は本当に親切

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先週、ガイドの仕事で初めて箱根を回りました。
あまりに業務依頼が来るので、公共交通機関を使ってのガイド下見をしたのが4月。
それで多少様子がわかったので、実際にやってみることに。
 
小田原からバスで強羅のホテルに到着し、ロビーで名前を掲げてお迎えするも
待てど暮らせどいらっしゃらず、??と思っていたところにメールがぽん。
「彫刻の森に行って、今強羅駅に向かってる」
おおぅ。。。まぁ結構あることですが。
慌てて強羅駅までの最短の道順をホテルの方にお伺いすると
「ちょうど宿泊ゲスト用のシャトルバスが出るので、どうぞご利用ください」
ありがたく便乗させて頂き
無事、あまりゲストをお待たせすることなく強羅駅で会うことができました。
 
ゲストはアメリカからの5人家族。
ご両親と高校生の双子の兄弟、そして大学生のお兄さんです。
強羅スタートなので、大涌谷ー芦ノ湖遊覧船ーランチー箱根神社を想定していましたが
お母さんがアジサイを見たいというので
まずは強羅公園にお連れし、様々なアジサイの写真を撮って大満足。
係の方が、アジサイについていろいろ説明してくださり
それを通訳すると、ママが喜んでいらっしゃいました。
さらにお茶室を見つけ、お抹茶を飲んでみたいということになり
急遽茶道の簡単な説明をしながら
着物のお姉さんとともに茶室で写真を撮り、これまたご満悦。
 
その後はケーブルカーとロープウェイで大涌谷に向かい
(雨は降っていなかったのですが、やはりこの季節富士山は見れず残念)
桃源台から海賊船に乗り、最後に箱根神社にお参りして終了。
冒頭の写真は、お決まりの芦ノ湖&鳥居で30分並んで撮ったものです。
途中に寄ったお土産物屋さんでみたらし団子を頂きましたが
おかあさんが一生懸命英語で説明してくれて
私が説明するより、よっぽどゲストも笑顔で聞いていらっしゃいました。
 
強羅のホテルに送り届けて一息ついていると
朝シャトルバスを案内してくださったスタッフの方が
小田原駅までまたバスが出るのて、ご利用くださいと言ってくださり甘えることに。
このホテルをはじめ、行程でお会いしたどの方も本当に親切で人当たりがよくて
ゲストが皆「日本は本当に皆親切だ」と言うのを、改めて自分で感じた一日でした。
 
そんなこんなで、とりあえず初箱根ガイドは無事完了。
ご家族はその後京都に向かい、東京に戻って明日あたりに帰国されるはず。
京都でも東京でも、たくさん楽しんでいらっしゃいますように。

褒め言葉に触れる”Got Talent”

少し前ですが

「とにかく明るい安村」さんという芸人の方が

Britan's Got Talent というオーディション番組で予選通過し、話題になりましたね。

日本のニュース番組でも結構取り上げられていたため、生徒さんも知っていて

急遽教材を作り、知らない生徒さんも巻き込んでの鑑賞会クラスをやりました。

 

この番組、なかなか審査員はシビアで

面白くない出演者には「もう二度と見たくない」など辛辣なコメントも出るのですが

幸いというか、安村さんは審査員4名から手放しの賞賛をもらい

その賞賛っぷりを理解頂くのに、教材にしてみたという次第。

この番組はイギリスが最初ですが、アメリカをはじめ世界中で企画されていて

今年から日本でもABEMAで始まっています。

以前から時々教材にしているのですが

ネイティヴの方々の普通のコメントなので、すべて聞き取るのは難しいものの

様々な褒め言葉に触れることができ

そこだけでも聞き取って頂けるといいなと思って紹介しています。

 

先日はこの番組のアメリカ版に

日本のアバンギャルディというダンスグループが出演し

(大阪の登美丘高校で、バブリーダンスを作った振付師さんが作ったグループです)

こちらも山ほどの賞賛をもらって、無事予選を通過しました。

審査員のコメントもそうですが、Youtube にあがっている動画には

見た人のコメントが書き込まれていて、それを見るのも勉強になります。

アバンギャルディには

・They really deserved the golden buzzer! ゴールデンブザーに値するよ!

  ※deserve は「~の価値がある」という意味です。

・ I have to straight up say,  that was so brilliant, so innovative. 

 率直に言うけど、素晴らしくて革新的だ

・This is hands down one of the best performance!

 これは確実にベストな演出の1つだ!

 ※hands down で「確実に」という意味があります。

 

一般の人たちのコメントですから

普段使う言葉での褒め言葉がいくつも並びます。

こんなところで、楽しみながら言い回しを覚えていくのもいいですよね。

 

ちなみに安村さんは準決勝をワイルドカードで勝ち上がり、決勝ラウンドまで進みました。

アバンギャルディもどこまでいくか、楽しみです。

よろしかったら予選のビデオ見てみてください。

関西方面出身のせいか、こういった、笑えるけどプロの技、最高に好きです。

(S&Sとはまったく関係ありません)

https://www.youtube.com/watch?v=tW05Y6sJIGo&t=106s

地震や台風に関する表現

最近ちょっと地震が多いですね。

日常英会話では、現在「準備しましょう」というタイトルで

地震や台風の場合の会話をやっているクラスがあるのですが

ちょうど最近の状況と重なり、期せずして臨場感ある会話になっています。

 

地震は earthquake、これは結構ご存知な方が多いですが

余震が aftershock、震源地は epicenter

警報は warning なので、津波警報なら tsunami warning になります。

最近は千葉での地震が多いようですが

「昨晩の地震の震源地は千葉だったね」なら

The epicenter of the last night's earthquake was in Chiba.

こんな感じになります。

 

早くも今年の台風2号が接近しているようですが

台風 typhoon が「接近している」は approach を使います。

Typhoon is approaching. という感じですね。

また、「上陸する」は hit を使うので

A typhoon will hit Okinawa tomorrow.

(台風が明日沖縄に上陸するでしょう)

 

※余談ですが

 「台風」と「typhoon」の音が似ているのは

 先に英語の typhoon という言葉があり、それに漢字を当てたらしいです。

 

日本は他の国に比べて自然災害が多いので

こういう単語や表現を知っておくのも大切なことですね。

何もないにこしたことはありませんが

Better safe than sorry. 備えあれば患いなし。

ご興味ありましたら、ぜひ日常英会話クラスに遊びに来てください♪

豆は英語で beans? Peas?

お豆類のおいしい季節ですね。

おうちで野菜を作っていらっしゃる生徒さんから

いんげんやスナップエンドウを頂いております。ありがたい。

 

「豆」を英語で言うと、まず浮かぶのは beans だと思うのですが

グリンピースの「ピース」は peas ですよね。これも豆の意味。

(英語でも green peas そのままです。sweet peas とも言います。)

自分で「はて?bean と pea の違いは?」と思ったので調べてみました。

どうも発芽の仕組みで使い分けがあるらしいです。

地面の中で豆が割れて、双葉が地上に出て行く豆が pea。

発芽の時に豆が地上まで出て、そのあと豆が割れて双葉が出るのが bean。

ほー、知らなかった。

でもどれが地面の中で割れるのか、出てから割れるのかなんて知りませんし

とりあえず背景にそういう違いがあるということで

実際の野菜の名前はもうまるっと覚えてしまうしかないですね。

 

というわけで、お豆類の英語ですが、

国や地域で違いはあるものの、以下のような表現になります。

※実際は1粒で使うことはまれなので、複数形の s を付ける場合が一般的です。

大豆は結構有名、soy bean

小豆はその色から red bean、あんこは sweet red bean paste になります。

グリーンピース :green pea, sweet pea

いんげん: green bean 

さやえんどう:sweet pea, field pea, split pea

スナップエンドウ:snap pea 

※「snap」はパチン!ポキン!という感じで切る。収穫の際がそういう感じなんですかね。

そら豆:fava bean ※fava はソラマメにしか使わないので、元の意味は不明。

 

グリーンピースといんげんが pea と beans の違いだけなんですよね。

日本語で「グリーンピース」だから、そうじゃないのがいんげんだと覚えられるかな。

ちなみに、枝豆は英訳すると green soy bean ですが

もう今では全世界的に「edamame」で通じます(エダマァメみたいな発音ですが)。

枝豆はまだもうちょっと先ですかね。

食べ物や洋服の組み合わせ、人の相性がいいのは「go well」ですから

Edamame goes well with beer. 枝豆はビールとよく合う。

早くビールと食べたいなー。

それまではいんげん、絹さや、そら豆を堪能して待っておきます♪

シニア向けをうたう意味

3月から4月の体験会で

ずいぶんとたくさんの方に入会いただきました。ありがたいー。

またたくさんの方が、英語に触れようとしてくださるのを見ると

本当に嬉しい限りです。

 

申込の多くはお電話を頂戴するのですが

結構な割合で「高齢者なんですけど大丈夫ですか?」ときかれます。

このブログでもいつもお伝えしていますが

S&Sはシニアの、主に初心者の方を対象としたクラスを行っていますので

高齢者大歓迎です。

もちろん、若い方が来て頂いても全く構わないのですが

若い方はやはり、仕事で必要など切迫感がある場合が多いですよね。

シニア向けの英会話教室として立ち上げて、はや9年になりますが

「シニア向け」ってどういう内容にしたらいいのか、結構試行錯誤してきました。

 

もちろん、英語を話せるようになりたいと思って来てくださるのですが

若い方のような切迫感はないですし

英語に触れているのが単純に楽しい。

毎日の生活の中にちょっと刺激が欲しい。

同年代のお友達とおしゃべりして過ごしたい。

そんな感じで参加頂く方が多い気がしています。

なので、英語を扱うものの、のんびり楽しくという今のスタイルに落ち着きました。

「英語クラス」とうたうにはダメダメなのかもしれません。

でも、皆さんが楽しそうに、長く通って下さっているのを見ると

こういう教室もありかなと思っています。

 

体験に来られる方には、以前他で習っていたものの

若い人についていけなくて、悲しくなってやめてしまったという方

結構多くいらっしゃるんです。

そういう方が、楽しそうにされているのを見るのが一番嬉しい。

そんなゆるーい教室ですが

よろしければ是非一度、遊びに来てみてください。

セビリアの春祭り

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GWを利用して、スペインに旅行してきました。

2020年の春に友人と予定していたものの、COVIDであえなく中止となり

今回は3年を経ての再計画。

スペイン南部を中心に回る予定だったのですが

たまたま日程にセビリアの春祭りが重なりました。

春祭りはイースターの2週間後の日曜に始まるもので

イースター自体が、春分の日の後の、最初の満月の次に来る日曜という

月齢による日程なので、毎年最大28日ずれるお祭りです。

春祭りが旅行の日程に重なるというのもそうないことで

セビリア在住の友人が声をかけてくれたのに甘えて参加することに。

 

当日、14時頃にセビリアに到着し、まずは友人宅でお昼ご飯。

(スペインの昼ごはんは14時が普通です)

たくさん頂いて、さて昼寝をしようと言われて素直に従い(これもスペインの習慣)

17時頃に起きだすと、友人が祭りの衣装を手にしていて

「これを着るといいわ。準備できたらいきましょう」

え?観光客なんでTシャツで行くつもりだったんですが…

とはいえ素直に従い、フリフリスカートに頭のてっぺんには造花をつけて

さらには友人が手配してくれた馬車に乗ってのお祭り会場入り。(写真のとおり)

馬車に乗るなんて、おそらく一生でこれが最初で最後だろうなぁ。

 

セビリアの春祭りは1週間ひたすら飲んで歌って踊るお祭りなのですが

その会場となる場所には、テントが所狭しと並んでいて

それぞれが家族や知り合い用の、いわば一見さんお断りのシステムです。

観光客用にいくつか公共テントもあり

20年以上前に参加した際はそこしかは入れませんでしたが

今回は友人のツテのテントに入り、友人の友人の友人などとわいわい飲んで

私の同行の友人はフラメンコなどもちろん踊ったことないのに

スペイン人の強引さに押され、見様見真似で踊りも参加。

私も歌ったり踊ったり飲んだりで、もう予想外の竜宮城状態でした。

 

思わぬ体験ができるのが、個人旅行の良いところです。

生徒さんたちはいつも「言葉ができないから個人は…」とおっしゃいます。

その不安ももちろんわかります。

でも、どうしようもないほどのトラブルになることはめったにないし

なにより世界の人は皆さん本当に親切で

「Hepl!助けて!」とお願いすれば、誰かきっと何とかしてくれるものです。

そのリスクをとってでも余りある楽しさがあるから

生徒さんにはぜひ、個人旅行を体験してもらいたいと切に思っています。

スペインでしたら、ご相談いただければ私が全力でバックアップしますし。

でも今回の春祭りは少しできすぎ。私の同行の友人はラッキーでした。

また今度、セビリアの友人にはお土産いっぱい持っていかなくては。

長く続けていれば

S&Sの英会話教室も、来月で丸9年になります。

開講時から通い続けて下さる生徒さんも多くて

入会時に小学生だったお孫さんが大学に合格したなどの話を聞くと

お互い年をとるはずですよねーと笑いあったりしています。

 

S&Sでは、クラスのレベル分けはしていないので

内容も難しくなっていくわけではなく

会話中心で、テーマを替えたりしながら

同じようなフレーズを何度も繰り返して練習していきます。

月2回ですし、本当にゆっくりゆっくり。

でも、先日ある生徒さんが

「今日の内容は簡単だった気がする!」とにこにこしながらおっしゃいました。

テーマがたまたま旅行の内容だったのですが

当初は旅行英会話を中心にやっていたので

出てきたフレーズは昔結構やっていたものが多かったんですね。

ゆっくりではありますが

長く続けていれば、やっぱり記憶に残る部分も多くなっていくもので

その生徒さんの中には、旅行のフレーズは結構残っていて

簡単に思えたようです。

 

語学の習得は、終わりが見えないのでくじけがちですが

気軽にやっていくことで、少しずつ言えるフレーズが自分の中にたまっていって

時間とともに話せるようになってきます。

とはいえ、その「時間」がとてもとてもかかるんですが

あせらず、脳トレの気分で楽しく続けて頂くことが

結局は一番の近道なんじゃないかと思います。

わかれば楽しい。

その楽しさを感じてもらえるようにするのが私たち講師の役割だと思って

日々教材を作っています。

また誰かから「簡単だった!」と言ってもらえるようにがんばらなくちゃ。

 

※来週はGWの関係で1回おやすみさせて頂きます。

シニアの生徒さんに学ぶこと

先日、町田教室から電車で帰ってきた際のこと。

車両の端にある3人掛けの席に座っていたら

向かいの列の、真ん中の空いた席に来られた高齢の女性の方が

「失礼します」と一言声をかけてから腰かけていらっしゃいました。

その一連の所作がとても美しく

一日の終わりをなんだか幸せな気分で過ごすことができました。

 

S&Sの生徒さんは60-70代、あるいはもっと上の方が中心だからか

何かご連絡を頂くときも、LINEなどではなく電話での通話が多いです。

電話を切る際「ごめんください」とおっしゃる方が多くて

最初は慣れずに戸惑ったものの、その耳触りの良さにいつしか真似するようになりました。

(会社員時代には「失礼します」が定番だったので)

 

クラスの始まりも、何か用事があった際などを除いては

早めに教室に来られる方が大多数で

バスで来られる方は、ぎりぎりは良くないからということで

間に合う便よりさらに1本前のバスに乗ってこられる方も多いです。

また、クラスの会話では

「梅が咲き始めましたよ」「●●公園の藤はきれいよ」など

季節の移り変わりを教えて頂くことがしょっちゅうあります。

そのたび、「藤は英語で何でしょうかー?」などと

会話を切って英語に話題を持って行く、無粋な私ではありますが。

(藤は wisteria ウィステリア、海外でもよく見かける花です)

 

毎日ばたばたと暮らしていると

ちゃんとしたご挨拶や、時間に余裕をもって過ごすことなど

ともすれば忘れがちになるのですが

生徒さんといると、日本の美しい習慣を改めて教えて頂いているようで

そういうことを大事にして生活したいなぁと、改めて思わせてくれます。

心の余裕がないと無理なのかなー。あと10年くらいしたら追いつけるかしら。

でも10年後も、やっぱり私はばたばたしている気がする…うーん。

箱根が外国人であふれてる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

またまたガイド系の話で恐縮ですが

今日、箱根へガイド業務の下見に行きました。

神奈川のガイド依頼は、横浜・鎌倉・箱根がほぼ行き先のすべてなのですが

箱根は好きで何度も訪れているものの、実は車でしか行ったことがなく

外国人観光客は基本的に公共交通機関で動きますので

依頼が来ても、動線と所要時間のイメージがつかなくて受けられずじまい。

ちょうど、もともと今日から父の墓参りで浜松に来る予定にしていたので

ならば早起きして、午前中に箱根を回ってしまおう!

というわけで、6時に家を出て、東海道線で小田原に向かった次第です。

 

とにかく初めての小田原からの箱根行きは

まず箱根神社を目指したため、バスで45分、1340円という値段に驚愕。。。

8:30に元箱根港に着いたので、まだ観光客もまばらで

何度も箱根に来ているのに、初めて箱根神社にお参りしました。

この時点で、まばらな観光客はすべて外国人。

湖にある鳥居をバックに写真を撮るお手伝いをして

急ぎ大涌谷に向かえば、外国人がたくさん富士山の写真を撮っています。

今日は快晴、この季節にしては珍しく冒頭の写真のようにきれいな富士山で

ここでも写真のお手伝いをして

「You are so lucky with this gorgeous Mt. Fuji!」と、幸運さを強調。

(外国人はいつでも富士山を見られると思っている人が多いです)

 

さらに黒たまごを食べる時間もなく、ロープウェイに乗り込むと

日本人は私1人だけ。

早雲山からケーブルカー、強羅駅で登山列車に乗り換え

途中の駅から大きなスーツケースと共に乗り込んでくる外国人客にまみれながら

無事小田原まで戻ってきました。

 

大涌谷の自然遊歩道が予約制になっていたり(以前の噴火のせいみたいですね)

ロープウェイの値段の高さにびっくりしたり

お昼を頂く場所が結構少ないことにアセったり など

やはり現地で体験しないとわからないことが多く、下見した甲斐がありました。

しかし、本当に外国人ばかりで

日本への観光の復調を改めて感じられ、嬉しかったです。

下見もできたことだし、今度は仕事で箱根をまわってみたいと思います!

桜に関する英語いろいろ

今年の東京近辺の桜は長持ちでしたね。

3月末の週末で終わりかと思いきや、朝晩寒い日が続いたせいか

先週末でもかろうじて楽しめて得した気分。

昨日の日曜は歌の仕事で山梨に行っていたのですが

あちらは桜と桃と菜の花が満開で、とても気分のよい一日でした。

 

さて、桜はクラスでもやっているように cherry blossoms ですね。

blossom は果物のなる木に咲く花なので

梅(plum)桃(peach)などはすべてflower ではなく blossom です。

※普通は1輪だけ咲いているわけではなくので、blossoms と複数にします。

 

では枝垂れ桜は?

「枝垂れ」は英語で weep という単語を使います。

もともとの意味は「(しくしくという感じで)泣く」なのですが

枝が下に向かって落ちていることから、涙が落ちるイメージなのかもしれません。

なので枝垂れ桜は「weeping cherry tree / blossoms」

tree か blossoms かはどちらでも。注目している先が違うだけですね。

でもネイティヴの方以外には伝わりにくいので

私は weeping の代わりに dropping を使うことが多いです。

 

あと、これから咲く八重桜は簡単、double cherry blossoms です。

「八重」は日本語そのものの8層になっているわけではないので

重なった感じの double でいいですね。

ちなみに八重桜は遅咲きなので、遅咲き=late bloomer を使って

Double cherry blossoms are late bloomers. と説明することもできます。

late bloomer は、日本語での「大器晩成」なたとえにも使えます。

 

さらには、今ちょうど「花吹雪」になってきていますが

「吹雪」をそのまま「storm」とかにしてしまうと、ちょっと違う感じ。

ここは shower を使って、shower of cherry blossoms でいいと思います。

さらに、花びらは英語で petal なので

shower of cherry blossom petals にすると、よりひらひら感が出ていいかも。

 

桜に関する日本語の表現は独特なものが多いので

英語でどう言うか、考えるのもまた楽しいものです。

観光ガイドその2:スカイツリーは70分待ち!

先週に引き続きの話題で恐縮ですが

今日は急遽、ご家族連れのゲストをお連れしての東京めぐりでした。

 

実は本日、鎌倉案内のはずだったんですが、一昨日キャンセルの連絡。残念。

しかしながら、前日でもガイドが決まっていない案件がわんさかあって

気持ちがガイドに向いていたので、そのうちの1件に昨日エントリーしました。

急いでゲストと連絡を取り、行き先のプランはお会いしてからということで

かなり即興ガイドになる予感にちょっと緊張。

 

9:30に新宿のホテルにお迎えに上がると

ご夫婦と、中学生くらいの息子さんが2名、ご主人のお父さんの計5名で

オーストラリアから昨夜東京に着いて

東京は今日のみ、明日は富士山で明後日にもう大阪へ向かわれるとか。

典型的な場所でいいけど、子供たちがスカイツリーに登りたいということで

かなり混んでると思うよーと言いながら、まずは浅草を目指すことに。

いやー、春休みということもあって浅草はものすごい混雑っぷり!!

5名のゲストなので見失っては大変ということで

手作りの、指示棒にリボンを付けたものを掲げて、見るからにもうガイドです(笑)。

幸い浅草寺は、週末の風雨にもどうにか持ちこたえた桜が満開で

ご家族の写真もたくさん取って、もうこの時点で大満足。よかった♪

 

その後スカイツリーに向かってみたのですが

なんと切符を買うだけで70分待ちの表示が… OH MY GOSH!!

事前にわかっていれば、予約の切符をネットで手配できたのですが。

登るのは断念。しかし間近にタワーが見れて

しかもママはソラマチでのお買い物に夢中で、それもまたよかったかと。

 

あとはアメ横に移動し、ランチを挟みながらここでもお買い物をし

渋谷交差点を見て、東急のFoodShowで食品も買って、新宿のホテルに戻ってきました。

ゲストに子供がいると、神社仏閣の比重を下げるとか

高齢のお父様に配慮して歩くペースをゆっくりにしたりとか

何より5名だと、しょっちゅう皆さんいらっしゃるか確認が必要で

また違う気疲れもあります。

ママがいるとお買い物時間も増えるし(世界共通ですね)その間お父さんとの雑談対応など

ソロゲストのケースとは違った対応になり

やはりガイドも一期一会、毎回勉強だなぁと思った次第。

明日の富士山も楽しみにしてらっしゃったので、晴れてくれるといいなぁ。

今日は1.8万歩。疲れますが、やはり楽しいガイド業務です。

久し振りに観光通訳してきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前、通訳の依頼メールが増えているということを書いたのですが

2月くらいからその件数が本当に激増してきていて

今まで連絡を頂いたことのない会社からも日々依頼が届くようになっています。

おそらく、3年の間ガイドの仕事がなかったことから

仕事を替えざるを得なくなった人も多く

いきなり依頼が来ても、すぐに受けられる人が少なくなっているのでしょうね。

あまりの多さに気の毒になり

ついに先週、1件お受けして久しぶりの通訳ガイドをやってきました。

 

朝9:30のお約束で、10分ほど前に約束の品川のホテルのロビーに到着すると

既に本日のゲストがロビーで待っていらっしゃいました(申し訳ない!)。

ゲストはおひとり、ドイツから来たKarenさん。

銀行員を務めあげて、今はリタイア暮らしということなので70歳近くかしら。

東京の一般的な名所を回りたいということだったので

地下鉄で浅草に行き、浅草寺をお参りしてからかっぱ橋へ。

その後渋谷へ移動し、渋谷交差点を見てから原宿の明治神宮へ。

さらに新宿で都庁の展望台に上がって品川へ戻るという行程でした。

ガイドが6時間の契約だったので、これでちょうどくらいです。

 

70歳近くのはずなのですが、ものすごく元気な方で

この行程を6時間で私と一緒にずっと歩いて頂きました。

「ランチはどうしましょう?」ときくと

「お昼はいつも本当に軽いから、何か軽食でいい」とおっしゃるので

渋谷のデパ地下でえび天のお惣菜と串カツのようなものを買って

ハチ公の前に座ってつまんで、休憩はそれだけ。

ヨーロッパ人は本当によく歩くのですが、久しぶりにそれを思い出しました。

品川でお別れした時には、歩数が2万歩になっていてびっくり。

歩くのが好きな私でも、久しぶりのガイド業務ということもありぐったりでしたが

でも「いろいろ行けてよかったわー」と、笑顔で言って下さったので

こちらも受けた甲斐があり、楽しい一日でした。

 

久し振りの観光地、浅草、明治神宮、都庁展望台でしたが

本当に外国人観光客が戻っているのを実感しました。

そりゃガイドの依頼もあれだけ来るよなぁと、改めて認識した次第です。

来週は鎌倉観光の依頼も1件受けてしまいましたので

今週は鎌倉の名所の情報を復習しておかなければ。

せっかくの桜の季節ですからその情報も必要ですし、なかなか手間がかかります。

でもやっぱり、喜んで頂けると嬉しい。

改めてガイド業務の楽しさを感じられた一日でした。

山菜のおいしい季節

母からLINEが届きました。

「つくしをたくさん採ってきたから、煮て送るわねー」

あぁそんな季節か。

実家はそこそこな田舎なので

つくしの後は筍、次に淡竹、そして桑の実と母の採りものは続いていきます。

妹に聞けば、つくしのはかま取りに1時間半かかったとかで

その量を想像して気が遠くなりました。

どうして自分で食べきれないほど採るのだろうと、いつも思うのですが

生えていれば採りたくなるようで

妹いわく「動いてるから身体にええし、やらせといてあげたらええんちゃう?」

そうね、そう思いましょう。でも山ほどのつくしが届く身にもなって…

 

そういえば、野や山に生えている植物を山の幸として頂くのは

日本以外あまり聞いたことがありません。

春先にたらの芽やふきのとうなどの味覚を楽しみにするのは

季節感を大切にする日本人ならではの行事のひとつですね。

なので英語にするのが難しいのですが、山菜そばなど結構観光客が接する機会もあるので

説明するときは「edible wild plants」と言ったりします。

edible は「食用の、食べられる」という意味で

最近は日本語でも、食用の花を「エディブルフラワー」などと言ったりしますね。

山菜もそれぞれ、英語の名前はもちろんついていますが

学術的なものだし、言っても全員知らないのは明らかなので

ワラビなら「a kind of edible wild plants, Warabi」とかでOK。

ちなみにつくしは英語で「horsetail」ですが

これはスギナも含めた植物としての名前です。

日本語では土の筆と書くのに、英語では馬のしっぽなのは

スギナの状態のふさふさからきているのかもしれません。

もしつくしそのものを言うなら

「young horsetail」か「horsetail shoot」がいいのかも。

shoot はしゅっとした形の芽のことで、筍も「bamboo shoot」です。

 

こんなの書いてたら、山菜のてんぷらが食べたくなってきました。

近所の小料理屋さんがいつも出してるから、そろそろあるかな。

こういう気持ちになると、改めて自分が日本人なのをしみじみ感じます。

いつのまにか外国人がたくさん!

昨日、友人にランチに誘われて渋谷に向かいました。

渋谷に行くのはちょっと久しぶり。

昨年10月に用事があって行った際には、まだ外国人の姿はそれほどでもなかったのですが

昨日ハチ公前を通ると、耳に入ってくるのは英語ばかり!

見渡せばあちこちに外国人観光客の姿があって

いつのまにかCOVID前の世界に近づいてきていました。

 

通訳案内士の免許を持っていることから

いろいろな観光業の会社から通訳の依頼メールが届くのですが

昨年の年末あたりからその数がかなり増えてきているのは実感していました。

で、それがこの2月あたりから毎日のように届くようになり

つい先日は、1社の「どうか誰かお願いしますー!」というメールの中の案件の数が

3月中だけで300件を超えていました。

このあと桜の季節を迎えるにあたり

この会社大丈夫かしら…と心配にすらなったくらいです。

 

私はクラスがありますし、幸いこのところクラス関連のお問合せが増えてきて

暖かくなったら体験会も予定していますので

通訳案内業の方は、まだ全く手を付けていないのですが

さすがに気の毒になって

近々少しくらいはお手伝いしようかしらと思ったりもしています。

ただ案内するとなると、お客様の意向を聞いて

ルートを組み立てて、行き先の情報をまとめて…と

準備に結構手間がかかったりもしますし

ブランクがあるとなおさら「えいやっ!」という気になれないのも事実。

観光業界の方々は今、大変なんだろうなぁ。お気の毒に。

 

桜の頃には、ますます外国人の姿が多くなるのでしょうか。

国内の有名な観光地には、行けるなら今のうちに行っておいた方がよさそうですね。

韓国からの国際線が多い九州などは、既にもうCOVID前に戻っているとも聞きますが。

毎日気軽に英語を勉強 "Duolingo"

"Duolingo"という、英語学習アプリをご存知でしょうか。

世界で5億人以上と、最も使われているアプリで

スマホの他、パソコンでも使用できるようになっています。

 

英語を勉強するアプリはいろいろありますが

このDuolingoは、ゲームのようになっていて

問題をクリアすると、かわいいキャラクターが褒めてくれたり

ある程度続けるとチャレンジ問題が出て、それができるとご褒美がもらえたりで

自然に楽しく続けられるようになっています。

とはいえ、内容もちゃんと工夫されていて

34時間Duolingoをすると

大学で1学期間、外国語の授業を受けたのと同じくらいの学習効果があるんだとか。

また、出題される単語や文の頻度も、人間の忘却曲線という科学的なデータに基づいて

どのタイミングでどの単語を出題するかが決まっているらしいです。

 

私も一度試してみるべく、先月からDuolingoでポルトガル語を始めました。

始めに目的(ビジネス・旅行など)やどれくらい頑張れるか(1日5分?10分?など)を聞かれ

あとはもう始めるだけ。簡単です。

スペイン語が話せるので、正直結構ズルな感じではありますが

(スペイン語とポルトガル語は、おそらく標準語と関西弁くらいの違いです)

登録すると、毎日「Duolingoやった?」とメールが来るので

「あ、やらなくちゃ」となりますし

1日5分とか10分とかって、正直なんとでもなりますよね。

それこそお風呂につかりながらでもできてしまいます。

そしてやればゲームのように進んでいくので、楽しく言語に触れておしまい。

 

この、1日10分、でも毎日継続というのが

語学の学習にとっては一番大切なことなんです。

どんな教材を使ってもいいから、とにかく毎日、少しずつ触るのが効果的。

その点で、このDuolingoは本当によくできていると思います。

現在、日本語でできるのが英語、フランス語、中国語、韓国語で

その他の言語はガイダンスが英語なので、ちょっとがんばらないといけないです。

あと、一度英語も見てみたのですが

正直とてもレベルが簡単なので、ちょっとできる人には満足感がないかも。

ただ、スピーキングも練習できるようになっているので

発音の練習には役に立ちそうです。

登録してみて簡単すぎたら

先のステージの方に「ここに飛び級する?」というボタンがあるので

そこまで飛んでテストを受ければ、簡単すぎるのをだらだらやらずに済みます。

 

こんな風に言語を学べるようになっていることにちょっと感動。

ご興味あればDuolingo のサイト、見てみてください。

(S&Sとは全く関係ありません)

https://ja.duolingo.com/

花粉症を英語で?

だんだん暖かい日も増えてきましたね。

私自身は何のアレルギーもなく、本当に親に感謝の健康体なのですが

このところ花粉症持ちの生徒さんたち、辛そうな方が増えてきました。

 

花粉症、調べると英語では「hay fever (ヘイ フィヴァ)」と出てきます。

hay は干し草、fever は熱ですね。

どうも、干し草によって鼻水やくしゃみが出たり、熱っぽくなる症状があるようで

そこからこの言葉ができたようです。

でも、私は日本語そのままの「pollen allergy(ポレン アラジィ)」を使います。

花粉のアレルギー、言葉そのものなのでわかりやすいし

多分英語ネイティヴじゃない人には、hay fever と言ってもピンとこない気がするので。

 

身体の症状は基本的に「I have ~」を使えばいいので

「私花粉症です」なら「I have a pollen allergy.」ですね。

せっかくですから他の症状も言えるようにしましょうか。

「鼻水が出ます」は「I have a running nose.」

run は走るの意味ですが、止まらず動くという意味でもあるので

こういう風にも使います。

くしゃみは sneeze,「くしゃみが出る」という動詞でも使うので

「I have a sneeze.」でも「I can't stop sneezing. (くしゃみが止まらない)」でも。

目がかゆい人もいますね。「かゆい」は itchy。

今までの「I have ~」を使えば「I have itchy eyes.」とも言えますし

単純に「My eyes are itchy.」でもOKです。

 

くしゃみと言えば

「はくしょん!」という擬音は、英語では「Achoo! (アチュゥ)」になります。

なるほど、言われてみればそう聞こえなくもありません。

言語によって、擬音も少しずつ違うのがおもしろいですよね。

そして誰かが「Achoo!」としたら、周りは「Bless you!」

Bless は本来、神が恵みを授けるという感じの意味ですが

ここでは God が隠れていて

「神様がお恵み下さいますように」から「お大事に」の感じで使われています。

そして、くしゃみをした本人は「Thank you.」

この「Achoo!」「Bless you!」「Thank you.」のやりとりは

本当に普通に行われますので

誰かがくしゃみをした時には、Bless you! とつぶやくくせをつけるといいかも。

いつもお伝えしていますが

口にだした数だけ、英語は身についていくものですよ。

瀧島未香さんは海外でも有名

瀧島未香さんというお名前、ご存知な方も多いのではないかと思います。

「タキミカ」という愛称の方が有名でしょうかね。

昭和6年生まれ、先月92歳になられた

日本で最高齢のフィットネスインストラクターとして活躍されている方です。

65歳で減量のためトレーニングを始められたことをきっかけに

現在でも毎日のウォーキングとジョギング、トレーニングを欠かさず

100歳までインストラクターを続けることが目標だとか。

 

Youtubeを見ていると、英語でもタキミカさんの紹介をする動画が出ていて

視聴回数もかなり多いようです。

92歳のインストラクターは、やはり海外でも衝撃的なんですね。

英語ですが、日本語で知っている内容ですから

英語で見聞きするのも比較的ラクだと思いますので

たまにはそういうのを見るのも、楽しく英語に触れる機会になるかと思います。

 

寄せられているコメントも、もちろん英語。

世界中から「私は65歳ですが、今からの励みになります」とか

「刺激を受けました!」など

これらも内容が想像がつくので、多少単語がわからなくても大意はつかめます。

何より、世界中からということは、英語が母国語ではない人も多いわけで

そういう方の英語は、なおさらわかりやすいです。

 

そんなコメントの中に、以下のような一文がありました。

“Don’t use age as an excuse to be lazy”

「年齢を使うな / 言い訳として / 怠けるための」

直訳するとこういうことになるでしょうか。

日本語だとちょっときつい言葉に聞こえるかもしれませんが

英語なら、なんだかおまじないのように思えてよくないですか?

S&Sの生徒さんには、この言葉を体現して

いろいろなことに挑戦されている方も少なくありません。

年齢を重ねれば、生き物としての身体の劣化は自然なことですが

無理をするのではなく、どの年齢でもできる可能性を広げていく姿勢が大事。

“Don’t use age as an excuse to be lazy”

私もこのおまじないを唱えながら、先輩たちの姿を目指していこうと思っています。

音読は脳を活性化するそうですよ

今月から、町田と阪東橋で英語の絵本音読クラスが始まりました。

私は直接担当していないのですが

それぞれのクラスの講師ががんばって、楽しいクラスにしてくれようとしています。

 

先日、どこかの大学教授の方の記事で

脳の活性化には音読が効果的とおっしゃっているのを読みました。

脳の機能は年齢とともに変化し、情報処理の速度が遅くなっていきます。

「ほら、あの人、昔映画によく出てきた、えーっと…」

というのは、脳の情報処理が追い付いていないということらしいです。

その情報処理を担っているのが、額の裏側にある、脳の前頭前野という部分なのですが

大きな声で音読すると、この前頭前野が活性化するそうなんですね。

 

絵本クラスはまさに音読を主目的にしていますので

まさに脳の活性化にぴったり!

今度募集する際には、この記事をコピーして配っちゃおうかしら。

でも、当たり前ですが

会話クラスでも教材の会話を声に出して読んでみてから練習しますし

もともと語学の練習では、繰り返し声に出すことが基本の1つになりますから

絵本の音読クラスのみならず

英会話クラスに来て頂くのは老化防止にとてもいいということなんです。

さらに、外国語を学ぶことは、脳の情報処理能力の向上に役立つことは

既に様々な研究で明らかになっています。

 

逆に、前頭前野がゆるゆるになって、認知機能が落ちる状態は?というと

なんと、テレビをぼーっと見ている時だとか。

何もすることがないわーという方がいらっしゃったら

テレビを見るより、S&Sで英会話を楽しみに来て下さるといいなぁ。

ついでに、おしゃべりして笑うことも、脳の活性化には大切。

英語はのんびり、それよりも毎日を楽しむための教室です。

「面倒をみる」の2つの言い方

先日、久しぶりに家で映画を見ました。

「ファーザー(原題:The Father)」という、2020年の作品で

日本では2021年に公開され、私も劇場で見たいと思いつつ逃していた映画でした。

認知症の老人の視点から、現実と記憶の中をさまよっていくような筋書きで

理解するのに少々頭を使うことが必要なのですが

主役のアントニー・ホプキンスの演技がすばらしくて

それだけでも見る価値のある作品でした。

彼はこの作品で、アカデミー賞の主演男優賞を獲得しています。

83歳での受賞。すばらしい。

 

アントニー・ホプキンスが演じる老人は、ひとりでアパートに住んでいるのですが

心配した娘が、介護人をつけようとします。

自分は大丈夫だと思っているアントニー、

「面倒を見る人なんか必要ない!」とかたくなに拒否するのですが

その際「世話をする」の意味で「look after」と言っていました。

あれ?「世話をする」は take care of を使わないのかな?と疑問。

調べてみると、いろいろな角度からの使い分けがあって

1.アメリカは take care of, イギリスでは look after 

2.義務的なお世話は look after, 気持ちの入っている場合は take care of

 

というのが主な違いなんだそうです。

映画の舞台はロンドンでしたので

イギリス英語ということで Look after が使われていたんですね。

意味的なところでの使い分けを考えると

「彼女は母親の介護をしています」であれば

She is looking after her mom. になりますし

「うちの息子の面倒を見てくれない?」であれば

Can you take care of my son? という感じですね。

また1つ勉強になりました。

 

ちなみに、ロンドンが舞台のこの映画では

アンソニーの住むアパートは「flat」と呼ばれています。

これもイギリス英語で、アメリカだと分譲なら condo, 賃貸なら apartment が普通です。

クラスでもお伝えしていますが、日本語の「マンション」

英語でも mansion という単語がありますが

意味は「大豪邸」マイケル・ジャクソンが住んでいそうな家のことです。

英語で「I live in a mansion.」なんて言うと

とんでもない大金持ちってことになっちゃいますので、お気をつけて。

絵本クラス開講!

先週、町田教室で「英語で絵本を楽しもう」というクラスの体験を行いました。

英会話のクラスでも、お楽しみ会と称して会話を離れる回もあり

動画を見たり、時々絵本を読んだりもしているのですが

今回は、絵本を読むことに特化した、新しい講座の開講です。

 

もともと、S&Sでは日本語での朗読クラスもやっているのですが

おひとりで家にいると話すことがなくなり、声が出なくなって…という方や

読み聞かせをしてみたいという方などが参加頂いています。

朗読は、活舌を良くしたり、感情をこめたりして読む練習ですので

英語でそこまでを練習するのはなかなか難しいのですが

声に出してみる「音読」であれば

英語に興味があり、会話は恥ずかしいけど読むだけなら という方に

気軽に参加して頂けるかしらと思い、準備してみました。

 

体験では「はらぺこあおむし(原題:The very hungry caterpillar)」を扱い

英語のリズムを表現できるよう、リンキングや脱落を意識して読む練習をして頂きました。

「はらぺこあおむし」をご存知ない方もいらっしゃいましたが

皆さんなかなかお上手で、リズムを意識すると絵本も生き生きと聞こえます。

お孫さんに聞かせたいという方もいて

一緒に読んだら楽しいだろうなと、こちらも嬉しくなりました。

 

というわけで、町田教室での英語の絵本クラス

2/2から第1&3週の木曜10時にスタートです!

会話クラスの生徒さんにも、興味を持たれる方が多くて

振替で一度参加してみようかしら という声も聞こえてきています。

もしご興味あれば、お気軽にご連絡ください。お待ちしています♪

今年もゆっくり、楽しく

1月も早くも半ばとなり

お正月気分もすっかりどこへやらという感じですが、

英会話のクラスは第1・3週に行っているので

今月は1週目がお正月休みで、本格的なクラスの始まりは今週から。

まだご挨拶できていない生徒さんたちも多いので、お会いできるのが楽しみです。

 

とはいえ、1週目の終わり頃にはクラスも始まっているのですが

やはり年が変わると、昨年のことはいったん完了の気分になるためか

昨年にやったクラスの内容は、きれいさっぱり頭から消えてなくなっています。

通常から、2クラスやったら復習回というサイクルで進めていますが

ちょうど復習回からになったクラスでは

「まったく覚えてないわー」「こんなのやったかしら」のお声。

真面目な方は落ち込みながらおっしゃいますが

いいんです、いいんです、

1回で覚えられたらクラスに来て頂く意味もありません。

 

休憩時間にお正月の過ごし方などを伺って

りんごきんとんを作ったという方がいらっしゃると

「あらおいしそう」「作り方は?」という話から

お互いのレシピの披露会になり(もちろん日本語ですが)

盛り上がってるなぁ。えーっと、クラスをどこで再開しようかしら。

 

新年だからではなく、いつもこんな感じでゆったり流れていくクラスですが

お勉強する場所を提供しているつもりはないので

クラスの中で英語に触れながら、お友達と楽しく過ごして頂ければ

それが一番嬉しいことです。

S&Sは今年もゆっくり、楽しく。

そしてそれを楽しんで頂ける方がまた増えることが、今年の一番の願いです。

海外旅行は今やキャッシュレス

おそばせながら、あけましておめでとうございます。

元日にニュージーランドから帰国し、クラスも始まって

もうすっかりお正月気分もどこへやらな感じです。

 

ニュージーランドでは、久しぶりの英語圏での旅行で

毎日なんのかんのと英語で話す機会があり

クラスで練習している旅行の英会話、ちゃんと使えると改めて実感。

これから海外旅行に行くみなさん、自信を持って使って頂きたいです。

 

さてさて、今回の旅行で一番印象的だったのがお金の件。

いつも友人との旅行では、ある程度の現金を出し合って共同のお財布を作り

そこから毎日の食事や入場料などを払っていたのですが

今回現金を使ったのは1度だけ、海辺の屋台での食堂での支払いのみで

あとはすべてカード払いでした。

教会の寄付までカードで処理できるのにはびっくり。

2人あわせて1万円だけ、とりあえずNZドルに両替していったのですが

結局最後に空港でお茶をして使い、残りは寄付して帰ってきました。

 

ホテルに宿泊すれば、いろいろとチップなど必要かもしれませんし

(自炊したかったので、アパートを借りていました)

今回、食料品の買い物はすべてスーパーだったので

市場に行くなら、もしかしたら現金だったのかもしれないですが

少なくともCOVIDで封鎖される前より、確実に現金の必要度合いは低くなっている感じです。

渡航先にもよるでしょうが

今後海外に行かれる方は、両替は最小限にされた方がいいかもしれません。

 

逆に、日本に来られる海外からの観光客にとっては

日本は本当にカードが使えない国に見えるんだろうなーと

そんなことも実感できた体験でした。

通訳ガイドの依頼も、ものすごい勢いで増えてきていますので

そのあたりの日本事情の説明や対応も、ちょっと自分の中で更新しておかないと。

世界の変化は本当に速い。今年もがんばってついていきます!

NZでのクリスマス

担当のクラスも先週で今年最後。

休暇を利用して、ニュージーランドに来ています。

南半球なのでこちらは夏、このところ寒かった東京から来ると天国です。

 

初めに訪れたのはテカポという湖。

星空が美しいことで有名で

現在、世界で初めての星空での世界遺産を目指しているところです。

クライストチャーチからレンタカーで3時間走ったのですが

途中は土砂降り、到着しても空は厚い雲で覆われていて

今日は星は望めないかなー、2泊の予定だからまぁ明日かな…と思っていたのですが

夜がふけるにつれいつのまにか雲も切れていて

外に出てみると空いっぱいの星!

星空が楽しめるよう、村全体で明かりを押さえるよう努力していて

少しだけホテルから離れてみれば

真っ暗な闇の中で天の川がはっきり見えるほどの満天の星です。

一緒に来ている友人とともに、湖畔のベンチに座ってぼーっと眺めてしまいました。

 

テカポ湖の美しさは夜だけではなく

その水は、氷河から流れる石灰が混ざって乳白色ががった青をしていて

昼間見るその湖の色もなんともきれいで、これもまたいつまででも眺めていられそう。

自然を楽しむのがだいご味ですので、これといった名所旧跡はないのですが

それでも1か月でもここにいられると思った場所でした。

 

ニュージーランドは、日本から北海道を除いたくらいの広さで

そこに約400万人、横浜市より少し多いくらいの国民の数しかいません。

車で走れば、ひたすらに美しい広大な風景が続きます。

豊かさの基準は人それぞれだと思いますが

この星空と風景を持つこの国の、気持ちの豊かさを感じられる気がします。

接した人も皆ほがらかでおおらか。

心が癒されますね。

 

今日はすでにクライストチャーチという、ちょっとした都会まで移動してきましたが

この後もどんな風景が楽しめるのかわくわくしています。

私の旅好きは、やはりこの気持ちを味わいたいからなのでしょうね。

あと1週間ほど、真夏のクリスマスを楽しみたいと思います。

皆様もよい年末をお過ごしください。

 

※来週はお正月のため、1回お休みさせて頂きます。